「渇き。」渇き。
監督・脚本:中島哲也
原作:深町秋生
出演:役所広司、小松菜奈、妻夫木聡、清水尋也、二階堂ふみ、橋本愛、森川葵、高杉真宙、國村隼、黒沢あすか、他
2014年・日本・118分<レンタル>
<STORY>
娘が部屋に何もかもを残したまま姿を消したと元妻から聞かされ、その行方を追い掛けることにした元刑事で父親の藤島昭和。自身の性格や言動で家族をバラバラにした彼は、そうした過去には目もくれずに自分が思い描く家族像を取り戻そうと躍起になって娘の足取りを調べていくが、娘の知られざる素顔に驚きを覚える藤島。やがて、思わぬ事件に直面する...
深町秋生の「果てしなき渇き」の映画化作品。
原作はかなり前に読んだのですが、もう忘れてますので(笑)
今回再読し、その勢いで映画も観ました。
原作は馳星周なんかと似た感じの破滅型ハードボイルド・バイオレンスです。
ただ、監督が「告白」「下妻物語」の中島哲也
ですので、全体的にファンタジックな印象ですね~
独特の映像センスで賛否あるかと思いますが、今作には合ってるかと思います。
原作をそのままやるとおそらく正視に耐えないようなエログロになってたかと思いますから...
まぁ十分エログロですけど(笑)
とにかくマトモな人間が一人も出てこないし、主人公がとにかくクソ野郎なので観ていて不快になる作品です。
上に書いたように中島哲也の独特な作風のおかげで不快感は軽減されてると思いますが
その分、話がわかりにくくなってるような気がします。
私は原作を読んで、続けて今作を観ましたので流れを理解して観ましたが
原作を知らずに観たらわかりにくいんじゃないかな~と思いました。
ただ、原作をなぞりながらも、主題という部分ではかなり改変されてたように思いました。
まぁ私はあんまり理解力・読解力がある方ではありませんが...
原作ではある出来事をキッカケに心に闇を抱えた娘の復讐譚だと思うのですが
映画での娘は生まれながらの悪魔として描かれてるように感じましたね。
興味のある方は、ぜひ原作の方も読んでみて下さい。
監督・脚本:中島哲也
原作:深町秋生
出演:役所広司、小松菜奈、妻夫木聡、清水尋也、二階堂ふみ、橋本愛、森川葵、高杉真宙、國村隼、黒沢あすか、他
2014年・日本・118分<レンタル>
<STORY>
娘が部屋に何もかもを残したまま姿を消したと元妻から聞かされ、その行方を追い掛けることにした元刑事で父親の藤島昭和。自身の性格や言動で家族をバラバラにした彼は、そうした過去には目もくれずに自分が思い描く家族像を取り戻そうと躍起になって娘の足取りを調べていくが、娘の知られざる素顔に驚きを覚える藤島。やがて、思わぬ事件に直面する...
深町秋生の「果てしなき渇き」の映画化作品。
原作はかなり前に読んだのですが、もう忘れてますので(笑)
今回再読し、その勢いで映画も観ました。
原作は馳星周なんかと似た感じの破滅型ハードボイルド・バイオレンスです。
ただ、監督が「告白」「下妻物語」の中島哲也
ですので、全体的にファンタジックな印象ですね~
独特の映像センスで賛否あるかと思いますが、今作には合ってるかと思います。
原作をそのままやるとおそらく正視に耐えないようなエログロになってたかと思いますから...
まぁ十分エログロですけど(笑)
とにかくマトモな人間が一人も出てこないし、主人公がとにかくクソ野郎なので観ていて不快になる作品です。
上に書いたように中島哲也の独特な作風のおかげで不快感は軽減されてると思いますが
その分、話がわかりにくくなってるような気がします。
私は原作を読んで、続けて今作を観ましたので流れを理解して観ましたが
原作を知らずに観たらわかりにくいんじゃないかな~と思いました。
ただ、原作をなぞりながらも、主題という部分ではかなり改変されてたように思いました。
まぁ私はあんまり理解力・読解力がある方ではありませんが...
原作ではある出来事をキッカケに心に闇を抱えた娘の復讐譚だと思うのですが
映画での娘は生まれながらの悪魔として描かれてるように感じましたね。
興味のある方は、ぜひ原作の方も読んでみて下さい。