家庭内映画館

ホームシアターやAV機器、映画の感想・映画にまつわる話をだらだらと書き綴っていきます。

「シティ・オブ・ゴースト」・・・(216)

2007-03-30 00:48:11 | Weblog
「シティ・オブ・ゴースト」CITY OF GHOSTS
監督:マット・ディロン
出演:マット・ディロン、ジェームズ・カーン、ナターシャ・マケルホーン、ジェラール・ドパルデュー、他
2002年・アメリカ・116分<レンタル>

<STORY>
ニューヨークで保険金詐欺を働いたジミーは、捜査の手を逃れるためタイのバンコクへと逃亡する。彼は次ぎにカンボジアへ飛び、自分の取り分を受け取るため、彼の仕事の師でありパートナーでもあるマーヴィンを探す。しかし、ジミーはその過程でカンボジアの神秘的で奥深い文化に触れ次第に感化されていく。彼はそこで地元の青年ソクと出会い意気投合、2人の間に友情が芽生えていく。やがてジミーの前に美しい女性ソフィーが現われると、彼はたちまち恋に落ちてしまう。そして彼女の出現によって、ジミーは自らの過去を清算するべきと悟るのだった...

...インフルエンザで3週間近くダウンしてました...まだ体調は万全では無いですが、ボチボチDVD借りてきて観てますのでまたブログ復活します。よろしくお願いします。
映画観るのもブログ書くのも体力いりますね(笑)

マット・ディロン初監督作品...私の世代には青春スターって感じのマット・ディロンですが、彼をはじめ、ショーン・ペンやC・トーマス・ハウエルなど当時の青春スターはなかなか渋くて良い俳優になってますね...地味だけど(笑)華やかなのはトム・クルーズくらいか?

まぁその話は置いといて...今作は私の好きなジェームズ・カーンが出てることもあって観てみました。
一応サスペンス・アクションって感じの作品ですが、全体的に地味ですね~...舞台がカンボジアってことで東南アジア特有の怪しさは出てますが、あまり盛り上がりの無い作品です。

「クラッシュ」での演技も良かったと思いますし、マット・ディロンはやっぱり役者としてもっと出てきて欲しいっすね~...基本的に華のある役者だと思うので良い役に当たればジョン・トラボルタ的復活もありえるのでは?監督はもういいですよ(苦笑)

「復活前夜」

2007-03-25 02:11:03 | Weblog
2週間近く一家揃って寝込んでおりましたが、何とか回復してまいりました。
まだノドや鼻がキビしい状態ですが、来週TSUTAYAの半額DAYがありますので、
また来週後半くらいからブログを再開できればと思ってます。
よろしくお願いします。
※今回も画像は本文とは関係ありません...笑

「よろしくお願いします」

2007-03-14 22:54:55 | Weblog
拙ブログをご覧いただきありがとうございます。
先週からインフルエンザだ何だと家族がバタバタ倒れてゆき(笑)
そんなこんなの内に私もどうやら感染してしまったようです...orz
先週はツタヤの半額セールにも行けず全然映画も観れてない状態ですし、ちょっとブログをやってる体調でもありませんので、風邪(インフルエンザ?...病院嫌いなんで行ってません...笑)が治るまでお休みいたします。
と、いっても気まぐれに何か書いたりするかも知れませんので(笑)お暇な時にでもちょこっと覗いてください。
今後ともよろしくお願いします。
※画像は本文とは関係ありません...笑

「パズラー」・・・(215)

2007-03-10 02:37:16 | Weblog
「パズラー」FATEFUL TREASURE
監督:ミヒャエル・カレン
出演:マリー・ツィールッケ、アントニオ・ヴァネック、ニルス・ユリウス、オリバー・ネーゲレ、他
2004年・ドイツ・95分<レンタル>

<STORY>
バカンスでアルプスの山奥に来た5人の若者は、辿り着いた山荘で3人の男の死体と黄金の首飾りを発見。黄金に目が眩んだ彼らは、死体を処理して首飾りを売りさばこうと企む...

ドイツ製のサスペンス。
う~ん...「パズラー」ってタイトルじゃわかりにくいですよね~、しかもパッケージが「SAW」の亜流(パクリ)だし...

オープニングは山奥のロッジに向かう5人の男女というホラーにありがちな設定を見せておいて、ロッジに死体というサスペンス展開、かと思えば後半アクションになっていくという(笑)それでいてそんなハチャメチャなわけでもなく一B級作品としてそんなに期待せずに観ればそれなりに楽しめる作品ではないでしょうか?

