家庭内映画館

ホームシアターやAV機器、映画の感想・映画にまつわる話をだらだらと書き綴っていきます。

「デス・プルーフ in グラインドハウス」・・・(360)

2008-05-31 12:03:02 | Weblog
「デス・プルーフ in グラインドハウス」Quentin Tarantino's Death Proof
監督・製作・脚本・撮影:クエンティン・タランティーノ
出演:カート・ラッセル、ロザリオ・ドーソン、ローズ・マッゴーワン、シドニー・ターミア・ポワチエ、メアリー・エリザベス・ウィンステッド、ゾーイ・ベル、マーリー・シェルトン、クエンティン・タランティーノ、他
2007年・アメリカ・113分<レンタル>

<STORY>
テキサスの田舎町。人気DJのジャングル・ジュリアは女友達と共にお気に入りのバーにくり出した。しかし、そこに不気味なシボレーを乗り回す男、スタントマン・マイクがやってくる。ジュリアたちはバーで会話をするうちに、彼への警戒心を緩めていくが…。その14ヶ月後、テネシーのとある町。映画撮影に携わっているキム、ゾーイたちは撮影の合間をぬって車の試乗をすることに。しかしそんな彼女たちにマイクが目をつけ...

いつの間にやらセレブになってしまったオタク野郎の(笑)最新作。
本来ならロバート・ロドリゲス監督作の「プラネット・テラー」と2本立てでさらに間にフェイク予告編をはさんだ「グラインドハウス」という形での上映が正式なのですが日本では諸々の事情で別々の作品されてしまったらしいです。

「グラインドハウス」1970年代に米国にあった、チープなB級エログロバカ映画を2、3本立てで上映する映画館のことだということで、今作も70年代のB級アクションのオマージュ的作品です。

正直言って面白いのは面白いです。音楽やキャスティングなど相変わらずタランティーノらしくて◎
ただ、非常に長いです。時間的には2時間弱の作品ですので決して長くはないんですけど、内容と比べると90分もいらないくらいじゃないですかね~?

殺人鬼役のカート・ラッセル以外の登場人物はほとんど若い女性で、タランティーノお得意のどうでもいいような(笑)会話のシーンが延々続くんですけど、これがあまりに長すぎて退屈です。
殺人シーンに関してはかなり強烈で、50分くらいただただ女性たちがワイワイやってるシーンを見せられてかなり退屈してたんですけど、それが吹っ飛ぶくらい強烈でした。
ただ、後半に入ってまた前半と同じ展開でまたまた退屈します(笑)
オチは書きませんが(書いたとしても特に問題ないでしょうけど...)カート・ラッセルファンとしては非常に残念な感じですし、前半のように雑談シーンが吹っ飛ぶほどの衝撃的な展開はありません。

「70年代のB級っぽい」と言われれば確かにそうですが、もっと面白くできたんじゃないんですかね~?惜しい作品でしたね。

ちなみに「夜の大捜査線」なんかでお馴染みのシドニー・ポワチエの娘、シドニー・ターミア・ポワチエが出演してますが非常に素晴らしいルックスで(笑)とても30過ぎてるとは思えないですね~要注目

「13 thirteen~マスターズ・オブ・ホラー2~<4>」・・・(359)

2008-05-29 21:13:12 | Weblog
「ワシントン・コード」The Washingtonian
監督:ピーター・メダック
出演:ジョナサン・シェック、ヴィーナス・ターゾ、ダンカン・フレイザー、ソウル・ルビネック、他
2006年・アメリカ・60分

<STORY>
初代米国大統領ワシントンの故郷でもある街に、妻と娘と一緒に帰省したマイク。彼は生家の地下室で大統領の恐ろしい嗜好が綴られた手紙を発見。この驚きを隣人に打ち明けた日を境に、一家は何者かに狙われ始める...

監督はピーター・メダック...ピーター・メダックって誰?と思って調べてみたら、何と「チェンジリング」の監督なんですね~...懐かしい...(笑)

オープニングからいきなりの残酷ショットでワクワクさせてくれますね~70歳を過ぎた監督の作品とは思えません
ところが!今作はシリアスなホラーではなく、どちらかと言うとブラック・コメディですね...時間が短くてテンポが良いぶん、コメディ的な感じが強いです。

なかなか奇妙で不気味ですが怖さは無いですね~...オチは結構面白いです。皮肉も込められてるのかな?

