家庭内映画館

ホームシアターやAV機器、映画の感想・映画にまつわる話をだらだらと書き綴っていきます。

「SUBWAY.NY サブウェイニューヨーク」・・・(597)

2010-09-27 01:21:22 | Weblog
「SUBWAY.NY サブウェイニューヨーク」STAG NIGHT
監督・脚本:ピーター・A・ダウリング
出演:キップ・パルデュー、ブレッキン・メイヤー、スコット・アドキンス、ヴィネッサ・ショウ、他
2009年・アメリカ・81分<レンタル>

<STORY>
午前4時、6人の男女が乗っていた地下鉄が緊急停車してしまう。外に脱出した瞬間、地下鉄は発車し、次の駅まで歩いてたどり着いた彼らは、警官を惨殺する集団と出くわす...

意外に面白かったです!80年代なら十分劇場公開のクオリティですよ。
B級作品ですが安っぽさはありませんし、悪くないです。
内容は「ジャッジメント・ナイト」+「サランドラ」って感じですかね~?
地下鉄で殺人を目撃して追われる、って話ですが、追っかけてくるのが凶暴化した殺人ホームレスです。
もっとバイオレンス・アクション的な作品かと思ってたら、どちらかというとホラー・アクションって感じだったので、個人的にはちょっと残念でした。

一つだけ大きな難点がありまして、アクションシーンで効果を出すために手持ちカメラで撮影されてるんですが、この手ブレがちょっとヒドすぎます。
アクションの臨場感を出すための手ブレというよりは、単にカメラマンとしての技量が足りないって感じがします(笑)
あと、よ~く観てるとアクションシーンだけでなく、全体的に画面がブレてるんですよね~
多分、全編手持ちカメラで撮影してるんじゃないでしょうか?
そういう意味では観ていてちょっと疲れる画面ではあります。

まぁどこかで観たことがあるような作品ですし、特筆すべきことはありません。
ただ、毎月大量にリリースされ、人知れず消えてゆくようなB級作品の中では
かなり良く出来た作品だと思います。オススメです。

ちなみにニューヨークの地下鉄には、実際大勢のホームレスが住んでいるそうです。
こういうドラマもまったくフィクションってことも無いのかも知れませんね。

「ブラインドネス」・・・(596)

2010-09-25 00:35:59 | Weblog
「ブラインドネス」BLINDNESS
監督:フェルナンド・メイレレス
出演:ジュリアン・ムーア、アリス・ブラガ、ダニー・グローヴァー、マーク・ラファロ、伊勢谷友介、ガエル・ガルシア・ベルナル、サンドラ・オー、木村佳乃、他
2008年・カナダ=ブラジル=日本・121分<レンタル>

<STORY>
始まりは一人の日本人男性だった。突然目の前が真っ白になり完全に失明する謎の伝染病は、彼の発症を皮切りに爆発的な勢いで拡がっていく。有効な治療法のない中、政府がとった政策は感染者の強制隔離だった...

いや~深くて重いですね~...ただ、もっと鬱作品かと思ったらそうでもなかったのがちょっと救いでした。
突然目が見えなくなる。しかもそれが感染していく、っていう設定は観る前はどうってこともなかったのですが、実際観てみるとめちゃくちゃ怖いです!
効果として、画面が真っ白になったりピントをぼやかしたりっていうシーンが結構多くて
たまたま私が最近ちょっと目の状態が良くなかったこともあって(笑)非常に怖さを感じました。

メインの話は感染者を隔離した病院での人間ドラマで、一人だけ目が見える主人公(ジュリアン・ムーア)が目の当たりにする、極限状態で理性を失い欲望をむき出しにしていく人々を描いています。
ここでの、極限状態で秩序を失った人々を描くというのも一つのテーマではあると思いますが、もう一点、途中で教会(?)が出てきて目隠しをされたキリストなどのことが話に出るのですが、そういう宗教的な側面も持っているような感じがしました。
(まぁ元々アメリカ映画は宗教的なテーマを持った作品多いですけど...)
目が見えなくなった人々の中で一人だけ目が見えるっていうのはある意味「神」の存在のメタファーなのかな~などと思いながら観ておりました。
まあだからと言ってどんなメッセージ性があるのかは私にはさっぱりわかりませんが...(笑)