こういうのを観ると、映画会社ってやっぱりビジネス優先で映画に対する愛情って無いなぁ~と思ってしまいますね。当然「SAW」とは全然違うお話ですし、「パズラー」ってタイトルがはまってるとも思えません。
パッケージやタイトルで客が食いつけば儲けモンって感じで、嫌~な感じですね。

B級モノとしてはそこそこ観れる作品ですので「たまにはドイツ映画でも...」って感じで観てみてはいかがでしょうか?(笑)

「怪談新耳袋 ノブヒロさん」・・・(214)

2007-03-09 01:24:51 | Weblog
「怪談新耳袋 ノブヒロさん」
監督:豊島圭介
原作:木原浩勝、中山市朗
出演:内山理名、平田満、高橋和也、田島令子、岩本千波、でんでん、他
2006年・日本・86分<レンタル>

<STORY>
シングルマザーの悦子は、仕事で画家・島崎ノブヒロのアトリエを訪れた。初対面にもかかわらず、ノブヒロは彼女を“エッチャン”と呼び、さらには彼女を絵のモデルにしたいと言い出す。妙に親しげなノブヒロに違和感を覚えながらも、その申し出を受け入れた悦子は、徐々にノブヒロと親しくなるが、突然、ノブヒロが不可解な死を遂げた。しかし警察から聞かされた死亡推定時刻は、ノブヒロが悦子のアパートにやってきた時間だった。アトリエに向かった悦子は驚愕の事実を知る...

実話怪談を集めた怪談本「怪談新耳袋」の映画化作品。
元々はBS-iで短編ホラーとして製作されていまして、劇場版も1作目は短編集だったのですが2作目「幽霊マンション」から長編となりました。今作は劇場長編2作目になります。

私は元々原作本のファンなのですが...う~ん...前作もそうだったんですけど、原作自体が短編ですから長編って向いてないんですかね?テレビ版や短編集だった劇場1作目は(全部が面白いとは言いませんが...)それなりに楽しめたのですが、長編になるとなんか拍子抜けというかあまり面白くないですね。
原作は事実だけを淡々とシンプルに書いてあって非常に怖いんですけど(なかにはコミカルな霊現象なんかもありますが...)長編になるとやっぱりドラマとして起伏をつけなくてはいけませんので、説明がつくぶんだけ怖さも減ってしまう気がします。

実話っていうことは必ずしも因果関係であるとか理由があるわけでは無いんですよね~短編は時間に制約があるぶん却って無駄なカットが無くて良かったんだと思います。

「神の左手 悪魔の右手」の田口トモロヲと同じく、今回も平田満がさすがにいい味出してて良いんですけど、残念ながら見所はそれだけかなぁ~...
これ観る時間があったら原作読んだほうがよっぽど楽しめると思います。

「ハードキャンディ」・・・(213)

2007-03-07 23:35:38 | Weblog
「ハードキャンディ」HARD CANDY
監督:デイヴィッド・スレイド
出演:パトリック・ウィルソン、エレン・ペイジ、サンドラ・オー、他
2005年・アメリカ・103分<レンタル>

<STORY>
出会い系のチャットで知り合った14才の少女ヘイリーと32才のカメラマンのジェフ。ふたりは意気投合し、会う約束をする。素直でキュートなヘイリーを気に入ったジェフは、彼女を自宅に誘い込む。恋人がいながら、少女への興味がつきないジェフにとって、ヘイリーは恰好の相手。しかし、罠にはめられたのは彼だった...

日本の”オヤジ狩り”をヒントに作られたというサスペンス。
「サンダンス映画祭」を震撼させたそうですが...ほとんど2人しか出てこない低予算の密室劇で、作りは悪くないと思います。
ただ、まぁあくまで私が感じたことですが...ジェフがロリコン変態野郎って感じには見えないんですよね~...もちろん露骨にそんな風に描くわけはないですが(笑)もちろんやってる内容(14歳と知りつつ会おうとしたり、家に連れ込んだり、酒を飲ませたり)はそれっぽいんですけど、このヘイリーに対して何か実害があったわけではないのでもっと本性を現すところまで描いていたほうが良かったように思います。
さらに言うならこの内容なら時間は90分弱に収めて欲しかったですね~。