「Vの伝染」The V Word
監督:アーネスト・ディッカーソン
出演:アージェイ・スミス、ブランデン・ネイドン、マイケル・アイアンサイド、リンダ・ボイド、ジョデル・フェルランド、他
2006年・アメリカ・60分

<STORY>
ゲームが大好きな少年ケリーとジャスティン。ひょんなことから根性試しをするため、彼らは真夜中の葬儀屋に忍び込む。しかし、死体の安置された棺を開ける勇気も出なかった2人に、予期せぬ恐怖が襲いかかる...

アーネスト・ディッカーソンという監督は知りませんが、これまでの経歴を見ると黒人監督なのかな?TVドラマの監督をよくやってる人みたいです。

肝試しで葬儀屋に忍び込んだ二人の少年が得体の知れない男に襲われます。
で、実はこの男(マイケル・アイアンサイド)はヴァンパイアで少年たちも吸血鬼と化し、苦悩するというお話です...マイケル・アイアンサイドに襲われたら怖いやろうなぁ~(笑)

結構切ない話になっていきますが、特に目新しさは無くて話としてはありがちな感じです。
悪くは無いですが、特別”コレ!”っていうようなところも無かったですね~

「13 thirteen~マスターズ・オブ・ホラー2~<3>」・・・(358)

2008-05-27 01:35:07 | Weblog
「ヴァレリーの誘惑」Valerie on the Stairs
監督:ミック・ギャリス
原作:クライヴ・バーカー
出演:タイロン・レイツォ、クリストファー・ロイド、トニー・トッド、他
2006年・アメリカ・60分

<STORY>
作家の卵たちばかりが住むアパートに越してきた、小説家志望のロブ。彼は部屋の前住民が自殺したことを聞いて不安になるが、執筆活動に没頭。そんなある晩、謎の金髪美少女が彼の前にあらわれる...

監督は「ザ・フライ2/二世誕生」のミック・ギャリスで原作は「ヘルレイザー」のクライヴ・バーカーです。

アパートに越してきたらその部屋や住人が奇妙で...っていうのはよくあるストーリーですが今作はなかなか良い雰囲気で引っ張っていってくれます。
ちょっと不可解というか誰にでもわかり易いストーリーというのでは無いと重います...私もラストとかよくわかりません(笑)
それでも意外とラストまで退屈せずに観れましたね~すごい面白い作品ではないですけど、なかなか良くできた作品だと思います。

「言葉なき隣人」Family
監督:ジョン・ランディス
出演:ジョージ・ウエント、メレディス・モンロー、他
2006年・アメリカ・60分

<STORY>
娘を病気で亡くし、気分を入れかえるため、閑静な住宅街に引っ越してきた夫妻。隣家に住む男性とも親しくなり穏やかな生活を送っていた矢先、突然夫が失踪。悲観に暮れる妻を元気づける隣人宅の部屋には、ある秘密が隠されていた...

監督は「ブルース・ブラザース」「狼男アメリカン」のジョン・ランディス。

ジョン・ランディス節と言いますか、ブラックなコメディタッチでありながら哀しくも狂気に満ちた作品で非常に良かったですね~

人を殺して白骨化させ、その骨を家族に見立てて一緒に暮らすという恐ろしくサイコなオッサン(笑)のお話なんですが...そのままだとありきたりに終わってしまうところなんですけど途中で良い感じに展開していきます。
ただ途中で「あぁ~そうか、これは○○(←ネタバレにつき伏字)だな?」と気づく方も多いでしょうね~それでもなかなか面白い作品だと思います。

「要塞警察 デラックス版」・・・(357)

2008-05-24 15:14:58 | Weblog
「要塞警察 デラックス版」ASSAULT ON PRECINCT 13
監督・脚本・音楽:ジョン・カーペンター
出演:オースティン・ストーカー、ダーウィン・ジョストン、ローリー・ジマー、他
1976年・アメリカ・91分<セルDVD>

<STORY>
ロス郊外で、ストリートギャングによる無差別殺人が発生。彼らに娘を殺された父親は、執念でギャングの一人を射殺し、近くの警察署に駆け込んだ。だが署は移転のため、勤務する署員はわずか...仲間の報復にやってきたギャングたちは、分署の電話線と電線を切断して外界から完全に孤立させ、サイレンサーで署員や囚人を無差別に殺してゆく。臨時の署長を負かされていた警部補ビショップは、収監されていた凶悪犯ナポレオンと協力し、襲い来るギャングを迎え撃つ!