ラストはこのどっちかだろうと思ってた2つを合わせたラストでした。
こういう風にするしかないよな~と思いながらも、あっ!と驚くようなラストを見せて欲しかったな~という気もします。
隔離病棟でのシーンは嫌な気分になるところもありますが、全体的には思っていたほどの鬱作品でもなかったです。
エンターテイメント性は高くないですが、なかなか興味深い作品でした。


「G.I.ジョー」・・・(595)

2010-09-23 00:58:29 | Weblog
「G.I.ジョー」G.I.JOE:THE RISE OF COBRA
監督:スティーブン・ソマーズ
出演:チャニング・テイタム、シエナ・ミラー、レイチェル・ニコルズ、マーロン・ウェイアンズ、イ・ビョンホン、デニス・クエイド、他
2009年・アメリカ・118分<レンタル>

<STORY>
あらゆる金属を食い尽くす化学物質“ナノマイト”が邪悪なテロ組織“コブラ”に強奪された。その輸送任務に就いていた兵士のデュークとリップコードは、最強の国際機密部隊“G.I.ジョー”に入隊して、コブラとの対決に臨む。しかし、コブラはナノマイトを搭載したミサイルでエッフェル塔を破壊。阻止しようとしたデュークは敵に捕まってしまう...

「HASBRO」のクレジットがありましたので「G.I.ジョー」っていうのはあの兵隊フィギュアのことですよね?私はよく知りませんが「G.I.ジョー」って何らかのストーリーがあってそれが基になって映画のストーリーが作られたのでしょうか?
...まぁどっちでもいいです。どうせバカ映画ですから(笑)

ネットでの評判もすこぶる悪いですが(笑)見事なくらい中身がカラッポな映画ですね~
もちろんちゃんとストーリーはありますし、色々と仕掛けもあるんですけど一言で言うならやっぱり脚本が悪いんでしょうね...

ただ、画面はやっぱり凄いです!これだけのバカ映画を2時間、とりあえず早送りもせずに(笑)観させるだけの画面のクオリティの高さは、やっぱり素晴らしいと言わざるを得ませんね。
だから物語には一切期待せず、CGのドンパチを楽しむだけなら十分楽しめると思いますよ。

とは言え、まぁ時間の無駄だと思うんで観なくていいです(笑)
ちなみに「スターウォーズ EP1」でダース・モールを演じたレイ・パークは今作も100%顔出ません...

「ハロウィン」・・・(594)

2010-09-18 02:31:46 | Weblog
「ハロウィン」HALOWEEN
監督・脚本:ロブ・ゾンビ
出演:マルコム・マクダウェル、ブラッド・ドゥーリフ、シェリ・ムーン・ゾンビ、タイラー・メイン、スカウト・テイラー・コンプトン、他
2007年・アメリカ・109分<レンタル>

<STORY>
イリノイ州の田舎町ハドンフィールドに暮らす孤独な少年マイケル・マイヤーズはハロウィンの夜、一家惨殺の凶行に及ぶ。その後、彼は厳重警備の精神病院に収容され、ルーミス医師の治療を受け始める。17年後、巨漢の青年へと成長したマイケルは精神病院を脱走、愛する妹を追ってハドンフィールドへと向かうのだったが...

