家庭内映画館

ホームシアターやAV機器、映画の感想・映画にまつわる話をだらだらと書き綴っていきます。

オワコンって...

2015-06-30 12:54:34 | Weblog
拙ブログをご覧いただき、ありがとうございます。

NTTコム リサーチが6月上旬に全国の10代から70代までの男女3,117名を対象にしてインターネット上でアンケートを実施したそうなのですが
直近1年以内に映画館で映画鑑賞をした人は全体の35.9%で、2012年の調査から続く減少傾向の中でも最も低い数字を記録したそうです。

私もここ最近は年に1本くらいしか劇場で観ておりません。
いちばん大きな理由は「チケットが高い」からです。
現在では映画の日で1,100円、レイトショーに至っては1,300円に上がってます。
映画は好きですが、劇場で観なくても死にませんし、
DVDレンタルなら最終的には100円以下で観れますしね~

まぁ時間的になかなか行く暇が無いというのもありますし、あと個人的にはシネコンが嫌いというのもあります。
シネコンは綺麗で入りやすいですし、安全・安心なレジャーの一つですから色んな人が来ます。
当然マナーの悪い人もいます。特に携帯が普及しだしてからは本当にヒドいです。
昔の映画館はもっと場末感がありましたが、基本的に映画が好きで映画を観たい人が来てたと思います。
シネコンへ行く場合は上映終了寸前で、平日の最終回とか極力人がいないところを狙って行くようにしています。

映画は映画館で観てこそ映画だと思います。
出来れば劇場で観たいとは思ってます。
それでも現状を考えると、私の場合はこれまで通り年1回行くくらいが限界でしょうね...

映画館が無くなることは無いと思いますが、家庭用の再生機器がこれだけ高性能で安価で広く普及してることを考えると
もしかしたら、いつかは映画というものがDVDスルーや配信だけになってしまう日が来るかも知れませんね。

「呪」・・・(891)

2015-06-27 00:39:26 | Weblog
「呪」GRAVE HALLOWEEN
監督:スティーヴン・R・モンロー
出演:ケイトリン・ウォン、キャシー・トムソン、デジャン・ロヨラ、グラハム・ワードル、ヒロ・カナガワ、他
2013年・カナダ・89分<レンタル>

<STORY>
ハロウィンの日、山梨国際大学に通う日系アメリカ人マイコは、樹海で自殺した母の霊を成仏させるため、ドキュメンタリー・サークルの仲間4人と青木ヶ原へと向かう。頼りは、箱に残された1枚の樹木の写真。それをもとに母が亡くなった場所を探し始めるが、途中、謎の日本人ジンと出会ってから、仲間が次々と霊の餌食になり、惨殺されていく...

いや~久々に凄まじいクソ映画に出会いましたよ!(笑)
ツッコミどころ満載でストーリーが意味不明、日本が舞台なのですが間違った日本も満載で
ここまでくると”観るな”では無く”一回観てください”としか言えないですね(笑)

最初はよくわからず観てました。
マイコという主人公が日本人ぽくないのがまず気になったのですが(ウォンという苗字なので中国系かな?)
まぁとりあえずはそのまま観ておりました。
樹海に入っていったところで二人組みの警官が自殺死体を運び出しているところに出会います。
ここで恐ろしいことが起こります。日本にいる日本人の警官の日本語がカタコトなんです!(笑)
ソニーからリリースされてるDVDなのでそんなにヒドい作品ではないだろうと高をくくっておりましたが
だんだんと地雷臭が漂ってきます。
散歩しながら自殺志願者を救おうとしてるという老人もカタコトの日本語、しかもソッコーで英語しか話さなくなります。

ここからツッコミどころ満載過ぎて普通なら観るのを止めるレベルではありますが
私は義務としてゴミ拾いをしてますので(笑)頑張って観ました。
樹海の中に交番があって、しかも自殺死体をそのまま保管してあったり、
主人公が自殺した母を弔うために「施餓鬼」を行うと言ったり(詳しくはwikiをご覧ください)
遺品が送られてきたにも関わらず、死体はまだ樹海にそのままだということも”はぁ?”って感じです。
とにかく話もめちゃくちゃだし、日本や日本語についてわかってる人も製作にいなかったんでしょうね。

