家庭内映画館

ホームシアターやAV機器、映画の感想・映画にまつわる話をだらだらと書き綴っていきます。

映画の感想・・・(111)

2006-04-30 00:02:12 | Weblog
「ポルノ時代劇・忘八武士道」監督:石井輝男/出演:丹波哲郎、伊吹五郎、ひし美ゆり子、他/1973年・日本・81分<レンタル>

無法の限りをつくして役人に追われる身となった無頼の浪人が、遊里・吉原の陰の支配者に助けられ、吉原のライバルである非合法売春やそれを助ける役人連中を、斬って斬って斬りまくる

21世紀にもなってポルノもどうかと思いますが(笑)たまたま近所のレンタルショップで見つけたので借りてみました。と、いうのも監督が”あの(ある意味)巨匠”石井輝男ですので...さて「ポルノ」というだけあって全編裸のオンパレードです...でほぼ意味なく脱いでますんで(笑)エロさは全然無いです。ただ単に監督が裸見たかっただけではないでしょうか?(笑)

ちなみに“忘八者"とは、八つの徳「孝・悌・忠・信・礼・義・廉・恥」を全て忘れた無法者、人にして人に非ず、人たる姿を忘れた鬼畜外道の集りで、江戸吉原一帯をとりしきる無頼の徒をさして忘八者と称した、ということです。

とりあえず丹波哲郎扮する”明日死能”が最初から最後まで切って切って切りまくりまして、腕やら首やらバンバン飛びます(笑)で、悪人しか出てこない映画ですが明日死能はなかなかクールでカッコイイです...石井輝男監督作にしては以外とまっとうな作品ではないですかね?(苦笑)
まぁ観終わった後は遠藤辰雄(遠藤太津朗)の怪演とやたらと裸が出てきたこと以外は記憶に残らないでしょうけど...(笑)

え~もちろん観なくていい1本ですが(笑)いわゆる”カルト”と呼ばれる作品にちょっとだけ触れてみたいなぁ~なんて人には入門編としていいのではないでしょうか?

映画の感想・・・(110)

2006-04-25 23:38:47 | Weblog
「8mm」監督:ジョエル・シューマカー/脚本:アンドリュー・ケヴィン・ ウォーカー/出演:ニコラス・ケイジ、ホアキン・フェニックス、他/1999年・アメリカ・123分<セルDVD>

ペンシルバニアに住む家庭的な私立探偵ウェルズは、ある大富豪邸に招かれ、その未亡人から夫の遺品の中にあったスナッフ・フィルム(本物の殺人を撮影したフィルム)を見せられる。そのフィルムの中で惨殺された少女の安否など、さまざまな謎を解くように依頼を受けたウェルズは、やがてハリウッドのアンダーグラウンド・ポルノ業界の中へと入り込んでいくが...

劇場で観たかどうかはちょっと憶えてないんですけど(笑)とにかく今回で観るのは3度目くらいだと思います。
「セブン」のアンドリュー・ケヴィン・ウォーカーが脚本を書いてるだけあって非常にダークで気が滅入るようなサスペンス・スリラーです。

個人的には結構好きな映画ですが賛否両論あるようで...ちょっとネタバレしますが殺人に加担した人間を最終的にニコラス・ケイジ演じる探偵が殺しに行きます。確かに”その必要があるのか?”という思いはあります”警察にまかせるべきでは?”と思います。が、この主人公が産まれたばかりの女の子の父親であることや、犠牲者に対する彼の思いや、そういうものが結局「復讐」に走らせたのだと思います...この悪行を断ち切るために...

