家庭内映画館

ホームシアターやAV機器、映画の感想・映画にまつわる話をだらだらと書き綴っていきます。

「マスターズ・オブ・ホラー 恐1グランプリ<3>」・・・(150)

2006-09-28 21:55:19 | Weblog
「ハンティング」Pick Me Up
監督:ラリー・コーエン
出演:マイケル・モリアーティ、ウォーレン・コール、トム・ピケット、ローレン・ランドン、他
2005年・アメリカ・58分

<STORY>
人里離れた山中で長距離バスが故障し、乗客たちは途方に暮れる。そんな彼らを狙っていたのは、単独行動を好む2人の連続殺人鬼。2人の殺人鬼はやがて互いの存在に気づいて...

監督は「悪魔の赤ちゃん」のラリー・コーエン。

ホラーの醍醐味はやはり殺人鬼vs追いまくられながらも反撃する一般人っていう図式なのでしょうか?
この「殺人鬼vs殺人鬼」って設定はありそうで意外と無いんですよねぇ~...とりあえずこの作品はラリー・コーエンらしく、怖さとバカバカしさが見事にブレンドされた快作に仕上がってます。

オチなんか、もう完全にスラップスティック・コメディですけど、なかなかパワフルで小気味良い作品だと思います。

今作で久々にマイケル・モリアーティを見ましたが('85の「ペイルライダー」以来かな?)もう完全におじいさんですね(笑)最初誰かわからんかった...


「ムーンフェイス」Incident on and off a Mountain Road
監督:ドン・コスカレリ
出演:ブリー・ターナー、ジョン・デサンティス、イーサン・エンブリー、アンガス・スクリム、他
2005年・アメリカ・58分

<STORY>
月明かりの山道、一人車を走らせていたエレンは急カーブで接触事故を起こしてしまう。車を降りたエレンが遭遇したのは、犠牲者を片手にぶら下げた恐ろしい殺人鬼ムーンフェイスだった...

監督は「ファンタズム」のドン・コスカレリ。
このシリーズ、脱ぎやベッドシーンが多いためか正直言って女優の質は低いんです(笑)しかし今作のブリー・ターナーは他の作品の女優とは一線を画す美しさです!...もちろん脱ぎは無いです(笑)

物語は殺人鬼ムーンフェイスと主人公エレンとの攻防戦とエレンの結婚生活が交互に映し出され、進んでいきます。
実はこのエレンのダンナというのが軍事マニアのサバイバリストで彼女にも実戦さながらの銃器の扱いや格闘術などを指導していきます。
そして、その経験がムーンフェイスとの戦いに活かされてゆくのですが...

とりあえずなかなか面白い作品です。
このムーンフェイスという化け物じみた殺人鬼の棲家が道路から近すぎるだろ!絶対見つかるぞ!とかエレンのような美人がなぜエメリヤーエンコ・ヒョードルみたいな顔の地味な男と結婚したのか?(笑)とかツッコミどころも多いですが、それでも単純に楽しめるアクション・ホラーに仕上がってます。ブラックなオチも◎

「ファンタズム」のトールマン役でお馴染みのアンガス・スクリムが、狂言回しというかなんかやたらと騒いでうるさいオッサン(被害者?)の役で出演しています。

「マスターズ・オブ・ホラー 恐1グランプリ<2>」・・・(149)

2006-09-24 00:44:24 | Weblog
「愛しのジェニファー」Jennifer
監督:ダリオ・アルジェント
音楽:クラウディオ・シモネッティ
出演:スティーヴン・ウェバー、キャリー・アン・フレミング、他
2005年・アメリカ・58分

<STORY>
警察官フランクは何者かに殺される寸前の少女ジェニファーを救うが、彼女は傷跡のある醜悪な顔と完璧な肉体の持ち主で、男たちを虜にして破滅させる魔性の存在だった。何も知らないフランクは彼女を自宅に連れて帰るのだが...

