「アウトロー」・・・（905）

「アウトロー」JACK REACHER
監督・脚本：クリストファー・マッカリー
出演：トム・クルーズ、ロザムンド・パイク、リチャード・ジェンキンス、デヴィッド・オイェロウォ、ベルナー・ヘルツォーク、ジェイ・コートニー、ロバート・デュヴァル、他
2012年・アメリカ・130分＜レンタル＞

＜STORY＞
白昼から一般市民が銃殺される事件が発生。容疑者を確保した警察の前に突然、軍で一目置かれていたという男、ジャック・リーチャーが現れる...


イギリスの作家リー・チャイルドの「ジャック・リーチャー」シリーズの9作目「ONE SHOT」の映画化作品。

まぁ良く出来たハードボイルド・アクションです。
ただ、それ以上でもそれ以下でも無いですね～
特に目新しいところも無いですし、ミステリー部分も予想を遥かに超えるようなことはありませんね。

主人公のジャック・リーチャーはwikiによると
「13年にわたって米陸軍憲兵隊で犯罪捜査官として働き、陸軍を除隊してからは流れ者となりアメリカ全土を放浪している」
「正義のためなら、手段を選ばず悪を罰する」
とあります。

今作では殺人事件の容疑者に呼ばれる形で現れ、弁護士に協力するということで犯人探しをすることになりますが
別に警察でも無く、何か捜査権限があるわけでも無いです。
法も証拠も関係無く自分の裁量で悪を罰するのは良いのですが、ちょっと説得力が無いと言うか
それなら弁護士と関わらない形で事件解決に動くような設定の方がまだ説得力あるかな～という感じはしました。

せめて2時間以内の作品であれば暇つぶしくらいにはおすすめできますが
2時間超の割には特に何かがあるような作品では無いですね。
原作は知りませんが、トム・クルーズもそんなに役にはまってる感じはしなかったですし、
セガール主演で100分くらいの作品にすれば良かったんじゃないですかね（笑）