家庭内映画館

ホームシアターやAV機器、映画の感想・映画にまつわる話をだらだらと書き綴っていきます。

「コラテラル」・・・(12)

2005-06-30 00:43:28 | Weblog
「コラテラル」監督:マイケル・マン/出演:トム・クルーズ・ジェイミー・フォックス他/2004・アメリカ・120分<レンタル>
ロバート・デ・ニーロ&アル・パチーノの共演で有名な「ヒート」のマイケル・マン監督作。個人的にはマイケル・マンってクールでスタイリッシュな映像を見せてくれる、とても好きな監督なんですけど...この作品は「何だかなぁ~」って感じも無きにしも非ず。
L.A.で5件の殺人を請け負った殺し屋。知らずに乗せてしまったタクシードライバーが彼が殺し屋だと知り、殺人を阻止しようとする...「とりあえず全員殺してトンズラ」っていう殺し屋が主人公...トム・クルーズが合ってるのか合ってないのかはイマイチ判断しかねますが、別のキャスティングもありっていう感じはしましたね。
でも冷静に考えてみると、タクシー運転手役のジェイミー・フォックスの方が主役ですよね?これ。

時流に乗ってみた

2005-06-25 00:22:21 | Weblog
「ミュージカルバトン」というものを最近よく見かけるなぁ~などと思っていたら「怪獣玩具日記」のgodzilla様からまわってきました。こことは別でやってる”日記ブログ”の方でいただいたんですけど、一応音楽に関しては映画と同じくらいのこだわりを持っておりますので何の制約もなくやるとまとめられないと思い、ここで「サントラ限定」でやることにしました。

「ミュージカルバトン」とは?
”音楽に関するいくつかの質問が「バトン」として回ってきたら、自分のブログ上でこれらの質問に答え、次の 5 人を選びその人にバトンを渡す”というものだそうです。
=質問=
①Total volume of music files on my computer (コンピュータに入ってる音楽ファイルの容量)
②Song playing right now (今聞いている曲)
③The last CD I bought (最後に買った CD)
④Five songs(tunes) I listen to a lot, or that mean a lot to me (よく聞く、または特別な思い入れのある 5 曲)
⑤Five people to whom I'm passing the baton (バトンを渡す 5 名)

1)Total volume of music files on my computer (コンピュータに入ってる音楽ファイルの容量)・・・現在PCって色んな使われ方をしているようですが、私はPCを”オーディオ”として認識しておりません。したがって容量はもちろん”ゼロ”です。

2)Song playing right now (今聞いている曲)・・・一番最近聞いたサントラは「死刑台のエレベーター/マイルス・デイヴィス」

3)The last CD I bought (最後に買ったCD)・・・「ランボー/ジェリー・ゴールドスミス」古いですがサントラ限定ってことで...

4)Five songs(tunes) I listen to a lot, or that mean a lot to me (よく聞く、または特別な思い入れのある5曲)

「ジェニファー」(映画”フェノミナ”より)メインテーマでは無くサントラの中の1曲ですが、幻想的でとても美しい曲です。
「メイン・タイトル」(映画”ニューヨーク1997”より)ジョン・カーペンター監督自らが音楽も手がけております。チープですが(笑)カッコいい曲です。
「ターミネーターのテーマ」(映画”ターミネーター”より)この曲もカッコいいですね!劇場で観たときは冒頭からこの曲が流れて本当にドキドキワクワクした思い出があります。
「メイン・タイトル」(映画”タクシードライバー”より)できればベタな選曲は避けたかったのですが...あっ!ターミネーターも結構ベタですね(苦笑)。この映画は14才の時に名画座でリバイバルで見ました...イヤなガキだ(笑)何も言うことは無いです。映画も音楽も素晴らしいです!
「It Can't Rain All The Time/JANE SIBERRY」(映画”ザ・クロウ~飛翔伝説~”より)「フットルース」以降、歌モノがサントラとして当たり前のように定着しましたが個人的にはやはりインストの方がなんか雰囲気があって好きです。とは言え、もちろん歌モノにも良い曲はいっぱいあるので1曲だけ入れてみました。ブルース・リーの息子、ブランドン・リーの遺作となった”ザ・クロウ”のエンディングで使われた曲です。映画の内容や撮影中の事故でブランドン・リーが亡くなったことを思えば、まるで鎮魂歌のように聞こえてくる美しく儚げな曲です。