今作では殺人者の家庭も映し出されます。人殺しといえどもやはり家族がいるわけです。それでもやはり「死に値する罪」としてキッチリとカタをつけます。
被害者にも家族があり、殺人者にも家族があり、スナッフ・フィルムを買った富豪にも家族があり、結果的に殺人者となり被害者たちの復讐を果たした探偵にも家族があります。
ラストシーンまでダークな雰囲気で切なく哀しいです。ただ、被害者の少女の母親からの手紙が届くラストは「ハッピー・エンド」であると信じたいです。

「セブン」は宗教的なものがモチーフとされていましたが、今作も”性善説””性悪説”みたいな、何と言うか哲学的な内容ですね...結構深い作品だと思います。

映画の感想・・・(109)

2006-04-24 23:42:40 | Weblog
「ハイド・アンド・シーク/暗闇のかくれんぼ」監督:ジョン・ポルソン/出演:ロバート・デ・ニーロ、ダコタ・ファニング、ファムケ・ヤンセン、エリザベス・シュー、他/2005年・アメリカ・102分<レンタル>

9歳のエミリーは母の自殺をきっかけに心を閉ざしてしまった。父親のデビットは娘の心の傷を癒そうとNY郊外に引っ越すが、娘は架空の友達“チャーリー”と遊ぶようになった。そのときから飼い猫が殺されたり、バスルームに残酷な落書きがあったりと異変が次々と起こる。すべてチャーリーの仕業なのか...

私はロバート・デ・ニーロのファンです。が、ここ最近はあまり大した作品に出ていないですね~...個人的には彼の最高傑作と呼んでも差し支えない名作「ミッドナイト・ラン」を頂点に(作品的には)下降線を辿ってるような気がします。
で、今作。2大芸達者共演のスリラーですが正直そんなに期待はしてませんでした。デ・ニーロのスリラーといえば「ケープ・フィアー」や「ザ・ファン」なんかがありますが個人的にはあまり好きではないですねぇ~...何か「相変わらず演技上手いなぁ~」という印象しかなく、”作品”より”デ・ニーロ”の存在感が勝ってしまうような感じがするんですよねぇ。

監督はよく知りませんが、キャストは地味目ですが良い役者陣を揃えてますし、雰囲気もとても良いんですけど、何かこれって今さら作らなアカン映画なのか?って感じ...大したドンデン返しも無いし、オフィシャルサイトに書いてあるような”感動”も別にありませんでした。印象を一言で言うと”哀しい”ってだけですね。

ネタバレしますのでラスト近くのことは一切書きませんが...とにかくキャストは皆良い芝居してますんで、そういう意味では観てみてもいいかもしれません。ただし「スリラー」として期待をして観るのは止めた方がいいと思います。

映画の感想・・・(108)

2006-04-18 00:16:49 | Weblog
「マカロニ・ウェスタン800発の銃弾」監督・脚本:アレックス・デ・ラ・イグレシア/出演:サンチョ・グラシア、アンヘル・デ・アンドレス、カルメン・マウラ、他/2002年・スペイン・124分<レンタル>

かつて数多くのマカロニ・ウエスタン作品が撮影された、スペインはアルメリア地方の撮影所"テキサス・ハリウッド"。今やここは滅多に来ない観光客を相手にした観光ウエスタン村となり、しがない実演ショーで何とか食いつないでいるという有様だった。そんなある日、元スタントマンで今は観光ウエスタン村の座長を務めているフリアンのもとに、彼の孫だと名乗る少年が現れる。突然の孫の来訪に、フリアンは戸惑いを隠せないものの、2人は次第に心を通わせ合っていく。だがその頃、村の外では恐るべき陰謀が企てられていた...

マカロニ・ウエスタンへのオマージュを捧げつつ、時代に取り残された男たちの哀しみとプライドを描いたアクション・コメディ。

...悪い作品では無いと思います。ただ、さすがに「シネカノン」配給だけあって(苦笑)シンプルなアクションって訳ではないですね~...雰囲気としては”アクション版「ニュー・シネマ・パラダイス」”って感じがしました。