樹海のシーンは当然青木ケ原では無く、海外で撮られたとのことですが
これがなかなか雰囲気があって(本物の樹海は知りませんので似てるかどうかはわかりません)その点だけは良かったです。

ただ、散々貶してきましたが、今作は「TVムービー」とのこと。
日本で言うところの「2時間ドラマ」なんだとしたら、クオリティ自体は決して低くは無いですね。
日本の文化や日本語が正しく描かれていたら、もしくは日本以外の国を舞台にしていたら、
「TVムービー」なら十分及第点だったと思います。
まぁ海外ではまったくわからないでしょうから、これで通用したんでしょうね~
あまりにヒドいので、お時間ある方はぜひ観てください!(笑)

「オール・ユー・ニード・イズ・キル」・・・(890)

2015-06-21 03:20:17 | Weblog
「オール・ユー・ニード・イズ・キル」EDGE OF TOMORROW
監督:ダグ・リーマン
原作:桜坂洋
出演:トム・クルーズ、エミリー・ブラント、ビル・パクストン、ブレンダン・グリーソン、ジョナス・アームストロング、他
2014年・アメリカ・113分<レンタル>

<STORY>
謎の侵略者“ギタイ”の攻撃によって、人類は滅亡寸前にまで追い込まれていた。そんな中、軍の広報担当だったケイジ少佐は、ある時司令官の怒りを買い、一兵卒として最前線へと送られてしまう。しかし戦闘スキルゼロの彼は強大な敵を前にあっけなく命を落とす。ところが次の瞬間、彼は出撃前日へと戻り目を覚ます。そして再び出撃しては戦死する同じ一日を何度も繰り返す。そんな過酷なループの中で徐々に戦闘力が磨かれていくケイジ。やがて彼はカリスマ的女戦士リタと巡り会う...

桜坂洋のSFライトノベル「All You Need Is Kill」の実写化作品。
SFは嫌いではないのですが、脳みその処理能力が追いつかなくて(笑)複雑な作品はどうも苦手です。
さすがに日本のラノベが原作だからなのかどうかわかりませんが、これは非常にわかりやすい作品で良かったですね~
タイムループの中で過去の記憶が残っていて主人公がスキルアップし、事件を解決する...みたいなプロットはたまにあると思うので
特別目新しい話ではないですが、さすがに映像も凄いですしラストもなかなか泣かせる感じで良かったですね。
あっさりと観れますし、誰にでもオススメできる作品だと思います。

塵も積もれば

2015-06-17 15:46:21 | Weblog
拙ブログをご覧いただき、ありがとうございます。

レンタルビデオが当たり前になってもうかなりの年月が経ちます。
私が初めてビデオデッキを買った頃は、まだビデオソフトが14,800円とかしてましたし
レンタルも黎明期でまだまだ店も少なく、料金も1本1,000円前後してました。
現在ではTSUTAYAやゲオが当たり前のように点在し、旧作なら100円以下で借りれる所もあります。
リリースされるソフトの数もハンパじゃないので、私は毎月ソフトの情報誌を買って何を借りるか決めています。

以前は「DVD&ブルーレイでーた」(旧ビデオでーた)を買ってたのですが、値上げで500円超になりまして
現在は「DVD&ブルーレイVISION」を買ってます。
海外ドラマなんかが収録されたDVDが付いて480円。しかも定期購読してるので半額の240円で買えます!
別に回し者じゃ無いですよ(笑)

毎月借りる作品は手帳に書いてるのですが
先日何気なく見てたら、始めたのが「Xファイル セカンドシーズン」がリリースされた頃で(もちろんVHS時代です)
調べてみたら約20年前くらいにリリースされていまして、かなり長期間こんなことやってるんだな~と感慨深いです。

毎月、ストーリー・監督・出演者・ビデオ会社、と色々吟味して厳選して観ているつもりですが
それでもまだまだハズレ作品に当るので、世の中広いな~と思い知らされます(笑)
最近は時間が無くて、厳選し過ぎてメジャーどころばかりを観ることが多くなってしまってますが
また時間を作ってどんどんわけがわからないレベルのB級ホラーも観ていきたいですね~

「ノー・ワン・リヴズ」・・・(889)

2015-06-15 03:15:52 | Weblog
「ノー・ワン・リヴズ」NO ONE LIVES
監督:北村龍平
出演:エルトン・ブランド、デヴィッド・L・コーエン、フランソワ・イヴェルネル、キャメロン・マクラッケン、マイケル・J・ルイジ、他
2012年・アメリカ・87分<レンタル>

<STORY>
小さな町を通りかかった引っ越し途中のカップルを、地元の凶暴な強盗団が襲撃する。
拉致監禁し金品を奪う。だが奪った車のトランクには、もう一人の少女が囚われていた。
全米を震撼させている14人の学生が惨殺された事件で、その現場から連れ去られたと思われていたエマ・ウォード。
高額の賞金が懸けられたエマの発見に喜ぶ強盗団。だが彼らはわかっていなかった。自分達が相手にしているのが一体何者なのかを...

