家庭内映画館

ホームシアターやAV機器、映画の感想・映画にまつわる話をだらだらと書き綴っていきます。

「ギリシャ・ゾンビ」・・・(478)

2009-07-29 19:08:31 | Weblog
「ギリシャ・ゾンビ」TO KAKO
監督・脚本:ヨルゴス・ノウシアス
出演:メレティス・ゲオルギアディス、ペピ・モスコヴァコウ、アルギリス・タナソウラス、他
2005年・ギリシャ・82分<レンタル>

<STORY>
秘密の洞窟で何者かに襲われた考古学者たちは命からがら逃げ帰るも、その際感染した謎の病原菌によってゾンビとなってしまう。さらに細菌の感染は街に急速に広がり始め...

キングレコードのホラーレーベル「ホラー秘宝」の1本。
珍しいギリシャ製ホラーです。

ギリシャの文化的なこととか映画事情だとかまったくわかりませんのでこの作品をちゃんと理解するのは難しいですが、とりあえずB級ゾンビホラーとしてはなかなか楽しめました。
ゾンビ(厳密ではゾンビでは無いですが)はロメロタイプでは無く、全力疾走型です。ただし、そんなに速くなくて”駆け足”レベルですが(笑)

時間が短い割りに無駄なシーンも多いですし、ツッコミどころも満載です。
しかも緊迫感があまり無いです...ってあんまり良いとこないですね(笑)
でも、実際観てるとちゃんと観れますし、色んな点で気にならないと言えば嘘になりますが、ゾンビホラーの1本として観ればそんなに悪くないと思いますね。
特に低予算が良い方に作用してると言いますか、チープさゆえに虚無感とか終末感が自然と画面からにじみ出ていてゾンビものの世界観とはマッチしていて良かったと思います。

ギリシャ映画自体そんなに観る機会無いと思いますし、そういう意味でもオススメします。
ちなみにこの「ホラー秘宝」シリーズは山口雄大監督×井口昇監督(バタリアンズ)によるオーディオコメンタリーも収録されてます。こちらも面白いので是非ご覧になってください。

「エンド・オブ・ザ・デッド」・・・(477)

2009-07-25 01:30:19 | Weblog
「エンド・オブ・ザ・デッド」GRAVE MISTAKE
監督・製作・脚本:ショーン・ダーリング
出演:シス・ダーリング、ジェームズ・ブラックバーン、ウェンディ・アンドリュース、ステファン・エクルス、デビッド・ライオンバーガー、ベンジャミン・パーマー、他
2008年・アメリカ・93分<レンタル>

<STORY>
突如、全世界にゾンビが増殖し、地上は瞬く間にゾンビの巣窟と化してしまう。残された人間たちはゾンビから身を隠し、必死に生き抜こうとするが...

久々に皆さんに警鐘を鳴らすべきゴミホラーを拾いました!(笑)
発売元が悪名高き「J.V.D.」ですので、良識あるホラーファンはおそらく敬遠されてるはずです。そしてその判断は正しいです。

演出も脚本も役者もすべてがゴミです。
監督が編集や特殊メイクもほとんど一人でやってるので
知り合いを集めて撮ってみたレベルのインディーズ映画って感じですね~

とにかく、もう何のために撮ったのかわからないくらいの駄作です(笑)
絶対に観ないでください。

「SIX シックス」・・・(476)

2009-07-18 01:11:31 | Weblog
「SIX シックス」THE MORGUE
監督:ハルダー・ゴメス、ガーソン・サンギニットー
出演:ヘザー・ドナヒュー、リサ・クライリー、ビル・コッブス、クリス・デブリン、他
2007年・アメリカ・84分<レンタル>

<STORY>
深夜の死体保管所で清掃の仕事をしているマーゴは、自殺した職員の亡霊が出るという噂に悩まされていた。そんなある夜、若い子供連れの夫婦が彼女に助けを求めてきて...

う~ん、う~ん、う~ん...もちろんニューセレクト(アルバトロス)なんで覚悟して観ましたよ。
それにしても、役者に魅力が無く、脚本も演出もグダグダですね~
監督が2人で共同でやってるようなんですけど2人もいてこのグダグダ具合は逆に奇跡ですよ(笑)

一応サスペンス色を強くしてるんですけど、緊張感がまったくないんでワクワクもドキドキもしませんし、スラッシャーとしても中途半端で怖さもありません。
まあオチでどんでん返しというかそういう感じに持っていってはいるのですが、そこまでがあまりにグダグダなので何かど~でもいいや~って気持ちになってましたね。
それに○○が○○○○(←ネタバレにつき伏字)っていうオチは結構ありますしね。
とりあえずカタギのみなさんは手を出さないように(笑)

「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破」・・・(475)

2009-07-11 00:37:24 | Weblog
「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破」EVANGELION:2.0 YOU CAN (NOT) ADVANCE.
総監督・原作・脚本:庵野秀明
監督:摩砂雪、鶴巻和哉
音楽:鷺巣詩郎
キャスト:緒方恵美、林原めぐみ、宮村優子、坂本真綾、三石琴乃、山口由里子、山寺宏一、石田 彰、立木文彦、他
2009年・日本・108分<劇場>

<STORY>
汎用ヒト型決戦兵器エヴァンゲリオンに乗り、自ら戦うことを選んだ14歳の少年、碇シンジ。そんな彼のもとに、新たにエヴァ2号機とそのパイロット、式波・アスカ・ラングレーらが加わり、謎の敵“使徒”との戦いは激化していく...

久々に劇場へ行ってまいりました(笑)
火曜日の夜、しかも最終回の22:15~の上映にもかかわらず50人近い観客が!
やはり社会現象となっている作品ですね~
興行収入も現在公開中の作品ではトップらしいです。

公開中ですのでさすがにネタバレはマズいのですが、ネタバレなしでは何も書けませんので、簡単に内容に触れながら感想でも...