ひとつ納得いかないのは”復讐”とはいえ、14才の少女がここまでやれるか?ってこと。「普通じゃない」というセリフが出てきますが、その割にはやってることは別に理不尽なことでもないですしね...ソンドラ・ロックの「メイクアップ」みたいにしたら良かったのでは?理由づけは無くてよかった気がします。

男性と女性では評価の分かれる作品だと思います。
決して悪い作品ではないので人によっては楽しめると思いますが、私はイマイチはまりきれませんでした~。

「地獄の変異」・・・(212)

2007-03-06 01:17:42 | Weblog
「地獄の変異」THE CAVE
監督:ブルース・ハント
出演:パイパー・ペラーボ、コール・ハウザー、エディ・シブリアン、マーセル・ユーレス、他
2005年・アメリカ・97分<レンタル>

<STORY>
ルーマニア・カルパチア山脈奥深く、永きに渡り封印された巨大洞窟が発見された。早速、世界的探検隊が探索を開始し、順調に地下深くを進んでゆく。しかし突如、隊員の一人が姿を消した・・・。謎と暗黒の恐怖に呑み込まれ、徐々に崩壊する固い結束。そして、遂に現れた想像を絶する生命体!!人間を貪る最恐最悪の敵から逃れ、隊員たちは無事に、生きて地上へ戻ることができるのか...

少し前にこのブログでも紹介しました英国製ホラー「ディセント」と同じく、洞窟で地底人に襲われるというパニックホラーです。

同じような題材にもかかわらず全然違う印象を受けるのはやはりお国柄の違いなのでしょうか?
「ディセント」がヨーロッパ的などんよりした雰囲気だったのと対照的に今作はさすがにアメリカ的なエンターテイメント色の強いアクションホラーって感じですね~...しかも、こちらも低予算の部類だとは思うのですが、結構作りがしっかりしててB級臭さはそんなに感じないです。

B級ホラーとしてはまずまずの作品だとは思うのですが...「ディセント」が割とドロドロした人間ドラマに重点を置いたのと対照的に地底人(怪物?)との戦いをメインに描いたために安っぽくなった感は否めません。「エイリアン」の亜流みたいな感じですね。

とりあえず時間も短めだし、ホラーといっても「SFアクション」といった趣きなので、怖いのが苦手な方でも観やすいと思います。「ディセント」はちょっと観客を選ぶタイプの作品ですが、こちらは気軽に楽しめると思いますのでお薦めです。

「ドゥー・ユー・ライク・ヒッチコック?」・・・(211)

2007-03-05 00:31:26 | Weblog
「ドゥー・ユー・ライク・ヒッチコック?」DO YOU LIKE HITCHCOCK?
監督:ダリオ・アルジェント
出演:エリオ・ジャマーノ、シエラ・コンティ、エリザベッタ・ロッチェチィ、クリスティーナ・ブロンド、他
2005年・イタリア・94分<レンタル>

<STORY>
覗き見が趣味の大学生ジュリオはある日、向かいのアパートで若い娘・サーシャと母親がケンカをしているのを目撃する。数日後レンタル・ビデオ店でサーシャと会ったジュリオは、彼女の動きをずっと盗み見ていた。その後もジュリオは彼女を追い続けるが、ある日サーシャの母親が殺される事件が発生し...

イタリアホラー界の巨匠ダリオ・アルジェントのテレフィーチャー(?)作品。
ヒッチコックの「裏窓」「見知らぬ乗客」を基にしたサスペンスですが...う~ん今何故あえてヒッチコックなんだろう?(笑)
基本的に昔のアルジェントっぽいサスペンス・ミステリーなんですけど、「サスペリア2」や「シャドー」のようなドンデン返しや衝撃みたいなものは無いですね~...DVDのジャケットもネタばれちゃうんかなぁ~...(笑)

血の色や殺人シーンなんかはさすがのアルジェント節って感じですが、それくらいですかね...。
とりあえず、オープニングで鶏を殺して血を浴びる二人の女のシーンが”後のドラマにに全然関係無い”ところはある意味衝撃でした(笑)

ヒッチコックファンが喜ぶとは思えないし、アルジェントファンにも消化不良な内容です。とにかくホラー好きな方とアルジェントファン以外は観なくていいと思います。
1点だけ...相変わらずアルジェント作品の女優は美人だ!褒めてやる(笑)

