家庭内映画館

ホームシアターやAV機器、映画の感想・映画にまつわる話をだらだらと書き綴っていきます。

「X-MEN:ファースト・ジェネレーション」・・・(705)

2012-01-28 03:48:13 | Weblog
「X-MEN:ファースト・ジェネレーション」X-MEN: FIRST CLASS
監督:マシュー・ボーン
出演:ジェームズ・マカヴォイ、マイケル・ファスベンダー、ローズ・バーン、ケヴィン・ベーコン、ジャニュアリー・ジョーンズ、他
2011年・アメリカ・131分<レンタル>

<STORY>
1960年代のアメリカ。チャールズ・エグゼビアは、強力なテレパシー能力を持つミュータント。彼は幼い頃に母親と引き裂かれた過去を持つエリック・レーンシャーと出会う。彼もまた磁力を操り、金属を意のままに動かすことができるミュータントだった。ミュータントたちを結集し、その能力を人類のために使い、平和を築きたいと考えるチャールズは、エリックに協力を依頼する。そんな2人の前に、ミュータント集団“ヘルファイヤークラブ”を利用して世界征服を企む男セバスチャンが立ちはだかる。しかもセバスチャンは、エリックにとっては母親の仇でもあった。やがて、チャールズとともに若きミュータントたちを率いてヘルファイヤークラブに戦いを挑むエリックだったが...

X-MENシリーズの最新作。
お金も掛かってますし、まぁ普通に面白いですよ。でもそれだけ(笑)
正直言ってX-MENシリーズはそんなに好きでは無いです。(一応全部観てますが)
ただ、さすがに娯楽作品として約2時間、飽きずに見せるだけのシリーズではあると思います。
まぁ何が言いたいかというと、テレビでやった時にでもご覧になってはいかがでしょうか?っていうことです(笑)

「狂い咲きサンダーロード」・・・(704)

2012-01-23 20:37:16 | Weblog
「狂い咲きサンダーロード」CRAZY THUNDER ROAD
監督:石井聰亙
出演:山田辰夫、戒谷広、大池雅光、中島陽、上谷忠、小林稔侍、南条弘二、他
1980年・日本・98分<レンタル>

<STORY>
暴走族“魔墓呂死”の特攻隊長・ジンは、「市民に愛される暴走族」を目指す同輩や自分たちを取り込もうとする政治結社に反抗を試みた末、遂には右手を切断されてしまう。しかし、どん底に堕ちてなお抗うことをやめない彼は、バトルスーツに身を包み、幻の街サンダーロードで最後の決戦に挑むのだった...

かつて若かりし頃(笑)ビデオで観て非常に衝撃を受けた作品です。
2年ほど前にDVD化されたので久々に観てみました。

話的には暴走族が協定を結んで、まぁ争いをせずにおとなしく走ろう、ってなことを気に入らない魔墓呂死のジンが
数人の仲間を率いてケンカを売る、ってだけの話なんですけど、何かこう胸にくるものがあるんですよね~
個人的には暴走族も暴力も肯定するつもりはさらさらありません。が、そういう部分はあくまでファンタジーとして
物語を貫く「信念を貫き通す漢(おとこ)」っていう部分に強く感銘を受けますし、今作の評価の高さはそこにあるんだと思います。

そういう意味では内容はもうデタラメで(笑)暴走族軍団と右翼団体を敵に回して壮絶な殺し合いをする男の話ですから
言葉ではなかなかこの作品の良さは伝わらないかもしれないですね~
魔墓呂死のリーダー健のラブコメ的なサイドストーリーや病院でのシュールな描写など何かよくわからん感じも含めて
とにかく奇跡的な作品に仕上がってます。
あと、音楽(泉谷しげる・パンタ&HAL・モッズ)がほぼ全編に渡って流れ続けていますが、特にエンディングに流れる泉谷しげるの「翼なき野郎ども」は涙なくしては聴けません!
こんなパンクでバイオレンスでスピード感あふれる作品は日本では二度と撮られることは無いでしょう。
誰が観ても面白い作品では無いです。完全に観る人を選ぶ作品ですが、若い人にはぜひ観てもらいたいですね~感性が瑞々しいうちにこの衝撃は受けてみるべきです。