「サスペリア」のダリオ・アルジェント監督作。

冒頭部での包丁に顔が映る描写はアルジェント節ですね~ワクワクしました(笑)
とにかくエロでグロです。
短編なので展開は速くて良いのですが、時間が短いぶんジェニファーの正体については一切語られておりません。ジェニファーの存在は一体何なのか?作品を成り立たせるためには何も語られていないことが却って効果的だとは思いますが、個人的には知りたかったなぁ~とも思います。

オチは読めますが、この作品に限ってはオチがどうとかは関係ないですね...なかなか凄まじい作品でした。
音楽がアルジェント作品常連のクラウディオ・シモネッティ(イタリアのプログレバンド「ゴブリン」のメンバー)ってのも嬉しいですね。

「マスターズ・オブ・ホラー」全13作品の中でもかなりお薦めの1本です。


「虫おんな」Sick Girl
監督:ラッキー・マッキー
出演:アンジェラ・ベティス、エリン・ブラウン、ジェシー・フルビク、マイク・マッキー、他
2005年・アメリカ・60分

<STORY>
昆虫学者のアイダは、自室に様々な虫を飼っているレズビアン。ある日、部屋の前に置いてあった包みを開けてみると、中には見たこともない昆虫が入っていた。ところがこの昆虫がふとしたきっかけで恋人の耳に入り込んだ時から、恐ろしい現象が次々と起こる...

この監督は知らなかったのですが「MAY/メイ」の監督だそうですね...作品は未見ですがタイトルは聞いたことあります。
監督したのがまだ「MAY/メイ」1本だけだそうで、「MAY/メイ」を観てないのでなんとも言えないですが「マスターズ・オブ・ホラー」と呼ばれる中に入るほどの監督なのでしょうか?

監督としての力量...テクニック的な部分は私にはよくわかりませんが、少なくとも今作はあまり面白くなかったし、併録のアルジェント作品に比べると格段に落ちます。

この人を入れるなら、ジョージ・A・ロメロやサム・ライミや他にもまだまだ良いホラー系の監督はいると思うんですけどね~...

スバル座 閉館

2006-09-23 15:29:58 | Weblog
大阪ミナミにあります老舗映画館「千日前OSスバル座」が閉館します。
私が社会人になってからはシネコンが多くできて地元で気軽に映画を観れるようになりましたが、学生の頃は映画を観るために電車で30分かけて難波まで出かけていました。
特にスバル座は私がホラーを観るキッカケになった「サランドラ」「死霊のはらわた」などを上映していた劇場ですので、そういう意味でも私の映画人生にとって大切な場所のひとつでした。
また昔ながらの劇場が無くなってしまうことを寂しく思います。

「マスターズ・オブ・ホラー 恐1グランプリ<1>」・・・(148)

2006-09-20 18:27:19 | Weblog
「マスターズ・オブ・ホラー 恐1グランプリ」MASTERS OF HORRER
2005年・アメリカ<レンタル>

アメリカのケーブルテレビで放映されたホラー短編アンソロジー。
13人のホラー系の監督が1時間弱のホラー短編を監督したもので、日本でもスカパーで放映されていたようですが、ようやくDVDでの発売となりました!

まぁ簡単に言うと「13人のイカレたオッサンがそのイカれ具合をフィルムに焼き付けた」とご理解ください(笑)
このシリーズはエロもグロもかなりドぎつく盛り込まれておりますので万人にはオススメできません。特にホラー系の苦手な方は絶対に観ないでください。
とにかくホラーファンには必見のシリーズです。

「インプリント~ぼっけえ、きょうてえ~」IMPRINT
監督:三池崇史
原作:岩井志麻子
出演:工藤夕貴、ビリー・ドラゴ、美知枝、根岸季衣、他
2005年・アメリカ・63分

<STORY>
おそらく、日本の明治時代のある地方……アメリカ人のクリスは、愛する優しい日本人女性・小桃の行方を求め、日本各地を放浪していた。
彼が川の中にある浮島の遊郭を訪れると、小桃の姿を発見することはできなかったが、客引きを全くせず、薄暗い部屋の奥で座っている、妖しい雰囲気の女郎を指名し一夜を過ごすことになった。その女と話すうち、彼女の醜い素顔を初めて知って驚いた。やがて女は自らの悲惨な生い立ちと両親のことを語りつつ、クリスが探す小桃のことを話し始めた...だが、その話しは果たして真実なのだろうか? まだ怖ろしい夜は、始まったばかりであった...