「第79回アカデミー賞&第27回ゴールデン・ラズベリー賞」

2007-03-04 13:29:57 | Weblog
遅ればせながらの話題ですが(笑)...今回は「ディパーテッド」が最多4部門受賞という、ある意味大番狂わせな展開で驚きましたが、マーティン・スコセッシの功績を考えるとまぁ美しい結末で良かったかな?
ただ日本では話題性という点でも「ドリームガールズ」と「バベル」がヒットしそうですね...その他詳細はどこかで見てください(笑)

個人的にはアカデミー賞よりも「ゴールデン・ラズベリー賞」に興味津々です(笑)
主な結果は...
・最低映画賞 『氷の微笑2』
・最低主演男優賞 ショーン・ウェイアンズ、マーロン・ウェイアンズ 『リトル・マン』(原題)
・最低主演女優賞 シャロン・ストーン『氷の微笑2』
・最低助演男優賞 M・ナイト・シャマラン 『レディ・イン・ザ・ウォーター』
・最低助演女優賞 カーメン・エレクトラ『デイト・ムービー』(原題)、『スケアリー・ムービー4』(原題)
・最低監督賞 M・ナイト・シャマラン『レディ・イン・ザ・ウォーター』
・最悪スクリーン・カップル賞 ショーン・ウィエアンズとケリー・ワシントン、マーロン・ウェイアンズ
・最悪リメイク/リップオフ賞 『リトル・マン』
・最悪続編賞 『氷の微笑2』
・最悪脚本賞 『氷の微笑2』
・最悪ファミリー映画賞 『RV』

さすがシャロン・ストーン!M・ナイト・シャマラン!(笑)
「氷の微笑2」は未見ですが必見の1本になりましたね~...「レディ・イン・ザ・ウォーター」はこのブログにも書きましたが”おとぎ話”として観ればそんなに悪い作品ではないかもしれません。ただ、シャマランの持ち味であるラストでのどんでん返しが無いので裏切られた感が大きいんでしょうか?
まぁいまやM・ナイト・シャマランの存在自体がラジー賞なんでしょうけどね(笑)

「パイレーツ・オブ・カリビアン デッドマンズ・チェスト」・・・(210)

2007-03-01 19:07:40 | Weblog
「パイレーツ・オブ・カリビアン デッドマンズ・チェスト」PIRATES OF THE CARIBBEAN:DEAD MAN'S CHEST
監督:ゴア・ヴァービンスキー
出演:ジョニー・デップ、オーランド・ブルーム、キーラ・ナイトレイ、他
2006年・アメリカ・151分<レンタル>

<STORY>
前作で、不死の海賊バルボッサからブラックパール号を奪い返した孤高の海賊=ジャック・スパロウ。自由な大海原に船出したはずの彼の前に、逃れられない宿命が立ちはだかる。それは、今から13年前のこと-ジャックはブラックパール号の船長となるため、自らの魂を引き換えに、船乗りたちが最も恐れる〔深海の悪霊〕ディヴィ・ジョーンズと〔血の契約〕を交わした。そして今、その"契約期間"は終わり、ジャックの魂を取り立てるため、巨大な闇の力が海底をうごめいていたのだ。"悪魔の裏もかくことができる男"といわれたジャック・スパロウだが、今度こそ彼の命運は尽きようとしていた...

まず...前作は一応観てますが”あんまり面白くなかったなぁ~”ってくらいで全然内容憶えてません(笑)...そんな状態で観ましたが、ちょっとマズかったです...前作の内容が大きく関わってきますので、未見の方はもちろんのこと、前作を全然憶えて無い方は今作を観る前に前作を必ず観てください。

前作は上にも書きました通り私は全然面白くなかったです。で、今作は観ようかどうしようか迷いましたが一応観てみました。
ところが!これが結構面白いではないですか!
CGはさすがに金を掛けてるだけあって凄いです。顔がタコの(笑)デイヴィ・ジョーンズ船長なんかはなかなかの気持ち悪さで良いです。時間も2時間半あってちょっと長めですが、意外にそれほど長く感じませんでした。
ディズニー映画なのである程度のヌルさは覚悟してましたが、まぁまぁ健闘していたのではないでしょうか?

ちょっと褒めすぎましたが(笑)前作が面白くなかったのでその分良く見えたのかな?...難を言えば次作(3作目)との続きもののなっていますので、話が途中で終わってることですね~私はこの作り(「マトリックス」「キル・ビル」等)あまり好きではないです。

最初に書きましたが、私のように前作を憶えてないとラストの意味が全然わかりませんので(笑)ご注意ください。