ラストのジンの笑顔はもはや伝説ですね...改めて山田辰夫氏のご冥福をお祈りします。

「デッドクリフ」・・・(703)

2012-01-21 00:43:36 | Weblog
「デッドクリフ」VERTIGE
監督:アベル・フェリー
出演:ファニー・ヴァレット、ニコラ・ジロー、ラファエル・レントレット、モード・ワイラー、ジョアン・リベロー、他
2009年・フランス・85分<レンタル>

<STORY>
断崖絶壁を登り始めた男女5人の若者たちを襲う命の危機。崩れ落ちる足場が、落下する長い吊り橋が、初心者の高所恐怖症のパニックが、全員を底なしの恐怖に引きずり込む。だが、それは地獄の序章に過ぎなかった。彼らは、いつの間にか退路を断たれ、得体の知れぬ謎の影に追いつめられていく...

過酷な山登り(ロッククライミング?)の上に殺人鬼まで出てくるという2in1な感じに惹かれまして(笑)観てみました。
はっきり言ってB級ゴミホラーを覚悟して観たのですが、意外や意外!結構丁寧に作られてますし、画面に安っぽさはありません。
ただ、まぁそれでもB級ホラーには変わりは無く(笑)前半はただ単に過酷な山登りで、確かに「怖い」ですがいわゆるホラーってのとはやっぱり違います。
で、後半になってくると唐突に殺人鬼が登場してきます。
最初は姿が映らず正体に何か秘密があるのかと思いましたが、特にそういうことは無かったです。
いくつかはられていた伏線もすべて回収されますし、殺人鬼の正体も一応明らかになります。
ただ、これってホラーと呼んでいいのかな~?って感じの作品ではありますね。何か「恐怖」っていう感じがあまり無いんですよね~

上にも書きましたが作りは悪くないんですけど、全体的に肩透かし的な感じの作品でした。

「ランボー 最後の戦場」・・・(702)

2012-01-14 00:13:03 | Weblog
「ランボー 最後の戦場」JOHN RAMBO
監督・脚本:シルベスター・スタローン
原案:デヴィッド・マレル
出演:シルベスター・スタローン、ポール・シュルツ、マシュー・マースデン、レイ・ガイエゴス、ティム・カン、ジェイク・ラ・ボッツ、グレアム・マクタビッシュ、ケン・ハワード、ジュリー・ベンツ、他
2008年・アメリカ・91分<レンタル>

<STORY>
タイ北部の山の中で孤独な日々を送っているジョン・ランボーのもとに、少数民族を支援するキリスト教支援団体が現れる。彼らは軍事独裁政権による迫害が続く隣国ミャンマーの窮状を憂い、医療品を届けようとしていた。その情熱に打たれ、頼みを受けて目的地の村まで送り届けるランボー。しかし本拠地に戻った彼に届いたのは、彼らが軍に拉致されたとの報せ。救出のために雇われた最新装備に身を固めた傭兵部隊5人に、手製のナイフと、弓矢を手にした一人の戦士が加わる。戦場への帰還を決意したランボーだった...

やっと観ました...ここに書いたことがあるかどうかは覚えてませんが、「ランボー」1作目は私の生涯のフェイバリットと言っても過言ではない作品です。
2,3作目はどうでも良い金儲けのための娯楽アクションになってしまいましたが、3から20年ぶりに製作された今作にはやはり期待せずにはいられませんでした。
まず正直言いまして思ったよりは良かったです。宣伝では残酷シーンばかりが取り沙汰されてましたし、実際前編に亘って残酷なシーンのオンパレードでした。
それでもスタローンの「ミャンマーの現状を知って欲しかった」との言葉通り、いま現在実際に起きている悲惨な現実を世界に知らしめるためには必要な描写だと個人的には思います。
ベトナムで殺人兵器として教育された上に国からは見離され、絶望や不信感と共に生きてきたランボーの哀しみがちゃんと描かれていて
1作目には及ばないまでもその辺が2,3作目とは一線を画す出来に繋がったのではと思います。
戦いを望んでいるわけでは無いけど戦いの中でしか生きていけないランボーにとって現状はまさに「生きながら死んでる」みたいな状況です。
そこに訪れた「戦い」に自ら身を投じていくことになるのですが、そこには色んな想いが複雑に絡み合っていたんだと思います。