過去の栄光にすがって生きている、もう老人と呼んでも差し支えの無い男たちが、最後に己のプライドを賭けて立ち上がる...っていう題材としては申し分ないんですけど、基本的にコメディ的要素が強い!しかも長い!それにやはり人間ドラマに重点が置かれているせいか、結局銃撃戦でもほとんど死者は出ません。別に人が死ぬのを望んでるわけではないですよ(笑)ただ、どうせ作り話なら、しかもマカロニ・ウエスタンへのオマージュであるなら、派手な銃撃戦で派手に散っていっても良かったと思います。

1時間50分くらいで、ラストの銃撃戦でスタントマン達が全滅して、時代に取り残された男たちへのレクイエムという部分を前面に押し出した”男泣き”な(笑)ドラマに仕上げて欲しかったと、個人的には思います。

ラストも本当は泣けるシーンなんでしょうけど...いくら伏線をはっていたとは言え、”あのオチ”は別にどーでもよかったなぁ~...個人的にはコメディ的要素が強調されたように思いました。それが製作者側の狙いだったのかも知れませんけどね...

映画の感想・・・(107)

2006-04-14 00:53:23 | Weblog
「フリーズ・フレーム」監督・脚本:ジョン・シンプソン/出演:リー・エヴァンス、ショーン・マッギンレイ、イアン・マクニース、他/2004年・イギリス=アイルランド・99分<レンタル>

残忍な殺人事件の容疑者とされ、誤認逮捕された経験を持つ33歳のショーン・ヴェイルは、その事より精神的にショックを受け、被害妄想に陥っていた。
濡れ衣を着せられたと確信するショーンは、また別の事件の容疑者にされないようアリバイを作るため、四六時中、ビデオカメラで自分を撮影し、保険としていた。
そんなある日、新たな殺人事件が発生し、警察がショーンのもとに事情聴取にやってくる。自分にはアリバイがあると、撮影したビデオテープを見せようとするショーン。しかし、犯行のあった時間のビデオテープのみが誰かに持ち去られていた。逃亡を図ったショーンは、何とかして消えたテープを探し出し、自分の無実を証明しようとするのだが...

...設定はすごく面白そうだったんですけど...まぁそれなりに観れる作品ではあるのですが、話が進むにしたがってどんどん”普通の映画”になっていきます。
もうちょっとヒネリというか「そういうことか~!」とか観客を驚かせてくれるようなところが欲しかったですね~。
真相が当たり前の上に若干力技っぽい感じもあって(笑)あと一歩という感じです。

もちろん逆に言えばそれなりに観れるまっとうなサスペンス・スリラーとも言えるんですけどね。
特にラストは結構切ない感じで、湿っぽさの中にも乾いた感じがあって個人的には好きですね。

ちなみにこのDVDのパッケージは主人公の男が髪の毛を自分で切っているシーンで、ストーリー上、特に意味のあるシーンではないです...特に未公開ものなんかは反則スレスレのパッケージが多くて嫌ですね~...あまり聞いたことのない映画なのにパッケージにやたらとカッコイイイラストが使われていたら”ハズレ”だと思って間違いないです(笑)

映画の感想・・・(106)

2006-04-10 23:17:13 | Weblog
「ドミノ」監督:トニー・スコット/出演:キーラ・ナイトレイ、ミッキー・ローク、ルーシー・リュー、クリストファー・ウォーケン、他/2005年・アメリカ=フランス・127分<レンタル>

有名俳優の娘として生まれ、その美しさからモデル業も経験しながら、バウンティ・ハンター(賞金稼ぎ)というアウトローな職業を選んだ実在の女性、ドミノの物語。1000万ドルを盗んだ犯人をつかまえようとするドミノと仲間たちの攻防に、FBI捜査官との尋問が重なり、彼女の過去の人生が明らかになっていく...

名匠トニー・スコット監督作でキャストも豪華です...無駄に...(苦笑)
実在のバウンティ・ハンター、ドミノ・ハーヴェイの波乱に満ちた生涯(今作の製作中に謎の死を遂げています)を描いた作品だというのは知っていましたが、ストーリーは別に実話ではないようですね...