鬼才ジョン・カーペンター監督の2作目にして劇場デビュー作品。(ちなみに日本では残念ながら劇場未公開です)
ハワード・ホークス監督の名作ウエスタン「リオ・ブラボー」の設定を現代に置き換えたオマージュ作品です。

作品に関してはもう観て下さいとしか言いようが無いので、今回は再発版のDVDについて少し...

今作が初めてDVD化されたのは7年前でハピネット・ピクチャーズからの発売でした。その時の特典はオリジナルの予告編だけでしたが今回ジェネオンからの再発版(デラックス版)は43分の特典映像に加えて日本語吹替えと監督のオーディオコメンタリーが収録されております。

今作はデジタルリマスターされていて、私はハピネット版も所有しておりますので見比べてみましたがちょっと比べ物にならないくらい画質が向上してますね~DVDとしては買いなおした甲斐がありました。

ただ...久々に観たのですが、やっぱり映画って観た時の年齢や精神状態やそういうものが大きく作用すると思います。そういう意味で自分の中で美化している作品も多いのですが、今作も残念ながらそういう部分がありました。
もちろん30年以上前の低予算映画だと考えると素晴らしい作品なんですけど、改めて見直すとちょっと「あっさりした」感じでした。
印象としてはもっと凄まじいストリートギャングとの攻防戦があったように思ってましたが意外にアクションシーンよりドラマ部分が多かったですね~

もちろん現在も変わらないカーペンター節と言うかクールでソリッドな感じは健在ですし、素晴らしいバイオレンス・アクションであることは変わりません。
ただ、今作に限らず自分の中で美化しすぎてしまってる作品も結構多いんだろうなぁ~と改めて思って怖くなりました(笑)

とにかく未見の方は是非観て下さい。「ニューヨーク1997」や「ハロウィン」の原点がここにあります。

「レベル・サーティーン」・・・(356)

2008-05-22 01:43:09 | Weblog
「レベル・サーティーン」13 BELOVED
監督・脚本:M・チューキアット・サックヴィーラクル
原作・脚本:エカシット・タイラット
出演:クリサダ・スコソル・クラップ、アチタ・シカマナ、サルンヨー・ウォングックラチャン、他
2006年・タイ・114分<レンタル>

<STORY>
タイ・バンコク。楽器会社の営業マン・プチットは成績を出せず、突然会社を解雇されてしまう。その上、借金まみれで破産寸前の彼に、故郷の母親は金の無心。一体この先、どうすればいいのか…。会社の非常階段で頭を抱えていた矢先、携帯電話が鳴る。「あなたは幸運にもゲームの参加者に選ばれました。13のゲームをクリア出来たら、最大3億円の賞金を獲得できます」。半信半疑ながら、第1のゲームに挑んだプチットは...

タイ製のサスペンススリラーです。
まずプロットは非常に面白いです。お金に困っている男にかかって来た1本の電話から話はどんどん転がっていき、どんどん凄まじい話になっていきます。

ネタバレすると面白さが半減すると思いますので、詳しいことは書きません。
ただ途中で目を背けたくなるようなシーンもありますのでご注意ください。

難点を挙げるなら、結構色んな要素を盛り込みすぎて焦点がぶれてしまっているところですね~...もっとゲームそのものに焦点を絞って、ある程度謎は謎のままでもよかったのではないでしょうか?
同系統の名作である「CUBE」や「SAW」にしても謎の部分は残ってましたし、そういう部分も逆に魅力的なところなんじゃないでしょうか?

それでもなかなかに面白い作品だと思いますので、是非観ていただきたい1本ですね。

「13 thirteen~マスターズ・オブ・ホラー2~<2>」・・・(355)

2008-05-19 21:08:55 | Weblog
「アイスクリーム殺人事件」We All Scream for Ice Cream
監督:トム・ホランド
出演:ウィリアム・フォーサイス、コリン・カニンガム、他
2006年・アメリカ・60分

<STORY>
少年時代の仲間の葬式に参列したケント。彼は最近、友人を立て続けに亡くしていた。悲しみに暮れる帰路でピエロ姿のアイスクリーム売りを見かけた彼は、昔のある悪行を思い起こす。その夜、また仲間のひとりが死に...