岩井志麻子原作「ぼっけえ、きょうてえ」(岡山弁で”すごく怖い”)の映画化。

向こうでも怖すぎて放送禁止になったそうですが...マジで怖いです。っていうか精神的にも肉体的にも凄く”痛い”ですね~。
内容はほぼ原作通りなんですけど、映像化するとこんなにも陰惨なものなのか!と衝撃を受けました。

三池崇史といえば日本ではとにかく何でも撮るし、破天荒でやりたい放題、ただしエンターテイメントに徹した監督という印象ですが、海外では「オーディション」「殺し屋1」等でホラー監督として高く評価されているようです。

とにかくホラーということでいえば、こんなにも凄まじいホラー映画もなかなかないでしょうね。
ただ、私はもう2度と観たくないです。
内容も描写もあまりにも陰惨で残酷でホラー好きの私もおもわず目を背けたくなるような作品でした。

ただ、ホラーとしては本当に凄い作品だと思いますのでホラーファンの方は一見の価値ありです。



「Vフォー・ヴェンデッタ」・・・(147)

2006-09-19 00:39:23 | Weblog
「Vフォー・ヴェンデッタ」V FOR VENDETTA
監督:ジェイムズ・マクティーグ
脚本・製作:アンディ&ラリー・ウォシャウスキー
出演:ナタリー・ポートマン、ヒューゴ・ウィービング、スティーブン・レイ、ジョン・ハート、他
2005年・アメリカ=ドイツ・132分<レンタル>

<STORY>
独裁国家と化した近未来の英国。夜間外出禁止令を破ったイヴィーは、街角で危険に見舞われたところをVと名乗る仮面の男に救われる。不正と暴虐にまみれた政府転覆をはかるVは、手始めに中央刑事裁判所を爆破。国の圧制を糾弾し、11月5日の“ガイ・フォークス・デー”に国会議事堂前に集結するよう市民に呼びかける。その一方で自分自身の怨念を晴らすため、有力者を次々と殺していくV。そんな彼と出会ったことで、イヴィーは人生を大きく変えていく...

「マトリックス」のウォシャウスキー兄弟脚本作品。
内容は基本的に「マトリックス」と同じで、管理社会を舞台にレジスタンスの闘いを哲学的な要素を交えて描いていく...といった感じです。
こちらはマトリックスと違ってコミックが原作のようですが、まぁマトリックスも同じようなものですから...(苦笑)

評判は悪くないようですが、正直言って私はつまらなかったですね~。
普通主人公「V」のあのいでたちを見たら面白くないと判断するでしょう!(笑)

なんか全体的にどうでもいい感じで無意味に感じるシーンも多いです。
...多分私の頭が悪すぎて理解できないんだと思います、ええ、もうそれでいいです...(笑)

ナタリー・ポートマンも「レオン」以来ぱっとしないし、ヒューゴ・ウィービングも全編仮面かぶりっぱなしで”誰でもいいじゃねぇか!”と突っ込まずにはいられません。

とにかく地味~な作品です。ラストの方でとってつけたようなアクションシーンがありますが、見せ場はそれだけですね...全体的に重くて、政治的なメッセージ色が強いです。
賛否両論分かれる作品だと思いますので、お暇があれば観てみてください。

「アンダーワールド2 エボリューション」・・・(146)

2006-09-18 01:46:43 | Weblog
「アンダーワールド2 エボリューション」UNDERWORLD:EVOLUTION
監督:レン・ワイズマン
出演:ケイト・ベッキンセイル、スコット・スピードマン、トニー・カラン、ビル・ナイ、他
2006年・アメリカ・106分<レンタル>

<STORY>
家族を殺したライカンへの復讐を誓い、闇の処刑人となった女ヴァンパイア、セリーン。しかし一族の統治者ビクターが家族を虐殺していた真実を知り、セリーンはビクターへの復讐を果たす。ついに同族からも追われる身となったセリーン。そんな彼女の唯一の味方はヴァンパイアとライカンの混血種マイケルだけ。2人は追っ手から逃れながらも、やがて両種族の創世にまつわる秘密と、セリーンの中に眠る封印された記憶の謎に迫っていくのだった...