やっと観ました!(笑)
リメイクとリ・イマジネーションの間くらいの作風で予想以上に良かったです。
基本は「ハロウィン」ですが「ハロウィンII(ブギーマン)」の要素も入っております。
ジョン・カーペンターのオリジナル版は今やスラッシャーホラーのクラシックとなっていますが
実際、1978年の作品なので、ハードなゴア描写に慣れてしまった目で今見返してみるとやっぱり牧歌的な印象派否めません。
今作はそういう印象を一掃するかのような、ホラーというよりはバイオレンスといった感じでとにかく凄まじいの一言ですね~
ホラーにおける殺人が文字通り「人を殺す」というのに対し、今作では「暴力の果てにたまたま死があった」という感じです。
いわゆるホラー的な怖さでは無いですが「怖い」という意味では最近のホラーでは結構トップクラスの作品ではないかと思います。「悪魔のいけにえ」に近い怖さを感じますね。

冒頭から作品の約1/3くらいがマイケルの幼少時代の話で、正直言ってあまり人間としてのマイケル・マイヤーズって見たくないな~って思ってましたが
これがなかなか良く出来てて、リメイクに当たる後半よりオリジナルの前半部分の方が良かったのでは?(笑)と思わせるくらいでした。

キャストもマルコム・マクダウェル、ブラッド・ドゥーリフ、ウィリアム・フォーサイス、ウド・キア、ディー・ウォレス・ストーン、ダニー・トレホ、ビル・モーズリイ、シド・ヘイグ、ケン・フォリーなどなど、マニアな方たちにはたまらないキャスティングになっております。
(ちなみに本編を観てる時は気づきませんでしたがクリント・ハワードやシビル・ダニングも出演してるようです)

DVDが廉価版になり、続編のDVDも発売されようとしてるというのに、今頃やっと観るという体たらくぶりでまったくお恥ずかしい限りですが、
私と同じく未見の方がいらっしゃいましたら是非観てください。オススメします。

「85ミニッツ PVC-1 余命85分」・・・(593)

2010-09-17 14:52:44 | Weblog
「85ミニッツ PVC-1 余命85分」PVC-1
監督:スピロス・スタソロプロス
出演:メリダ・ウルキーア、ダニエル・パエス、アルベルト・ソルノサ、ウーゴ・ペレイラ、他
2007年・コロンビア・85分<レンタル>

<STORY>
世界有数の犯罪多発国コロンビアの山間部で農園を経営する一家を武装グループが襲撃し、母親の首に時限爆弾を装着すると、多額の身代金を要求して姿を消した。一家は当局に連絡し、国家警察の爆弾処理エキスパートが処理を開始するが...

う~ん...何とも惜しい作品です。
実話に基づいた作品だとのことですが、話自体に特に目新しさとかは感じません。
ただ、全体的な作り、それは例えば1シーン1カットであったり85分のリアルタイム進行であったり、そういう部分も含めてキャッチーさはあったと思うのでもう一ひねり欲しかったですね。
爆弾という緊張感のあるアイテムを扱いながらも、田舎の風景や爆弾処理班のヌルさが非常に牧歌的で、悪く言えばハラハラする感じがあまり無いのですが、個人的には面白く感じました。
エンディング以外、一切音楽が無いのも良い雰囲気出てます。

どこまでが事実にそった内容なのかはわかりませんが、オチはもうこれしか無いというやつが見事にやって来るので驚きはないです。
ただ、その後のシーンが非常に鬱になります。
「ノウイング」も「マーターズ」もかなりの鬱作品でしたが、今作も見事な鬱作品と言っても過言ではないです。

コロンビアの実験的な作品なので話のネタに観てみるのも良いかと思いますが
この感じが面白いと思えなければかなりの退屈な作品ですし
何と言っても観終わった後ブルーになりますので(笑)あまりオススメは出来ませんね...

映画の感想<番外編>

2010-09-15 21:46:23 | Weblog
拙ブログをご覧いただき、ありがとうございます。
朝晩は少し涼しくなってきましたね~
おかげでちょっと体調を崩しております(笑)
皆様、くれぐれもご自愛くださいませ。

相変わらずゆっくり映画を観る時間があまりなくて
ネットしながらテレビ放映の映画をダラダラ観ることが多いです。
DVDを借りる時はハズレには極力あたらないよう結構吟味して借りてますが
テレビ放映を適当に観てるとやはりハズレに当たる確立は高くなりますね。
どんな作品を観てもプラスに思えるような、
そんな淀長さんのような映画愛を持てるようになりたいものです。