途中1作目の回想シーンでかつての上官トラウトマン大佐が現れたり、オープニングとエンディングでジェリー・ゴールドスミスのランボーのテーマが使われたりと1作目のファンにとっては感涙ものの作りになっております。(トラウトマン大佐役のリチャード・クレンナ、オリジナルの音楽を担当したジェリー・ゴールドスミスは共に亡くなられています)そういう意味では多少採点が甘くなってしまうという部分は否定しませんが、少なくとも(悪い意味での)B級バカ・アクションでは無い点は評価に値すると思いますね。

時間が短くて展開も速く、全体的に非常にスピーディーです。
だからというわけでは無いのかも知れませんが、ランボーがボランティア団体をボートで運ぶことを了承する理由が希薄ですね。
その点だけはちょっと納得いかない部分ではあります。もう少し時間を延ばしてでもそこは丁寧に描くべきだったのでは?

さらに5作目が作られるとか作られないとかいう話ですが、個人的にはもうこれで終わりにして欲しいです。
自分を見捨てたアメリカに再び帰ってきた...良いエンディングじゃないですか。でも、きっと続編作られるんでしょうね~...

...なんかランボーへの思い入れが強すぎてとっちらかった文章になってしまいました(笑)御容赦ください。

「アンノウン」・・・(701)

2012-01-08 01:40:19 | Weblog
「アンノウン」UNKNOWN
監督:ジャウマ・コレット=セラ
製作:レナード・ゴールドバーグ、アンドリュー・ローナ、ジョエル・シルバー
出演:リーアム・ニーソン、ダイアン・クルーガー、ジャニュアリー・ジョーンズ、フランク・ランジェラ、ブルーノ・ガンツ、エイダン・クイン、他
2011年・アメリカ=ドイツ・113分<レンタル>

<STORY>
学会に出席するため、妻とベルリンに降り立った植物学者のマーティンは一人で交通事故に遭い、4日間の昏睡に。目を覚ました彼は、学会が開かれるホテルへ向かう。ところが、再会した妻からは“知らない人”と言われ、挙げ句に彼女の傍らにはマーティンを名乗る見知らぬ男が。途方に暮れるマーティンは、やがて2人の協力者を得て真相へと迫っていくが...

なかなか面白かったです!
見知らぬ人間が自分を名乗り、妻からも知らないと言われ...って感じは結構ありがちな話っぽいですが
ちょっと異質な雰囲気があって(その辺がクライマックスに繋がるのですが...)引き込まれました。

外国で事故に遭い、居場所も失くし、あげくに命を狙われるという実際に自分がそういうめにあったら
もうサスペンスというよりホラーだな~とか思いながら観ていたのですが
途中からやはり気になってくるのはその理由です。
病院の看護士から紹介されたブルーノ・ガンツ演じる人探しのプロの協力もあって
学会に来場する王子の暗殺が目的で摩り替わったのでは?という話になっていきます。
正直言ってこの辺で「あ~ありきたりな展開になってきたな~」とちょっとだれてきたのですが
この後さらに話は転がっていきます。

...これ以上書くとネタバレになるので、この辺で止めておきますが
個人的には想像してなかった展開になったので、結構面白く観れました。
逆に言うと先が読めてしまうとその時点で興ざめかもしれませんが...

まぁ多少のツッコミどころも無きにしも非ずですが、キャストも良いですしオススメです。

あけましておめでとうございます!

2012-01-07 04:09:41 | Weblog
拙ブログをご覧いただき、ありがとうございます。
色々バタバタしておりまして
最近は映画を観る時間もなかなかないですし
何よりブログを書く時間が全然ないのですが
何とか頑張って、また色んなゴミホラーも観ていきたいと思ってます(笑)
コメントやトラックバックに対する返信も遅れ気味ですが何卒ご容赦ください。

今年もよろしくお願いします。