5)Five people to whom I'm passing the baton (バトンを渡す5人)
残念ながら周りでブログをやってるほとんどの人たちにはすでにバトンがまわってきているようなので、1人だけですが「イエロープレーツ」田中シンヤ様よろしくお願いします。

「ヘルボーイ」・・・(11)

2005-06-22 23:27:24 | Weblog
「ヘルボーイ」監督:ギレルモ・デル・トロ/出演:ロン・パールマン他/2004・アメリカ・132分
アメコミが原作のSFアクション。人間に育てられた、魔界からやってきた”ヘルボーイ”が平和のために怪僧ラスプーチンや怪物と死闘を繰り広げる...まず何がダメかというと(いきなりダメだしかい!)やっぱりヘルボーイがヒーローなのにカッコ悪いこと。姿形はもちろん、言動・行動もなんかしみったれてるし...(笑)。画面はもちろん派手で見栄えはしますし、暇つぶし程度には楽しんで見れるかと思いますが、まぁそのレベルです...まだ「X-MEN」の方が面白いです。

「エイリアン VS プレデター」・・・(10)

2005-06-08 22:14:44 | Weblog
「エイリアン VS プレデター」SF・ホラーファンにとってはまさに”夢の共演”って感じでしょうか?古典キャラでは「ドラキュラ対フランケンシュタイン」なんて怪作もありましたが、近年のものでは「フレディ VS ジェイソン」がはしりってことになりますかね?ただ「フレディ~」が正直期待はずれだったので今作もあまり期待はしていませんでした。で、結論から言うと”それなりに面白い”です。”敵の敵は味方”ってことで人間とプレデターが手を組んでエイリアンと戦うってのが、何て言うか片方に感情移入せざるを得ないような作りなのがちょっとアレですが...まぁ上手くまとめていくストーリーってことになればこういう感じになるのはしょうがないですね~。
「エイリアン1・2」を越えるのは無理ですが、「プレデター」シリーズや「エイリアン3・4」あたりとは肩を並べるくらいの出来といってもいいのでは?と思います。少なくとも見て損の無い1本です。

フロントサラウンド・・・その2

2005-06-01 02:26:58 | Weblog
というわけで...その方式は様々で、高性能デジタルアンプ・小型スピーカー40個・ウーファー2個をワンボディに一体化した「YAMAHA YSP-1」やボーズ独自の信号処理により、フロントスピーカー2本だけで5.1chフルサラウンドを再現した「BOSE 3・2・1GS Series II」のような15~20万円近くするようなものから6~7万円くらいの買いやすい値段のものまで色々あります。
実は私自身フロントサラウンドというものを体験したことがないので断言はしづらいところですが、あえて言うと”名の通ったメーカーのものでそれなりの値段”なら大丈夫だと思います。日本の一般家庭で鳴らせる音なんてたかが知れてますし、小型のスピーカーでも性能の限界までの音を出すことなんてそうそう無いですよ。もちろん実際にお店で試聴してみるのが一番ですが、家電量販店の簡易セッティングでは(周りもうるさいし...)多分わからないと思うので...試聴の場合は専門店かそれなりの試聴スペースのあるお店に行きましょう。
個人的には「フロントサラウンド」どころか「2.1ch」、スピーカーの性能が良ければ「2ch」でもいいんじゃないかなぁ~と最近は思ってます。実際問題、リアスピーカーがあって良かった!と思えるようなソフトは滅多にないですし...凄いなぁと思ったのは「DTSデモディスク」くらいじゃないですかねぇ?。
とにかくハードばかりが先行しても意味ないですし、予算や住宅事情を考えて無理の無い範囲で上手くやっていくことがホームシアターとの上手な付き合い方だと思います。
(AV専門誌「HiVi」の最新号でも”LESS 5.1ch”ということで特集が組まれてます)