「ルール5」
何これ?って感じですね~...調べてみますと、都市伝説を基にしたホラー「ルール」シリーズは3作目くらいまでが正統なシリーズもので、今作なんかは完全に無関係な作品ですね。
安物の「スパイ・キッズ」って感じで(笑)全然怖くもなんともないです。
個人的にはデヴィッド・キースを久々に見れて嬉しかったです。

「山猫は眠らない3~決別の照準~」
トム・ベレンジャー主演のシリーズ3作目。
1作目は確か劇場に観に行きました。なかなかクールな作品で良かったのですが
今作はこれまた、何これ?レベルの作品ですね(笑)
もうスナイパーもクソもないです。完全にシリーズものとして破綻してますね~
主演をセガール兄貴にしてれば良かったのでは?その程度の作品です。

「ステート・オブ・グレース」
久々に観ました。
CG全盛の昨今、こういう人間ドラマを観ると少しホッとする気持ちがあるのが自分のことながら驚きでした。
ショーン・ペン、ゲイリー・オールドマン、そして何と言ってもエド・ハリスが渋くて良いです!
最近の役者で”この人の作品なら観たいな~”って思える人はあまりいませんね。私の感性が衰えてきてるのでしょうか?(笑)

「九月の冗談クラブバンド」
ATGで撮られた長崎俊一劇場デビュー作。
伝説の走り屋”ハマのリョウ”と彼を取り巻く青春群像劇。
同時期に同予算で撮られた同じく不良少年たちを描いた井筒監督の「ガキ帝国」の足元にも及ばない作品ですね。
とにかく役者がヘタすぎるし、いかにも自主制作上がりの抽象的で哲学的でアートっぽい感じが空回りしてる作品です。
改めて調べてみると長崎俊一って名前が通ってる割には大した作品は撮ってませんね...

「F.R.A.T. 戦慄の武装警察」
モーガン・フリーマン、ケビン・スペイシー、LLクールJ、ジャスティン・ティンバーレイク、ジョン・ハード...無駄に豪華なメンツの(笑)日本劇場未公開作品。
警察の悪徳特殊部隊とその悪事を暴こうとする新聞記者&正義の警官。
テレビ&吹替えで観てるからなのか?ちょっと軽めの印象です。
せっかくこれだけ重厚な役者陣が揃っててもったいないな~
もしかしたら劇場で原語で観れば印象が変わるかもしれませんね。

「バイオハザード」
テレビでやってたんで久々に観てみました。
元々原作(ゲーム)シリーズのファンなので、正直言って映画シリーズはイマイチ感が否めませんが、改めて観直してみると1作目は割と原作に忠実な作りでそんなに悪くないですね~ただ、シンプルな分ちょっと安っぽい感じはしますが...。
2作目からは派手で豪華な分、原作からかけ離れた内容になっていくのであまり好きではありません。

「ウルヴァリン: X-MEN ZERO」・・・(592)

2010-09-11 13:46:13 | Weblog
「ウルヴァリン: X-MEN ZERO」X-MEN ORIGINS: WOLVERINE
監督:ギャヴィン・フッド
出演:ヒュー・ジャックマン、リーヴ・シュレイバー、ダニー・ヒューストン、ドミニク・モナハン、ライアン・レイノルズ、他
2009年・アメリカ・109分<レンタル>

<STORY>
戦争の中で凶暴化した兄ビクター、そして非人道的な任務を行う特殊部隊チームXと袂を分けたミュータントのローガンは、カナダの山奥で女教師ケイラと共に静かに暮らしていた。そんなある日、彼の元にチームXの中心人物ストライカーが現れる。彼はチームXを抜け殺人鬼となったビクター打倒を手伝うようローガンに言うが、ローガンはこれを拒否。しかしその数日後今度はビクターが現れ、ケイラを殺されてしまい...