北村龍平監督のハリウッド2作目です。
いつも書いてると思いますが、個人的には北村龍平には期待してるんです。
ただ、この人は好き勝手やらせるとラブコメとかつまらない要素を次々ブチ込んできます(笑)
今回も「ミッドナイト・ミート・トレイン」と同じく監督に徹したんだと思いますが
なかなか迫力のあるバイオレンスホラーに仕上がってます。

強盗が襲った相手は殺人鬼、という「悪vs悪」の図式のホラーですね。
このテの作品が好きな方ならシンプルに楽しめると思います。
難を言うなら強盗団、もうちょっと頑張れよ!って感じですかね(笑)
時間も90分弱で非常にスピーディーで良いです。

ただ、少しネタバレになりますが...この犯人「ヒッチャー」のルトガー・ハウアーと同じく
動機も目的も正体も何も分からないままなんです。
「ヒッチャー」ほどの説得力が無いので、その辺がちょっとモヤモヤするかな~

「劇場版 SPEC ~結~ 漸ノ篇・爻ノ篇」・・・(888)

2015-06-07 01:04:52 | Weblog
「劇場版 SPEC ~結~ 漸ノ篇・爻ノ篇」劇場版 SPEC ~結~ 漸ノ篇・爻ノ篇
監督:堤幸彦
出演:戸田恵梨香、加瀬亮、北村一輝、栗山千明、向井理、大島優子、竜雷太、他
2013年・日本・95分&91分<レンタル>

<STORY>
特殊能力をもつSPECホルダーを殲滅するため人間たちは“シンプルプラン”と名乗る計画を発動するが、ホルダーたちは人類との覇権争いを開始する。
当麻紗綾と瀬文焚流は地球の運命を左右する壮大な戦いに挑んでいく...

同名テレビシリーズの劇場版にして完結編。前編・後編の二部作ですが、話は一つなのでまとめて書かせていただきます。
99年に放映されていた「ケイゾク」と同じ世界観だということですが(「ケイゾク」の10年後という設定のようです)
「ケイゾク」のことはもう覚えてないです(笑)
「SPEC」自体は刑事ドラマの体裁のコメディタッチのSFアクションです。
基本的な部分は非常にシリアスですし、シリアスとコメディの境界線が曖昧なので非常に不思議なドラマです。
(同じく堤幸彦が演出している「TRICK」なんかもよく似た雰囲気ですね)

”スペック”と呼ばれる能力を持ったいわゆる超能力者の犯罪を描いたSF刑事ドラマだったのですが
いつのまにかスペックホルダーvs人類、そして世界を滅ぼす程の戦いに進んでいきます。
もちろんコメディ要素を残しつつです(笑)

「ファティマ第三の予言」「ガフの扉」「ソロモンの鍵」「ガイア理論」「ユダ」などなど...エヴァンゲリオン的キーワードが散りばめられておりまして非常にわかりにくいです。
好きな人は好きなんでしょうけど、こんなに風呂敷広げなくても...っていうのが正直な感想です。
ラストはほとんど同じ場面(警視庁屋上)で説明的なセリフが延々続いたりと、それならもっと解りやすくすれば良いのにな~と思わざるを得ませんね。
主要メンバー(当麻・瀬文・野々村)は熱い一面を見せることが多かったり、
最後なんか佐野元春(ちなみに当麻天役でドラマにも出演)の「彼女」がかかって結構泣かせる感じだったり(この辺もエヴァっぽいですが...)
もっと真面目なドラマとして撮っても良かったと思うのですが、真面目に撮ってたら平凡になってしまってたのかな~...

