家庭内映画館

ホームシアターやAV機器、映画の感想・映画にまつわる話をだらだらと書き綴っていきます。

「スクワッド 荒野に棲む悪夢」・・・(788)

2013-06-26 21:06:46 | Weblog
「スクワッド 荒野に棲む悪夢」EL PARAMO
監督:ハイメ・オソリオ・マルケス
出演:ファン・パブロ・バラカン、フアン・ダビド・レストレポ、アンドレス・カスタニェーダ、アンドレ・カスタネダ、他
2011年・コロンビア=アルゼンチン=スペイン・107分<レンタル>

<STORY>
連絡の途絶えた山岳の軍事基地に向かった特殊部隊は、鎖で拘束された女性と、驚愕の内容が記された日誌を発見する。閉ざされた環境の中で仲間が怪死していき、兵士たちは疑心暗鬼に駆られていく...

わっ!ブログ書き忘れてた(笑)
以前に書いたと思うのですが、私は観れる時に映画を観てブログを書き、下書きで保存して定期的に更新してるんです。
で、今日これを更新しようと思ったらブログの本文を書いてませんでした...

正直言ってあんまり内容覚えてないんですよね~
とにかく雰囲気は凄いあるんですけど、非常に冗長でつまんない作品だったことだけは記憶してます。
コロンビア製のホラーってことで、一応非ハリウッド製のホラーには目を通すようにしてるのですが
今作はとにかくハズレな1本でした。

「ATM」・・・(787)

2013-06-22 04:09:39 | Weblog
「ATM」ATM
監督:デヴィッド・ブルックス
出演:ブライアン・ジェラティ、ジョシュ・ペック、アリス・イヴ、他
2012年・アメリカ・90分<レンタル>

<STORY>
深夜のATMコーナーに立ち寄った3人の男女が突然閉じ込められてしまい、極寒の中で目的も正体も分からぬ犯人が仕掛けた死のゲームから決死のサバイバルを繰り広げる...

途中まではなかなか面白いんですよ。
会社の同僚の3人がたまたま深夜に立ち寄ったATMで正体不明の殺人鬼に襲われるって話で
まぁツッコミどころもありますが、この先どうなるんだろう?とそれなりに期待しながら観れました。



ーーーーーーーーーここからネタバレーーーーーーーーーーーーーー



が、結局犯人の正体も動機も何もわからないんです。
オープニングとエンディングでヒントっぽい映像が出るんですけど
「これでこの犯人の何がわかるの?」って感じですね。
おそらく色んな場所のATMを下調べしてそこで何の痕跡も残さず犯行を行う、っていう感じなんでしょうけど
今回はたまたま生き残ったのが1人だったから罪を被せられたけど、複数人生き残ってたらどうしてたの?とか
とにかく疑問の残る作品でした。
ここをぼやかすんなら何でもアリやな~ってのは、もはや反則としか言いようがないですね。
上手くオチを付けられていればそこそこ面白くなったと思うので、非常に残念ですね。


「暴動・オブ・ザ・デッド」・・・(786)

2013-06-15 03:03:37 | Weblog
「暴動・オブ・ザ・デッド」PORTRAIT OF A ZOMBIE
監督・脚本・製作:ビング・べイリー
出演:パトリック・マーフィー、ジェラルディン・マカリンデン、ローリー・ミュレン、他
2012年・アイルランド・86分<レンタル>

<STORY>
ある街の食肉工場からゾンビウィルスが拡散し、アウトブレイクが発生。両親の目の前で息子がゾンビになってしまうが、両親は何とか息子を救おうとし...

アイルランド製ゾンビ映画。
アメリカ以外のゾンビものって時々なかなか良いのを出してくるので多少は期待して観ました。
が、凄まじいクソ映画でした(笑)

基本的には「ゾンビになった長男を匿いながら暮らす家族」「その家族のドキュメンタリーを撮りに来た撮影隊」「ゾンビになった長男を追い出せというその家族の近隣住民」「ゾンビ退治をするギャング」という4つのグループのお話です。
とにかく話をややこしくしすぎて非常にわかりにくいし、おそらく低予算がゆえに内容に凝ろうとしたのでしょうが完全に裏目に出ています。
他にも流行りのモキュメンタリー風も入れようと撮影隊っていう要素を入れたのでしょうけど、途中でインタビューが挿入される程度であまり意味があるようには感じませんでした。

何にしてもヒドい出来です。監督が製作も脚本もやってるので、おそらくこの人のやる気だけが空回りしてしまった結果がこの作品なんでしょうね。

「エレベーター」・・・(785)