ヴァンパイア(吸血鬼族)とライカン(狼男族)の抗争を描いたダーク・ファンタジーの続編。
雰囲気としては同じヴァンパイアを題材にした「ブレイド」シリーズなんかと似た感じがありますね。

ストーリーは前作の直後から始まります。前作を観てない方、私のように観たけどよく憶えていない方は(笑)できれば前作を観ておいた方がよりたのしめるかと思います。
ケイト・ベッキンセイルの凄みを感じさせるほどの美貌がこのテの作品には合っていて非常に良いですね。

ただ残念なのは、前作がダーク・ファンタジー版「ロミオとジュリエット」的な作りになっていたように、このシリーズは結構ラブストーリーという側面も持っています。
つまりアクション・ホラーみたいなものを期待してると、肩透かしをくらいます。
確かに画面も派手で映画としては見ごたえはあるかも知れませんが、ツッコミどころも多いですし、最後はなし崩し的に終わらせた感もありますね~。

前作・今作とも、悪くはないしハズレとも言いません。ただ、凄い面白い作品とも言えないですね...時間があるなら観ても損はないかもしれませんが、是非ものではありません。

「DOOM/ドゥーム」・・・(145)

2006-09-14 23:27:20 | Weblog
「DOOM/ドゥーム」DOOM
監督:アンジェイ・バートコウィアク
出演:カール・アーバン、ザ・ロック、ロザムンド・パイク、他
2005年・アメリカ・104分<レンタル>

<STORY>
オルデュバイ星にあるユニオン・エアロスペース社研究所で事故が発生。RRTS特殊軍事部隊に指令が下り、屈強なサージ上官率いるジョンら計8名の隊員たちがデータの回収と施設の検疫に向かう。だが研究所は無残な死体だらけ。しかも見たこともないような恐ろしい怪物たちが動き回っていた...

“一人称型シューティングゲーム”の元祖として知られる人気ゲームソフトを映画化したSFアクション・ホラーです。
私はこのゲームをやったことないのでストーリーは全然わからずに観ました...「エイリアン」のような怪物退治の映画かと思ったら、もうちょっと複雑な内容ですね。

とりあえずは”SFアクション”のつもりで観ていました...主演はザ・ロックだし、これからバンバン怪物をやっつけていくんだろうなぁ~と思ってたら...なんか雲行きが怪しいんですよね~(笑)「ロックって主演の割りに存在が地味だなぁ~...」と思ってたらさらに「え?アンタ何か嫌なやつじゃねぇ?」って感じになってきまして(笑)確かに主役級ではありますが、あくまで脇役...いわゆる敵役でした。
セルDVDのパッケージには「ザ・ロック主演」ってステッカー貼ってますがウソですよ~(笑)

クライマックス前にはお約束の”ゲーム視点”の映像になります...完璧に蛇足ですね...
全体的に意味ありげな感じがする割には脳天気なアクションです。

同じくゲームを基にした「ハウス・オブ・ザ・デッド」という大ハズレな(笑)ホラーがありましたが、ヒットしたゲームだからといって映画化して面白いというわけではないんですよね~...そう考えると「バイオハザード」なんかはまだよく出来た作品だったかも知れません。

※前々からやろうと思ってすっかり忘れてましたが(笑)今回から記事のタイトルに映画のタイトルを入れました。

「東京ゾンビ」・・・(144)

2006-09-12 18:34:05 | Weblog
「東京ゾンビ」TOKYO ☆ ZOMBIE
監督・脚本:佐藤佐吉
原作:花くまゆうさく
出演:哀川翔、浅野忠信、奥田恵梨華、松岡日菜、古田新太、他
2005年・日本・103分<レンタル>

<STORY>
ちょっと未来の東京。町の片隅の消化器工場で働くアフロのフジオとハゲのミツオは、毎日柔術の練習に明け暮れていた。そんな2人の前に現れたのは、産業廃棄物のゴミ山・黒富士から現れてきたゾンビたち。ゾンビはどんどん増殖し、ついにミツオにまでその牙が...。ロシアに行って最強の男になるという夢を叶える前に、ゾンビを相手に人類の危機に立ち向かうことになってしまったフジオとミツオ。果たして彼らに、地球を救えるのだろうか!?