ヤマハ RX-S600

2015-06-04 17:34:04 | Weblog
拙ブログをご覧いただき、ありがとうございます。

前回のブログでAVアンプ買い替えのことを書きましたが
追記に書いたように、私が買おうと思っていたAmazon専売の
ヤマハ「HTR-5067」が売り切れ・入荷未定となってしまいました。
「HTR-5067」は「RX-V577」に相当するモデルで
7.1chにWi-fi内臓など、個人的にはオーバースペックなのですが
値段が安いこともあって、まぁ大は小を兼ねると思い購入するつもりでいました。
が、売切れてしまってどうしようかと思い色々調べていたところ
どうやらヤマハの新製品が出てくるようなのです。

それで、そのうち新型でも同等の製品が同価格帯で出てくるだろうから待とうかと思ってたら
新製品は今までオプションだったBluetoothが内臓されて、USB端子が廃止されてるようなのです。
私は音楽再生にiPhoneやiPodは使わず、USBメモリを使ってますのでこれは非常に困ります。
とりあえず今発表されてるのは最廉価モデルなので私が欲しいものでは無いのですが
最廉価でこれなら上位機種もUSBが廃止されてる可能性は高いので、どうしようか悩んでおりました。
で色々探していたところ、私が欲しいと思ってた「RX-V477」と近いスペックの「RX-S600」を発見しました!
値段は「HTR-5067」と同じくらいなので、お得度で言えば「HTR-5067」の方が遥かに上ですが
私の欲しい機能は全てありますし、サイズ的に省スペースですのでこれに決めました。

現在使ってるAVアンプがDENONの20年ほど前のモデルですので、どれぐらい進歩してるかはわかりませんが
久々に新しい機材を導入するので楽しみです!

一点だけ悲しい出来事が...以前にギターを売却したお金の一部をAV機器購入のために残してあったのですが
今日アンプの支払いのために出してみると、私が思ってた金額より2万円少なかったです...これは本当にショックでした...

ブルーレイ環境はいつになるだろう...

2015-06-01 10:35:29 | Weblog
拙ブログをご覧いただき、ありがとうございます。
金もヒマも無いですが、時間を見つけては細々とDVD鑑賞を続けております。
今年は「マッドマックス」と「スターウォーズ」の新作だけは頑張って劇場へ観に行こうと思ってます。

一応、簡易的なものではありますが
プロジェクターと5.1chでホームシアターを楽しんでおります。
ただ、残念ながらまだDVDで映画を観ております。
最近はブルーレイソフトも安くなってきて、
さらには廃盤になってる作品がブルーレイオンリーで再発されたりと
そろそろホームシアターにもブルーレイを導入すべきか考え中です。
(ちなみにリビングにはブルーレイレコーダーがあるので観るのは観れます)

まぁ最大のハードルは「お金」です(笑)
以前ギターを売却したお金をホームシアターの新調に使おうと置いてあるのですが
残念ながら金額が足りません...
さすがにフルハイビジョンのプロジェクターは手が届きませんので
エプソンの「EH-TW410」で考えてるのですが
AVアンプも「スタンバイスルー対応」のもの、
ブルーレイプレーヤーもサラウンドヘッドホンを繋ぐため光デジタル出力端子あり、
などなど色んな条件を考えると、最安でも12万円くらいは掛かります。
現在のプロジェクターはHDMI端子が無いので、ブルーレイプレーヤーとプロジェクターは同時に買わないと使えませんので
とりあえずアンプだけ買い換えようかな~と思ってます。
現在候補にしてる(っていうかほぼ決定)のがヤマハの「HTR-5067」(アマゾン専売)で、33,800円です。
とりあえずこれだけだったら現在の手持ち金で買えます。

あと、もう一つなかなかブルーレイに移行できない理由は
DVDプレーヤーが14年以上も使ってるのにまったく問題なく動いてるんです(笑)
プレーヤーが壊れたら買い換えざるを得ないのですが、まったく壊れる素振りもありません。
レンタルもまだDVDが主流ですし(おそらくブルーレイが主流になることは無いでしょう)、画質も特に不満は無いですから
まだまだ現役の機材を買い換える気は起きないですね~

そんなこんなで、近いうちにアンプだけは買い換えようと思います。
現在使ってるのはもう20年も前のものなので
USBメモリのmp3ファイルが再生できるだけでもかなり嬉しいです。

<追記>
5/31現在、アンプ売り切れ・入荷未定ということです...(泣)