前作「序」がテレビ版の焼き直し的な作品であったのに対し、今作は一応オリジナルシナリオになっています。
”一応”というのは、個人的には表面的な表現方法が変わっただけで根幹を成すテーマに関しては変わっていないという思いからです。

若干ネタバレですが...登場人物たちの性格が12年前よりかなりポジティヴになっています。
これはおそらく「誰にでもわかるくらいの大団円的ハッピーエンド」を迎えるための布石だと勝手に思い込んでいますが(笑)どうでしょうか?

もう一つネタバレですが...この「破」でテレビ版の26話に相当する辺りまで話が進みます。
新劇場版はこれで半分が終わったわけですが、その時点で12年前のエヴァと同じところまでストーリーが到達してしまいました。
で、ここから12年前には無かった完全オリジナルストーリーになりそうではあるのですが、もしかしたら12年前の最後の数分に相当する部分を後半の2部の長さまで引き伸ばすという考えも否定できません。

12年前と新劇場版の間には、総監督:庵野秀明の”結婚”という、一見どうでも良さそうでいて実はかなり重要な出来事がありましたので、その辺が今後どれだけ作品に反映されてくるのかは楽しみでもあります。
12年前と同じく一筋縄ではいかない作品になるのか?想像通りわかりやすいハッピーエンドな作品になるのか?...個人的には後者であると思うし、そうあって欲しいとも思っています。

エヴァファンであれば、新キャラの「真希波・マリ・イラストリアス」やアスカの苗字が惣流から式波に変わったこと、その他気になることは多くあるでしょうけど、私は特にアニメにもエヴァにも興味は無く(笑)あくまで一映画作品として観ておりますので、そういう意味では謎の部分なんかはどうでも良いかな~と思ってます。

正直言って、私は12年前のテレビ版も劇場版も”ハッピーエンド”だと思ってますので、今回も同じく”ハッピーエンド”で終わると信じております。
とにかく、残りの2本が来年中には公開されるように祈ってます(笑)

2代目プロジェクター

2009-07-09 21:12:59 | Weblog
約8年ほど使ってきたプロジェクター「Panasonic TH-AE100」が
ランプ切れになりました...
で、交換しようと思ったのですがランプの値段が「約25,000円」!
もちろん本体価格を考えると妥当な値段ではあるのですが
以前リサイクルショップで4万円くらいでプロジェクターが売ってたのを思い出し
安く買えないか?オークション等色々探してみました。

私の所有する「TH-AE100」は2001年に発売された
低価格プロジェクターの草分け的存在で、当時確か15万円くらいで買いました。
現在のように中古市場が活発ではなかったので、今見ると結構な値段ではありますが(笑)
当時としては破格の安さでした。
その前はカシオ製のリアプロジェクターを使ってましたが、
値段は同じくらいなのに、画質は文字通り”雲泥の差”でしたね~
「遂に家庭に映画館がやってきた」と感動したものです。

その後、いくつかの後継機種が発売されましたが、
今回オークションで2003年に発売されたハイビジョン対応の
「TH-AE500」を購入しました。
おそらく現在の最新機種とは比べ物にならないくらいの低スペックでしょうけど
今までがAE100でしたのでAE500の画質の良さに驚きました!
私のホームシアター感覚は世間から完全に5年は遅れてますね(笑)

体調がすぐれませんので毎日映画三昧ってわけにはいかないですが
また休日前にはゆっくり映画を観ようと思います。

「パニッシュ・ルーム」・・・(474)

2009-07-04 02:18:34 | Weblog
「パニッシュ・ルーム」SHADOWPLAY
監督:デレク・オセダッチ
出演:エリー・ジャレスコ、A・J・カストロ、ブライアン・アレン、キンバリー・アレクサンダー、他
2007年・アメリカ・88分<レンタル>

<STORY>
窓も扉もない密室に閉じ込められた記憶喪失の男女3人は、部屋の隅に置かれた金属の箱に“ALRECH”の文字を発見。彼らはこの文字の謎を解き、部屋から脱出しようとするが...

ニューセレクト(アルバトロス)の作品ですので、もちろんそれなりの心構えで観ました(笑)
いわゆる「CUBE」や「SAW」のような”シチュエーションスリラー”って感じの作品ですが、舞台劇でも通用しそうな密室劇で、予算が少ないんだろうな~っていうのが第一印象です。

で、とりあえず観進めて行くとそれなりに興味深い内容で最初の30分くらいは結構引き込まれていきました。
一切何もわからない状況から、この3人が何らかの事件に関わっていたことがわかり、さあこれからどうなるんだろう?と思って観ていましたが...

オチが弱いです。
厳密に言うとオチは別にこれでいいのですが、そこへ至る過程というか理由付けがあまりにも弱すぎますね~
邦題の”パニッシュ・ルーム”が実はネタバレになってたりするんですけど(笑)オチへの持って行き方とかわかり易さとか、その辺にもっと気を配れば”アルバトロスにしては頑張ってる”くらいの作品にはなってたと思うだけに非常に残念ですね。

お恥ずかしいかぎりです

2009-07-02 18:21:59 | Weblog
いつも拙ブログをご覧いただき、ありがとうございます。
少し前に「週2回くらいは更新していく」って書いたばかりですが
あれからまた体調を崩しまして...orz
まぁあんまりDVDも観れてないような状態です。

4年以上このブログをやってますが、何回「体調悪い」って書いたことでしょう?(笑)
本当にいい歳をして体調管理も満足にできず、お恥ずかしい限りです...

また、ボチボチ更新していきますので今後ともよろしくお願いします。