2013-06-08 00:52:37 | Weblog
「エレベーター」ELEVATOR
監督:スティーグ・スヴェンセン
出演:クリストファー・バッカス、アニタ・ブリエム、ジョン・ゲッツ、シャーリー・ナイト、他
2011年・アメリカ・84分<レンタル>

<STORY>
ウォール街にそびえたつ超高層ビルで、最上階のパーティ会場に向かう華やかなセレブたちを乗せたエレベーターが停止してしまう。乗客たちは焦ることもなく、おとなしくエレベーターが動き出すのを待っていたが、突然、1人の乗客が「爆弾を持っている」と告白。助けがくるのかも、どこに爆弾があるのかもわからない状況の中で、人々は次第にパニックに陥っていく...

エレベーターが止まってしまい、その中で色々と事件が起こる...っていうのは本当に使い古されたと言っても過言ではないくらいよくある題材なので
どういうものを見せてくれるのか?とりあえず期待しながら観てみました。

まぁ正直言いまして何てことは無い作品でしたね~
まず、オープニングから爆弾を作った男とそれを受け取る人物(この時点では誰かはわかりません)のやり取りがあるのですがこれいらないですよね。
別に最後の最後まで犯人がわからないとかいうことでも無いし、何故「爆弾がある」ということを最初に提示したのか疑問です。
ちなみにこの爆弾男は別に悪人というか武器商人とかそういう人でもなく、罪の意識に苛まれて途中で名乗り出てテレビでインタビューを受けます。
これはおそらく爆弾が爆発するまでの残り時間を観客に示す為だろうと思うのですが、オープニングのやり取りを含め、この爆弾男のシーンは無くても全然作品として成立するので個人的にはここは全カットで良かったんじゃないかな~と思います。

他にもツッコミどころは満載で、救助があまりにも遅いこととか、最後まで爆弾を処理しようとしないとか、気になる点は多々あるのですが
時間が84分と短いし、ほぼ1シチュエーションでそれなりに緊張感が保たれてることもあってまあまあ観れました。
ただ、同じシチュエーションでもシャマランが原案を担当した「デビル」は(作品としては面白くないですが...笑)
”この中に悪魔がいる”というプロットはかなりキャッチーで魅力的でしたし、少なくとも”この中に爆弾を持ったやつがいる”っていうのよりは
遥かに観たい気持ちにさせます。
オーソドックスなシチュエーションは良いのですが、「デビル」のように何か”コレ!”って感じのキャッチーさは欲しかったですね。
まぁ残念ながら可もなく不可もなくという点は否めないです。

「ダーティハリー」・・・(784)

2013-06-01 04:48:56 | Weblog
「ダーティハリー」DIRTY HARRY
監督・製作:ドン・シーゲル
出演:クリント・イーストウッド、ハリー・ガーディノ、アンディ・ロビンソン、他
1971年・アメリカ・103分<セルDVD>

<STORY>
サンフランシスコ。屋上プールで泳ぐ女性が何者かに狙撃されるという事件が発生した。捜査にあたるのは、ハリー・キャラハン刑事。やがて“さそり”と名乗る犯人から「十万ドルを渡さなければ市民を殺し続ける」という脅迫が届いた。予告通り、次々に無差別殺人を繰り返す“さそり”だったが、ハリーと相棒のチコはついに犯人の正体に迫る...

先日WOWOWで「ダーティハリー」シリーズが一挙放送されたので観ようと思って録画したのですが
よく考えると1作目はDVD持ってたな~と思い、探してみると新品のまま10年近く放置してありました(笑)

これも観るのは本当に久々で、20年以上ぶりに観たと思います。
もう40年以上前の作品ですし、スピード感という意味では近年の作品に劣りますが
このクールな感じは最近の映画ではなかなか観ないカッコよさですよね~
映画というものも完全にフィクションの世界は別として、刑事ドラマなどある程度現実的なお話はどんどんリアルになっていってますが
今作ではちょっと笑ってしまうくらい街中でマグナムはぶっ放すわ犯人は殺すわで結構メチャクチャです。
この辺は映画だからなのか当時のアメリカがこんな感じだったのかはわかりませんが、個人的にはスカッとして好きですね。
特に日本なんかはやたらと犯人の人権擁護を訴えて、それこそ本末転倒なことに陥りがちですが
もちろんハリーほどのことは極端だとしても、こういう理不尽さを吹き飛ばすような作品ももっと観たいですね~