家庭内映画館

ホームシアターやAV機器、映画の感想・映画にまつわる話をだらだらと書き綴っていきます。

映画の感想<番外編>

2015-02-23 02:21:36 | Weblog
先日も書いたのですが、なかなかブログを書く時間がありません。
こんなどうでもいい駄文でも意外に時間かかったりするんですよ(笑)
で、つまらなかった作品をまとめてご紹介。

「バーバリアン怪奇映画特殊音響効果製作所」BERBERIAN SOUND STUDIO
監督:ピーター・ストリクランド 出演:トビー・ジョーンズ、他<2012年・イギリス・92分>
<STORY>
ホラー映画の巨匠監督に雇われ、低予算のホラー映画ばかりを扱う音響スタジオに赴任することになった音響技師・ギルデロイ。彼は日々残虐なシーンに触れていくうち、残虐性に目覚めていき...

一言で言うと何も起こりません(笑)イギリスの音響技師がイタリアに渡りある映画に携わる中で精神が崩壊していく、ってな感じの話です。
メチャメチャ安モンの「シャイニング」って感じでしょうか?まぁつまらなかったです。

「相棒-劇場版III- 巨大密室!特命係 絶海の孤島へ」相棒-劇場版III- 巨大密室!特命係 絶海の孤島へ
監督:和泉聖治 出演:水谷豊、他<2014年・日本・114分>
<STORY>
特命係の杉下右京と甲斐享は、警察庁の神戸尊からある孤島で発生した死亡事故と、島の噂についての極秘調査を依頼される...

テレビシリーズのファンですが、相棒はテレビサイズの作品ですよ。劇場のスクリーンでやるなら嘘っぽくても、もっと荒唐無稽で無いとキビしいですよね。
天才サイコパスが出てくるわけでも無く、派手な銃撃戦があるわけでも無く、国家転覆の危機があるわけでも無いので、無理に劇場版作らなくてもな~って感じです。
お金になるのはわかりますが、テレビシリーズは面白いんですからそっちで地道にやって下さい。

「呪怨ー終わりの始まりー」呪怨ー終わりの始まりー
監督・脚本:落合正幸 出演:佐々木希、他<2014年・日本・91分>
<STORY>
小学校3年生の学級担任を急きょ務めることになった結衣は、不登校を続けている生徒・佐伯俊雄の自宅を訪問した。しかしその日をきっかけに、彼女の身に不可解な現象が起こり始める...

一応シリーズの生みの親、清水崇監督は原案・監修で参加はしてるようですが、監督どころか脚本にも関わっては無いんですね。
まぁとにかく「呪怨」シリーズは最初のオリジナルビデオ版の1・2が最高で、その後の作品は全部ダメですよ。しかも今作は監督も替わってて全然ダメですよ。
これ観る暇があったら、最初の2本を観た方がよっぽど良いです。

サラウンドヘッドホン

2015-02-18 09:46:42 | Weblog
いつも拙ブログをご覧いただきありがとうございます。
なかなか金も時間も無く、かと言って特に忙しい訳でもないような毎日を過ごしております。

現在、わが家のホームシアターで使っております機材は
一昔前どころかどの機材にもHDMI端子を装備しておりません(笑)
いい加減ホームシアターなどと呼ぶのがおこがましいような状態です。
もちろんブルーレイでは無く、DVDでの鑑賞です。
ただ、正直言いましてブルーレイがDVDを淘汰するとは思えませんし
多少画像が悪いくらいの方が「映画」って感じがするっていう部分も否めませんので
プレーヤーが稼働する間は現行の機材で押し切るつもりでありますが
一点だけどうしても困った所がありまして、一つ機材を買い替えました。

それがパナソニックのサラウンドヘッドホン「RP-WF7」でございます。
深夜に映画を観ることも少なく無いので、サラウンドヘッドホンは必需品なのですが
以前使っていました「Panasonic RP-WH5000」は光デジタルのスルー端子が無くて
アンプで使う時はデジタルケーブルを差し替えて使ってました。
光デジタルの切り替え器もあるようなのですが、そこそこ値段もしますし
あまり種類も無いようなので購入には踏み切れませんでした。
で、この「RP-WF7」ならスルー端子があるので差し替えの手間が省けますし
値段もかなり安くなってましたので(1万5千円くらい)頑張って購入しました。

残念ながら、最近は週に1本観れるかどうかって感じですので
なかなか使用する機会が無いのですが、結構快適に使えております。
一点だけ困るのが、光デジタル以外だとアナログでの接続しか無いのですが
最近の安いブルーレイプレーヤー(レコーダー)にはHDMI端子しか無いものが多いんで、
このヘッドホンは繋げないんですよね~
いつかHDMI対応のサラウンドヘッドホンは発売されるんですかね...