ミュータントのローガンがウルヴァリンへと至る物語を描いた「X-MEN」シリーズの前日譚。
何とな~く観てみましたが、意外に面白い!少なくとも「X-MEN」メインシリーズより面白いです(笑)
ストーリーは無駄にゴチャゴチャしてますが、基本的にはローガンに焦点が当てられていてそんなにわかりにくくはなかったです。

まぁ派手な映像ありきの作品なので言葉で説明して面白さが伝わるような作品では無いですね。まぁとりあえず観た方が早いと思います。
続編も出来そうな感じのラストですが、このシリーズなら観てみたいと思います。
何度も言うようですが(笑)「X-MEN」メインシリーズよりは遥かに期待できそうです。

「実験室KR-13」・・・(591)

2010-09-08 02:27:54 | Weblog
「実験室KR-13」THE KILLING ROOM
監督:ジョナサン・リーベスマン
出演:クロエ・セヴィニー、ティモシー・ハットン、ピーター・ストーメア、ニック・キャノン、クレア・デュヴァル、他
2008年・アメリカ・94分<レンタル>

<STORY>
ある心理実験に協力するため研究所にやって来た4人の男女。しかし、突然1人が研究所の博士に拳銃で撃ち殺され、部屋は殺人地獄へと変貌した。
繰り出される問題に正解しないと容赦なく殺される...
限界を超えた恐怖が、人間の心理を狂わせ、妄想を生み、仲間同士の裏切りが始まった。
そして、この危険な心理実験の裏では長年隠されつづけたCIAの巨大な陰謀が脈打っていた...

ほとんど予備知識を入れずに観ました。
てっきり「CUBE」のような単館系のインディーズっぽい作品かと思ってたら
監督もキャストも結構有名だったんで驚きました。
まぁただ残念ながら、だからといって面白い作品になるとは限らないわけで...

プロットは非常に面白いと言うか、基本的に密室ものは”何か”があると期待させるので好きです。
ただ今作では国家的な陰謀が背後にあるというのが最初から垣間見えてますので
ラストもそれほど驚きもないですね~想定内です。
ちょっとネタバレになりますが...「蠱毒(こどく)」という呪いの方法があるのですが
正に”人間蠱毒”を作り出そうという実験ですね。

映画そのものよりもこの話が実話に基づいてるっていう事実が一番怖いかも知れませんね。

「ファイナル・デッドサーキット」・・・(590)

2010-09-04 01:55:00 | Weblog
「ファイナル・デッドサーキット」THE FINAL DESTINATION
監督:デヴィッド・R・エリス
出演:ボビー・カンポ、シャンテル・ヴァンサンテン、ヘイリー・ウェブ、ニック・ザーノ、ミケルティ・ウィリアムソン、他
2009年・アメリカ・84分<レンタル>

<STORY>
猛スピードで爆走するカーレースのサーキット場で、観客を巻き込む壮絶な大クラッシュが発生。スタンド席にいた若者ニックが見た予知夢のおかげで9人の男女が奇跡的に難を逃れるが、死の運命は彼らを見逃してはくれなかった...

「ファイナル・デスティネーション」シリーズ第4弾。
1作目に”ファイナル”って付いてる上に、2作目で「デッドコースター」なんてバカな邦題付けたせいで邦題が完全に迷走してしまって、もうシリーズなんだか亜流なんだかわからないタイトルが付いてしまってます(笑)
予知夢によって事故を免れた人たちが死の運命(死神?)に追われていく話なんですが
端緒となる事故が違うだけで内容は4作とも完全に一緒です。

今作では3Dということで毛色の変わったことをしようとしてますが
まぁとりあえずはその程度のてこ入れでしかないですね。
上にも書きました通り、シリーズ全て内容が同じなので、どういう風にして死んでいくのか?ということだけがこのシリーズの売りですが、もうそろそろ限界かな~って感じですね。
そういう意味では全作特にハズレは無いので安心して観れるとは言えますが
逆にインパクトという意味では1作目以上のものが出てくることも無いですね。

一つ残念なのが最後の事故がなぜかCGでレントゲン的な処理をした映像になってたこと。
私は別にグロ映像を観たいわけでは無いですが、最後の最後にああいう感じにされると非常に違和感があります。どういう意図があったのでしょうか?
ちなみに監督は佳作サスペンス「セルラー」の監督です...脚本の大切さを改めて感じました!