トニー・スコットは相変わらずハリウッド的なゴージャスな画を見せてくれます。構成が非常にポップな作りになっていて、雰囲気としてはタランティーノ作品っぽいですが、質感がギラギラしているせいか非常に目が疲れます(笑)

...監督もキャストも申し分無いし、題材も悪くないと思います。
...何故面白くないんでしょう(苦笑)脚本が悪いのか?
もっと当たり前にアクション映画として成立させれば普通に面白い映画になったと思うんですけどねぇ~...何か全体的にファンタジーっぽい感じがするんですよね。
製作時はドミノ本人が存命だったということもあってこういう作りにしたんですかね?

劇場で1800円の価値があるかどうかはわかりませんが、少なくともレンタルで観るぶんには絶対にはずさないと思ってた作品だけに残念です。

映画の感想・・・(105)

2006-04-09 00:22:29 | Weblog
「ファンタスティック・フォー」監督:ティム・ストーリー/出演:ヨアン・グリフィス、ジェシカ・アルバ、クリス・エヴァンス、他/2005年・アメリカ・106分<レンタル>

実験のために宇宙へ向かった科学者ら5人が放射能を浴び、DNAが変質。地球へ帰った彼らのうち4人は、超人的能力によってヒーローに祭り上げられる。残りの1人は彼らを敵視。超能力が激突するバトルへと発展していく...

...何じゃこりゃ?ここ最近アメコミが色々と映画化されてきましたが、これはヒドいっすね~
最新技術を惜しみなく使った「ただのラブコメ」です(笑)

画面は派手だし、まったく毒にも薬にもなりませんので家族で観るにはいいかもしれません。特に小学生くらいのお子さんには受けがいいのではないでしょうか?
その程度のもんです...良識ある大人のみなさんは観なくていいですよ~時間の無駄ですよ~

映画の感想・・・(104)

2006-04-06 00:18:21 | Weblog
「ドクターモローの島」監督:ドン・テイラー/出演:バート・ランカスター、マイケル・ヨーク、ナイジェル・ダヴェンポート、バーバラ・カレラ、他/1977年・アメリカ・99分<セルDVD>

船が難破して孤島に漂着した若者は、そこでモローと名乗る無気味な博士に助けられる。モローはその島で動物を人間に変える研究を進めており、その成果たる獣人たちが島のジャングルに生息しているのだが、やがて衝撃の事実が明らかに...

原作はH.G.ウェルズの「獣人島」

これも子供の頃テレビで観て以来ですね~(笑)どこをとっても”70年代のSF!”って感じで本当に懐かしさいっぱいです。
非常に有名な作品で70年代SFを代表する1作と言っても過言ではないと思いますが、今改めて観てみると、結構安っぽい感じもありますね~...まぁ特殊メイクの技術も現在とは比べ物にならないくらいちゃちいってのもありますが...

内容はいわゆるマッド・サイエンティストものなのですが、ホラー的な話というよりは獣人たちの「異形の哀しみ」がクローズアップされてる感じです。観終わった後には怖さというよりは切なさが残りますね。

モロー博士を演じたバート・ランカスターは私の好きな俳優の一人でして、今作の頃にはすでに大物俳優だったと思うのですが、よくこんなある種キワモノ的な(笑)作品に出ましたねー...アクションや人間ドラマへの出演が多い役者なので今作は数少ない(唯一?)SF出演作ですから、そういう意味では貴重な1本とも言えますね。

今回が初DVD化なのですが、アメリカ劇場公開バージョンで収録されていまして、残念ながら日本公開版のエンディングではありません。ですので、かなりこの作品の意味合いが変わってしまってると思います...何故あえてこのバージョン?権利関係でしょうか?大人の事情っていうか企業の論理っていうか...いつでも消費者は不在ですね。

映画の感想・・・(103)

2006-04-05 00:54:14 | Weblog
「ファイナル・デスティネーション」監督:ジェームズ・ウォン/出演:デヴォン・サワ、アリ・ラーター、他/2000年・アメリカ・97分<テレビ放映>

フランスへの修学旅行に心躍らせながら、離陸間際の飛行機に乗っていた高校生アレックス。そのとき彼は飛行機が大爆発する悪夢を見て、そのあまりのリアルさに驚き、機内から逃げ出して、教師や友人ら6人が彼を連れ戻そうと後を追う。やがて、彼らを残して離陸した飛行機は、夢のとおり大爆発してしまった。奇跡的に難を逃れたかに思えたが、本来死ぬ運命であった彼らにも、その後、死の運命が訪れる...