監督は「チャイルド・プレイ」のトム・ホランド。
う~ん...正直言ってB級ホラーの域を出ないというか、まぁ60分くらいで丁度いい感じですね。この題材で90分の尺があったら非常に退屈なゴミホラーになってたと思います。

ピエロというのは確かに怖いですからね~(某ファストフードのキャラも結構怖くないですか?...笑)題材としては悪くないと思うんですけど、ホラーとしては特筆すべきところもない作品ですね。

「グッバイ・ベイビー」Pro-Life
監督:ジョン・カーペンター
出演:ロン・パールマン、マーク・フォイアス、エマニュエル・ヴォージア、他
2006年・アメリカ・60分

<STORY>
中絶専門の病院を経営する医師夫婦。ある日、彼らが運転する車の前に飛び出してきた妊婦に「中絶してほしい」と懇願される。彼女を病院へ運ぶ2人は、突如現れた男に「お腹の子は神の子だ」と言われ、手術を阻止される...

監督は「ニューヨーク1997」の鬼才ジョン・カーペンター。
内容自体はモンスターものですが、作りとしては狂信的な一家の大殺戮がメインのストーリーになっていて非常に怖いです。

”悪魔の子供を身ごもる”という話は結構ありがちな話なんですけど、親父(ロン・パールマン)と息子たちのこのキ○ガイ家族の設定を絡ませることですごく新鮮に観れました。

とにかく作品全体から漂うジョン・カーペンターの相変わらずの狂いっぷりはさすがですね(笑)...おすすめの1本です。

雑談

2008-05-17 17:58:22 | Weblog
拙ブログをご覧いただき、ありがとうございます。
体調があまりよくないんですけど、まぁダラダラとDVD借りてきては観ております。
体調を崩してから早めに寝るようにしてるので最近はあまり長い作品は観てないです...「パイレーツ・オブ・カリビアン ワールド・エンド」「バベル」あたりも早く観たいんですけどねー

「LOST シーズン3」やっと観終わりました...おい!先が気になってしょーがないぞ!(笑)シーズン4も向こうでは放送が終わってるみたいですね。DVDが出るのは年末くらいでしょうか?

どーでもいいですが...最近はツタヤの半額セールの回数も減ってるみたいですし、GEOなんかDVDの半額セールはほとんどやりませんね~我々貧乏映画好きにはなかなかツラいです。
半額セールとか無くてもいいんで、いっそレンタル料金を値下げしてくれないですかね?新作250円、旧作200円くらいなら借りやすいんですけど、店によっては新作が500円くらいしますからね~

「となり町戦争」・・・(354)

2008-05-16 00:06:15 | Weblog
「となり町戦争」となり町戦争
監督:渡辺謙作
原作:三崎亜記
出演:江口洋介、原田知世、瑛太、菅田俊、飯田孝男、小林麻子、余貴美子、岩松了、他
2006年・日本・114分<レンタル>

<STORY>
「舞坂町はとなり町・森見町と戦争を始めます。開戦日5月7日。終戦予定日は8月31日。」
ある日届いた、となり町との戦争のお知らせ。偵察業務に就かされた“僕”は、その業務遂行のために、対森見町戦争推進室の“香西さん”と夫婦生活を始める。戦時にもかかわらず、町は平穏を崩さない。かろうじて戦争状態と分かるのは、日々のニュースで発表される戦死者の数だけ。淡々とした日常生活のなかに侵食した戦争。“僕”は、知らず知らずのうちに、その戦争の中心にいたのだ...

