家庭内映画館

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「マッドマックス 怒りのデス・ロード」・・・(892)

2015-07-01 01:01:45 | Weblog
「マッドマックス 怒りのデス・ロード」MAD MAX: FURY ROAD
監督・製作・脚本:ジョージ・ミラー
出演:トム・ハーディ、シャーリーズ・セロン、ニコラス・ホルト、ヒュー・キース=バーン、ゾーイ・クラビッツ、他
2015年・アメリカ・120分<劇場>

<STORY>
資源が枯渇し、法も秩序も崩壊した世界。愛する者を奪われ、荒野をさまようマックスは、砂漠を支配する凶悪なイモータン・ジョーの軍団に捕らえられる。
そこへジョー配下の女戦士フュリオサらが現れ、マックスはジョーへの反乱を計画する彼らと力をあわせ、自由への逃走を開始する...

小学生の時に、確か水曜ロードショーで「マッドマックス」を観て以来、バイオレンス映画にハマッてきました。
「マッドマックス」は私が映画好きになるキッカケになった1本ですし、「マッドマックス2」はレンタルビデオの無い時代に名画座で観て狂喜しました。
「マッドマックス サンダードーム」はロードショーで観ました。
そして21世紀になってまさか続編を観れるとは夢にも思いませんでした!

「マッドマックス」シリーズへの思い入れを書くだけで長文になってしまいます。まぁそれ以前に思いが空回りして意味不明な文章になるでしょうね(笑)
そういう過去の三部作に強い思い入れを持ったオールドファンの目で観てみました。

まず勢いとスピード感が凄まじいです!70歳のじいさんが撮ったとは思えない迫力のある画面です。
とにかく一アクション映画としてオススメします。
前回のブログにも書きましたが、基本的に映画は映画館で観るべきものだと思います。
特に今作のような迫力のある映像は大画面でぜひ堪能していただきたいです。

ただ、一点だけどうしても気になることがあります。
やっぱり「マックス=メル・ギブソン」なんです。
今後新三部作として製作される予定があるようなので、いつかは「マックス=トム・ハーディ」となる日も来るかも知れません。
が、少なくとも今現在は我々世代にとっては「マックス=メル・ギブソン」なんです。
だから、今作を観てても凄いアクション映画ではあるのですが、マッドマックスという実感は正直あまりありませんでした。
「スターウォーズ」はドロイドコンビが出てれば”スターウォーズだ!”という風に観れるのですが
マッドマックスシリーズは荒廃した近未来という設定以外は特に決まった世界観はありませんから、この辺はやっぱり難しいところですね~
そういう意味では今作は「マッドマックス」というよりは「マッドマックスみたいなアクション映画」という感じです。
ちなみにトム・ハーディ、シャーリーズ・セロンのW主演です。どちらかが脇役という感じでは無く、マックスとフュリオサ、どちらのドラマも同じくらい重要です。
そして、その点も”マッドマックスらしさ”が削がれた一つの要因かと思いますね。
「マッドマックスを期待せずに観る」というのが今作の正しい見方なのかも知れません。

ヒュー・キース=バーンが出てたのは嬉しいですが、やっぱりメル・ギブソンにも出て欲しかったな~


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2 コメント

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こんばんは! (ヒロ之)
2015-10-31 22:07:23
こちらにコメントさせて頂いても大丈夫でしょうか。

私も「マッドマックス」に対する思い入れは半端ないので、同じくマックス=メル・ギブソンなんですよねぇ。
今回は演じる役者が変わってしまい、ちょっと違和感を抱いたのですが、作品そのものは30年前と同じマッドな世界だったので、大変楽しくは観れました。
出来ればメル・ギブソンにマックスを演じて貰いたかったのですが、作品そのものがハードなので体力的には無理かもしれませんね。
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Unknown (ONE OF THE BROKEN)
2015-11-04 09:42:58
ヒロ之さん>
アクション映画としては面白かったですが
「マッドマックスか?」と言われれば
なかなか受け入れ難い感じではありますね。

確かにメル本人にマックスは難しいと思いますが
せめて出演はして欲しかったですよね~
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