死神やモンスターではなく、目に見えない”死の運命”が襲ってくるという一風変わったサスペンス・ホラー。
確か劇場公開時に観に行ったと思うんですけど...忘れました(笑)とにかくこれも数年ぶりに観たわけですが...改めて見直してみると結構粗いなぁ~って感じがします。1時間くらいのテレビドラマでやってれば面白いかな?という感じですね。

”偶発的な事故”という形で死の運命が訪れるのですが、事故シーンは結構ショッキングで当時観た時も結構インパクトがあった覚えがあります。

まぁそれなりに楽しめますし、それなりにツッコミどころもあります(笑)ラストもなんかバタバタした印象ですが、放置プレイ的な幕切れは個人的には好きですね~。
久々に続編「デッドコースター」も観てみようかなぁー...

映画の感想・・・(102)

2006-04-04 00:38:27 | Weblog
「サランドラII」監督:ウェス・クレイヴン/出演:マイケル・ベリーマン、ケヴィン・ブレア、ジョン・ブルーム、他/1984年・アメリカ=イギリス・86分<レンタル>

モトクロスの大会に出場するため、トレーラーで道を急ぐ若者たちの一行。しかし、車のトラブルに見舞われ、恐るべき殺人鬼集団に襲われる羽目に...

「エルム街の悪夢」「スクリーム」のウェス・クレイヴン監督作品...これも観るの久々やなぁ~前回観てからかれこれ15年くらいは経っているのではないでしょうか?

前作「サランドラ」がリメイクされ現在アメリカで上映されていて、その余波なのか?めでたくDVD化の運びとなりました。
今回何故2作目だけを観たのか?と言いますと...1作目は一応買うつもりでいるのですが、値段が高いため(笑)ちょっと様子見の状態です。で、レンタルにあったので「とりあえず2借りとくか~」って感じで久々に見返してみました。

いやぁ~B級バカ映画っすね(笑)前作の回想シーンを挟みつつ90分弱ですから、なんかやっつけで作ったんじゃないですかね~...よっぽどホラーマニアでもなければ観なくていいですよ。
あ!そうそう、観てる時は全然気付かなくて後で知ったのですが、大ヒットTVシリーズ「24<TWENTY-FOUR>」で大統領夫人役を演じたペニー・ジョンソン・ジェラルドが出演しています。

ちなみに...1作目の「サランドラ」というのが実は私がホラーにハマるキッカケとなった作品なんです。当時ラジオで試写会のお知らせをやってまして、その時聞いたストーリーがそれはそれは身の毛もよだつほど怖かった思い出があります。
ストーリーを聞いた時はなんかオドロオドロしい、闇の中から殺人鬼が襲ってくるという感じをイメージしていたのですが、実際は結構昼日中の攻防もあってホラーというよりはヴァイオレンス・アクション的な作品でした。
とりあえず「2」を観てちょっと不安になってきたので(笑)「サランドラ」も買う前に一度レンタルしてこようと思います。

あと若干のネタバレですが...

ビデオ・DVDのジャケットや「サランドラ」のイメージカットでは必ずといっていいほど出てくるスキンヘッドの奇妙な男、マイケル・ベリーマンは、そのインパクト大なルックスで一番目立つ存在ではありますが、実際は全然凶悪でもなんでもなく1作目2作目とも犬にやられてしまうヘタレ野郎の役です(笑)