家庭内映画館

ホームシアターやAV機器、映画の感想・映画にまつわる話をだらだらと書き綴っていきます。

「デスドール」・・・(869)

2014-12-28 20:51:05 | Weblog
「デスドール」NEEDLE
監督:ジョン・V・ソト
出演:マイケル・ドーマン、トリルビー・クローヴァー、タヒーナ・トッツィ、 ジェシカ・マライス、トラビス・フィメル、他
2010年・アメリカ・89分<レンタル>

<STORY>
オカルト信者だった19世紀の天才技術者が作った、人を死に至らしめる呪いの箱。それを巡って起こる不可解な残虐殺人に、大学生と検察カメラマンの兄が挑む...

全然内容を知らずに観てみました。
スラッシャーなのかと思ってたら、思いっきりオカルトですよね~
呪いを使った連続殺人、というか復讐劇です。
まぁ特に可もなく不可もなくなオカルトホラーでした。
暇つぶしレベルでもあんまりオススメはしませんね...

「クローズEXPLODE」・・・(868)

2014-12-22 14:30:49 | Weblog
「クローズEXPLODE」クローズEXPLODE
監督:豊田利晃
原作:高橋ヒロシ
出演:東出昌大、早乙女太一、勝地涼、KENZO、矢本悠馬、やべきょうすけ、高橋努、高岡早紀、板尾創路、永山絢斗、柳楽優弥、他
2014年・日本・129分<レンタル>

<STORY>
新学期を迎えた鈴蘭高校では空席となった頂点をめぐり、野心的な新3年生たちが火花を散らす。しかし、そんな抗争に興味を示さない3年の転校生・鏑木旋風雄と好戦的な新入生・加賀美遼平の登場により、校内の勢力図は大きく変わろうとしていた...

原作コミック「クローズ」のファンで、この映画化シリーズも観てきました。
映画化に際して、原作者の高橋ヒロシは原作のスピンオフ的な世界観で描く事という条件を提示して「クローズZERO」「クローズZERO II」が製作されました。
監督が三池崇史ってこともあったのでしょうけど、まぁそれなりに楽しく観れました。

当たり前と言えば当たり前なのですが、続編が作られると話が先に進みます。
今作にしても、原作「クローズ」の海老塚三人衆も名前は出て来てますし、原作とシンクロしてる部分もあります。
ただ、年代的に原作の主人公である坊屋春道は登場していてもおかしくないですし、
原作に登場してるのにいない人物、逆に映画に出てくる人物の大半は原作には出てきません。
トータルで見れば、「クローズ」の世界観を使用しつつも、いわゆる”パラレルワールド”的な展開ですね。
学校名や何人かのキャラクターを除いて、正直言ってどこにでもあるような学園不良アクションドラマです。

原作もまぁそうなんですけど、基本的には同じことの繰り返しで
正直言って「クローズZERO」だけで止めときゃ良かったのにな~って感じですね。
前2作との決定的な違いはアクションシーンに迫力無さ過ぎです。
プロデューサーはまだまだ続編を作るような発言をしてますが、まず監督の交代は必須ですね。
できれば三池監督に戻すべきです。そうすればもうちょっとマシなものが出来るのではないでしょうか?

私のように原作ファンで思い入れのある人はもうそろそろキツくなってきましたね。
これだったらテレビドラマ化された「QP」あたりを本気で映画化した方が良いものが出来るのではないですかね~

「ゾンビ・ナイト」・・・(867)

2014-12-13 21:02:55 | Weblog
「ゾンビ・ナイト」ZOMBIE NIGHT
監督:ジョン・ギャラガー
出演:アンソニー・マイケル・ホール、ダリル・ハンナ、アラン・ラック、レイチェル・G・フォックス、他
2013年・アメリカ・89分<レンタル>

<STORY>
突然、世界中で死者が甦り人々を襲い始め、パニック状態になる。秩序を失ったカリフォルニアのある町で、パトリックは妻と娘と一緒に決死の戦いを続けていたが...