最近はいわゆる”ヘタウマ”系のマンガは全然読んでいないのでこの原作は知らなかったのですが、とりあえず”ゾンビ”ってことで観てみました。
う~ん...これってゾンビである必要はあるのでしょうか?とりあえずホラーではありませんね。シュールなギャグ映画といった感じです。
個人的には”柔術”が大きくフィーチャーされてて格闘技好きとしては嬉しかったりしますが...ちなみに原作者の花くまゆうさくは実際に柔術をやっていて、今作でも柔術指導や元格闘家のゾンビ役での出演もしています。

ジョージ・A・ロメロの「ゾンビ」のパクリ(オマージュ?)的な感じでありながらも、従来のゾンビ映画にありがちなパニック・サバイバル・ホラーとは一風変わった作風なのは評価しますが、どうせゾンビものやるなら王道のストーリーが観たかったなぁ~...などとこの作品にそんなの求めても無駄ですね(笑)
基本的に原作の世界観を理解してそれを求めてる人向けだと思います。ヘタにゾンビものとして観たらえらい目にあいます(笑)

ギャグ映画として何人かでツッコミながら観るのが正解だと思いますね。
悪いとは言いませんが、是非とも観るべき作品だとも思いません。

とにかく長年思い続けていた「哀川翔と浅野忠信って実は演技ヘタなのでは?」という疑問に対しての答えが出たことは良かったです...上手いか下手か?ご自分で確かめてください(笑)

「アンタッチャブル」・・・(143)

2006-09-07 01:18:53 | Weblog
「アンタッチャブル」THE UNTOUCHABLES
監督:ブライアン・デ・パルマ
音楽:エンニオ・モリコーネ
出演:ケヴィン・コスナー、ショーン・コネリー、アンディ・ガルシア、ロバート・デ・ニーロ、他
1987年・アメリカ・119分<セルDVD>

<STORY>
禁酒法時代の1930年代シカゴを舞台に、エリオット・ネス率いるアンタッチャブルズがアメリカ支配を企む暗黒街の男アル・カポネに戦いを挑む...

同名テレビドラマの映画化です。
監督は「ヒッチコックの再来」と言われたホラー/サスペンスの巨匠ブライアン・デ・パルマ...その割には今作や「スカーフェイス」「カリートの道」なんかの犯罪アクションの方が良い作品多いです。

今作はロードショーで劇場に観に行きました。確か70mmじゃなかったですかねぇ?何かすごく大きな画面で観た記憶があります。
このテの大作にしては2時間弱と時間が短めで、その分壮大さに欠ける感じも否めませんが、役者陣が素晴らしいですし何と言ってもシンプルで男くさいドラマが最高です。
特にデ・ニーロ演じるアル・カポネのあのふてぶてしさは良いですね~(笑)この人は本当に上手いです。
もちろん今作でオスカーを獲ったショーン・コネリーの素晴らしさは言わずもがなですね。

クライマックスは「戦艦ポチョムキン」から引用した有名な階段のシーンですが、緊張感があって良いです!アンディ・ガルシアがカッコイイですね~

上にも書きましたが時間が短いこともあるのでしょうけど、キャストも豪華で作りも大作って感じの割には結構あっさりとした印象があってその分賛否両論分かれそうですが、単純に「勧善懲悪」の犯罪アクションとして楽しめる良作だと思います。

現在ではケヴィン・コスナーと聞くと鼻で笑ってしまいそうになりますが(笑)この人ブレイクする前はなかなか良かったですよ「シルバラード」とか...だからもし未見でケヴィン・コスナーだからと敬遠してる方がいたら是非観てください。
ラストのやりとりも淡々とした中にグッとくるものがあって泣けます!

独り言

2006-09-06 02:11:18 | Weblog
最近色々と忙しくてなかなか更新できません。見ていただいてる方、本当に申し訳ありません。
偏った趣味のいいかげんなブログですが、今後ともよろしくお願いします。

それにしても最近の劇場公開作品はパッとしたのがないですね...
「グエムル-漢江の怪物-」は珍しいタイプのホラーって感じですし、監督&主演が「殺人の追憶」のコンビなので観てみたいのですが...あんまり面白くないって話も聞こえてきてますね(笑)

あとは「マイアミ・バイス」はマイケル・マン監督なので期待はしてるんですけど...これもどうなんでしょうかね?

とりあえずクリスマス~年末年始に面白い作品が出てくるでしょうからそれまでは我慢ですかねぇ~...まぁそれ以前に私、全然劇場に行ってませんが...(苦笑)