本当に時間がなくて、映画はなんとか少しづつでも観てはいるのですが
ブログはなかなか書く暇がありません。
(ちなみにDVDは未見のものが100枚以上溜まってます...笑)
大体、時間のある時にブログを下書きして、毎週1本づつアップしてたのですが
遂にストックが尽きました(笑)
今後はさらに不定期更新になるかと思いますが、お暇な時は覗いてみて下さい。
今後ともよろしくお願いします。

「ホラー・ストーリーズ」・・・(875)

2015-02-14 14:31:24 | Weblog
「ホラー・ストーリーズ」HORROR STORIES
監督:ミン・ギュドン、ジョン・ボムシク、イム・デウン、ホン・ジヨン、キム・ゴック、キム・ソン
出演:キム・ジウォン、ユ・ヨンソク、キム・ヒョンス、ノ・ガンミン、他
2012年・韓国・109分<レンタル>

<STORY>
「死にたくなければ俺を怖がらせろ」と言う殺人鬼を前にして、女子高生が生き残りを懸けて怖い話を披露する...

韓国製のオムニバスホラー。
DVDのレーベルデザインを見たときに衝撃を受けました。
このデザインは”アルバトロス”系だな、と...(笑)

韓国映画はお国柄もあるのか?重苦しい雰囲気をかもし出させたら天下一品です!
そういう意味では、ハードボイルド、バイオレンス、サスペンス、ホラーなどの作品は非常に良い雰囲気があります。
今作も雰囲気は非常に良いです。
ただ、残念ながら目新しさというかオリジナリティという部分ではまったくダメですね~
どっかで見たような感じの作品が並んだオムニバスでした。
あと、プロローグはまだしもエピローグがまったくダメですね。
ヒネりがまったく無く、ガッカリ感が増しますね~

個人的には4話目のウイルス系ゾンビ風の話などは結構好きですし、
アルバトロスから出てるDVDにしては(笑)よく頑張ってるな~って印象です。
とりあえず「2」が出てるので、そちらも観てみようと思います。

「映画 Z 完全版」・・・(874)

2015-02-09 09:41:31 | Weblog
「映画 Z 完全版」映画 Z 完全版
監督:鶴田法男、 川松尚良、土岐洋介
出演:川本まゆ、木嶋のりこ、田中美晴、櫻庭由加里、久住翠希、親川優志、松田祥一、七海なな、佐藤永典、木嶋のりこ、他
2014年・日本・327分<レンタル>

<STORY>
ある海岸に近い街。女子高生のあかりと幼馴染みの親友・恵は、海岸の堤防の突端で血色の悪い男に襲われた。
絶対絶命の二人を救ったのは一人の黒髪の少女。少女はナギナタを振りかざし、生ける屍たち=Zを斬り倒した。
三人はあかりの姉・香澄と合流し妊娠中の彼女を伴い、市の総合病院へと向かう。
病院はZたちに占拠されたかに思えたが、6階と7階に少数の人間が立て籠もっていた。果たして彼等は無事、生き延びることができるのか...

「コージ苑」「サルまん」の相原コージ原作のゾンビ漫画の映画化作品。
恥ずかしながらこの原作を全然知りませんでした。ただ、それを知った時の感想は、あの相原コージがゾンビ漫画か...って感じでしたね(笑)
DVDは完全版として、全7話・DVD6枚でリリースされましたが、劇場公開されたのは最初の2枚に収録されてる「果てなき希望」というエピソードだけのようです。
まぁ他のエピソードは正直スピンオフというか、別の視点から撮っただけの作品で正直あっても無くても良い感じでした。
かなり評判が良かったのですが、正直言って「まぁやっぱりこんなもんか...」っていうのが正直な感想です。
どこからどう見ても低予算であるのはやはり残念だし、時間がなかったのか?予算の無さを補うような努力もあまり感じられませんでした。
個人的には、一応主人公にあたる「アイパッチにナギナタの少女」がちょっとひっかかりました。
原作ではどうやらアイパッチはしてないようなのですが、なぜこれを着けたのでしょうか?いくら映画とは言え、凄く嘘っぽく感じます。
あと個人的に、ナギナタがゾンビに対して有効的な武器だとは思えないですね~

原作は未だに未読ではありますが、ロメロ・ゾンビを踏襲しながらも「一度死んだものが再び死ぬのはおかしい」ということで
脳を破壊しても死なず、最終的には燃やすしか無いという考え方はなかなか良いと思います。

監督の鶴田法男は「ほん怖」シリーズで名を馳せた「Jホラーの先駆者」ではありますが、
今回改めて調べてみると作品としては特にたいしたものは残してないですね(笑)

ひたすらパニックになるばかりで、惨事に立ち向かう感じが無いのは残念ですね。
「ゾンビを殲滅し、安全な場所へ向かう」というのが無ければ希望がないので
人間同士の小競り合いが多いとやっぱりつまらないです。
やりようによってはもっと良くなったと思うので、そこは非常に残念に思いました。
監督・脚本・キャストを総入れ替えでもっと金をかけて撮り直して欲しいですね(笑)