監督が『フィースト』のジョン・ギャラガー、キャストが『デッドゾーン(TV)』のアンソニー・マイケル・ホールに『ブレードランナー』のダリル・ハンナということで
まぁそんなにヒドい作品では無いだろうと思い観てみました。

まず邦題が手抜きだな~と思ってたら原題そのままだったんですね(笑)
あとDVDの盤におもいっきり「ニューセレクト」と入ってまして(ご存知の方も多いと思いますが、あのアルバトロスの関連会社です)
これはもしかしたら地雷なんかな~と思いつつ再生。
雰囲気はそんなに悪く無いです。
最初にゾンビが襲ってくるのが墓場だし、ノロノロゾンビだし、おそらくロメロの「ナイト・オブ・ザ・リビング・デッド」へのオマージュだな~と。
その後もお約束の立て篭りサバイバルがあったりして個人的には嫌いでは無いのですが、何と言うか全体的に甘いです。
低予算なのはわかりますし、その割にはかなり頑張ってると思うのですが、脚本が悪いんですかね~
もっと丁寧に撮ればもっと良くなっていたと思うだけに残念です。

wikiなんかで見てみると、どうやらTVムービーのようですね。
まぁ正直、いわゆる2時間ドラマとして見れば凄まじくクオリティ高いですよ。
でも、一映画作品としてはB級・C級の域を出ないものでした。
ラストもハッピーエンドだか何なんだか中途半端なものでした...とにかく脚本がダメすぎなんでしょうね。

「マウント・ナビ」・・・(866)

2014-12-08 10:16:05 | Weblog
「マウント・ナビ」マウント・ナビ
監督・脚本:千葉誠治
出演:片山享、秋山タアナ、友松栄、金子彩奈、國重直也、他
2014年・日本・72分<レンタル>

<STORY>
自主制作のホラー映画を撮影するため、不吉な伝承が残るなび山に入った若い男女のグループが、惨殺死体となって発見される。そこに残されていたビデオカメラには、なび山に入った彼らが上空に浮かぶ謎の飛行物体を目撃し、その正体を突き止めるため、山のさらに奥深くへと踏み込んでいく映像が残されていた...

まだPOV使うか?という感じも否めないモキュメンタリーホラー。
観るまで知らなかったのですが、「映画秘宝」系の作品なんですね。
う~ん...最近は呪いのビデオ系の作品が多いので、とりあえず長編ホラーはドンドン撮っていただきたいのですが
凄まじいくらいの低予算、しかもそれを補う感じもイマイチ見られない(笑)開き直ったかのような山奥での撮影、
そして自主映画の撮影ということでPOVの必然性を出してるのでしょうけど、”常識があればここではカメラは回さない”というようなシチュエーションでも
カメラを回してるところはやっぱり興ざめですね。

監督が「AVN エイリアンVSニンジャ」の千葉誠治ということもあるんでしょうけど、ホラーというよりはSFですよね。
クリーチャーが出てきますが、ホラーっぽさは全く感じません。
「フィースト」とか「悪魔の受胎」とか、まぁ色んなとこから色んな要素を持って来た感じですね。
とりあえず残念な出来でした。

追悼 2014.8.24

2014-12-03 11:57:17 | Weblog
新東宝や東映の映画を中心に活躍し、2012年に役者業引退を表明した俳優の菅原文太さんが11月末に亡くなっていたことがわかりました。81歳でした。

----------------------------------------------------------------------------------------------------------------

先日の高倉健さんに続き、菅原文太さんもお亡くなりになりました。
世代的に高倉健さんはあまりよく知りませんが、菅原文太さんの出演したヤクザ映画は
丁度私がレンタルビデオでバイトしてる頃にビデオが発売されたので学生の頃によく観ました。
特に「主演:菅原文太×監督:深作欣二」コンビの作品が一番好きで
今さら私があれこれ言うまでもない、ヤクザ映画の金字塔「仁義なき戦い」シリーズは今でも時々見返しております。
最近は露出も少なく、映画やドラマへの出演もほとんど無いような状況でしたが、本当にただただ残念です。

ご冥福をお祈りします。