第17回小説すばる新人賞受賞作品の映画化です。
図書館では常に貸し出し中で残念ながら原作は未見です。

話自体は単純で、文字通り隣町同士が戦争を始め、そこに主人公が巻き込まれてゆく...というストーリーです。
原作を読んでいないので詳しくはわかりませんが、”役所”や”戦争”を皮肉った感じの内容ですね。

最初の方は目に見える形では戦争は描かれておらず、ただ戦死者数だけが報道されるという「大怪獣東京に現る」みたいな作りになっています。
で、少しづつ戦争は本当に起こっていて主人公は間違いなく”殺し合い”の真っ只中にいる、という感じに物語は進んでいきます。

非常にシュールで不条理で突拍子も無い内容ですが、まあまあ面白い作品です。
常に世界のどこかで戦争が起こっていますが、直接関係無い者にとっては「対岸の火事」的な認識しか無いと思います。この作品では戦争が起これば人は殺し合い、そしてその人たちにも家族があり仕事があり生活があり...という当たり前であるけど当事者で無ければなかなか思いが及ばない、そういうことを皮肉って描いているんだと思います。

人によっては陳腐な内容に思われるかも知れませんが、メッセージ性もありエンターテイメント性もありでそう悪くは無い作品だと思います。
できれば原作を読んでみたいですね。

「ウィッカーマン」・・・(353)

2008-05-13 17:50:05 | Weblog
「ウィッカーマン」THE WICKER MAN
監督:ニール・ラビュート
出演:ニコラス・ケイジ、エレン・バースティン、ケイト・ビーハン、リリー・ソビエスキー、モリー・パーカー、他
2006年・アメリカ・101分<レンタル>

<STORY>
カリフォルニア州の白バイ警官メイラスは、親娘の乗る車が事故で炎上する姿を目の当たりにして以来、精神的なダメージを負っていた。そんな彼にある日、失踪した婚約者ウィローから手紙が届く。娘のローワンが行方不明になっており、助けてほしいという。今でもウィローを想うメイラスは、一路ウィローの住むワシントン州の島サマーズアイルへと向かった。そこでメイラスは島の人々の不気味な雰囲気と冷たい視線を感じて...

73年に製作された同名作品のリメイクです。
オリジナルはカルト作品として非常に有名な作品なんですけど、残念ながら未見のまま今作を観ました。

...なぜあえて”カルト”と呼ばれてる作品をリメイクしたのでしょうか?
確かに”あ~これはカルトと呼ばれるやろうなぁ~”って感じのストーリーで興味は惹かれましたが、全体的には何か退屈でしたね~
ラストは結構良かったですけど、あっと驚くようなものではなく”なるほどなぁ~”くらいの感じでした。序盤からもっと上手くもっていけばもっといい見せ方も出来たのでは?と思いますね。

ウィキペディアでオリジナル版のストーリーを見てみましたが、こちらの方が面白そうですし納得のいく内容でした。
オリジナルの方を観てみたくなりましたがウチの近所にはレンタルで置いてないんですよね~しかもDVDは廃盤ですし...PDで780円くらいで出ないかなぁ~(笑)

「スリーウェイ 誘う女たち」・・・(352)

2008-05-10 11:55:52 | Weblog
「スリーウェイ 誘う女たち」THREE WAY
監督:スコット・ジール
出演:ジーナ・ガーション、ドミニク・パーセル、ドワイト・ヨーカム、アリ・ラーター、ジョイ・ブライアント、他
2004年・アメリカ・88分<レンタル>

<STORY>
看板屋を営むルーは、たまたま近くにいた車中のカップルが金の絡んだある計画を企てていることを知る。それは、ラルフという男が不倫相手のイザベルと共謀して彼の妻フローレンスを誘拐し、身代金をせしめるというものだった。そこでルーは、その身代金を横取りせんと巧みにイザベルに接近する。また一方で、ルーの前に彼の過去を知る謎の男クレアモントが現われる。そんな中、ついに誘拐計画が実行されるのだが...

「プリズン・ブレイク」のドミニク・パーセル主演のサスペンス
...良い雰囲気はあるんですけど全体的にツッコミどころ満載というかちょっと残念な作品ですね~

誘拐を画策するカップルとその身代金を横取りしようとする男...確かにありきたりなストーリーなんで変化をつけようという気持ちはわかるんですけど、謎の男を絡ませることで話がとっちらかって収集がつかなくなってる感が無きにしも非ずです。
まぁこの企画自体が失敗としか言い様がないですね(笑)

個人的にはジーナ・ガーションが好きなので期待してたんですけど、重要な役どころではありますがほとんど出番は無かったですね~...相変わらずクールな感じで良かっただけにこれまた残念でした。