ブルーベルだけど

君にはどうでもいいことばかりだね

田中角栄と小沢一郎

2009-08-15 10:17:27 | 日記
           ☆☆☆☆☆☆☆ あのとき君は若かった ☆☆☆☆☆☆☆




本日8月15日、日本は64回目の終戦記念日を迎えた。 その前日には田中真紀子元外相が民主党に入党する意向であることが党関係者から明らかにされている。 田中真紀子元外相は現在無所属・・・そういや旦那も無所属・・・ということで直紀参院議員も入党を表明する方向で調整中とのこと。 かつては夫婦そろって自民党に属した二人だ。

民主党と言えば小沢さん。 小沢さんと言えば田中角栄元首相。 田中元首相に師事した小沢さんは「田中角栄のコピー」とも言われる。 まー「縮小コピー」だの「物真似」だのという批判はさておき、民主党に田中夫婦が入党することは、それなりに感慨深いものがある。

田中真紀子元外相は1993年に衆院議員に初当選し自民党へ。 小泉内閣で外相となったものの、あの「伏魔殿」発言で比喩された外務省幹部官僚との対立がもとで2002年に更迭。 更に公設秘書給与の流用疑惑で党員資格を2年間停止され議員辞職。 2003年には離党し、その後2回の選挙を推薦なしの無所属で乗り切り当選した。 実は今回初めて民主党から推薦を受けていて、この段階で既に入党ストーリーは出来上がっていたと言える。

田中元首相の長女と田中元首相愛弟子の小沢さんは仲がいいんだよね、最近特に。 創政会立ち上げの主力メンバーであり、弔問時に遺体との対面を拒まれていることはさておき、男の子を亡くした田中角栄元首相は、その子と年が近かった小沢さんを我が子のように可愛がり、長女との結婚を望んだほど。(彼女の方が断ったそうだけど・・・) 小沢さんは今でも田中角栄さんのお墓参りに行っている。

酒井法子容疑者逮捕以降、日毎ニュースで明らかにされるドロドロとした私生活に食傷気味だったけど、田中元外相の民主党入党で面白くなりそうだ。
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Marshall にキャスター取り付け

2009-08-09 10:00:53 | 日記
以前書いたけど、僕のギターアンプは DSL201(チューブ)が壊れ、JCM601(チューブ)が壊れで、今や中古で買った G50RCD(ソリッド)。 G50RCD は MGシリーズの前モデルで、Marshall を名乗ることさえ恥ずかしいほどのダメアンプ。

ところが、うちの G50RCD はただものではない。

何と前ユーザーが「Major の音を実現する」という無謀な改造を行っていて、中身は全くの別物。 某 Major 使いのライブ曲に合わせて弾いたところ、普段少々の差でも容赦なくダメ出しする下の子が「全く同じ音じゃん」と言ったほどで、前ユーザーの挑戦は一応結実している。 が、はっきり言って重い。 たまにはリビングで弾きたいと思うけど、ゴム足じゃ持ち運びが不便。 そこでキャスターを取り付けることに。

ということで、昨日は上の子と車で遠路はるばるいきつけの蕎麦屋で昼食をとった後、地元に戻りホームセンターへ行き、売場にしゃがみ込んで選別開始。 「アンプに座っても耐えられて」「うち2つはストッパー付きで」「かっこいいやつ」を物色してたら、30分も経ってしまった。(笑) ストッパー付きで一番小さいのが耐重量25kg・・・4個付けだから 100kg まで大丈夫・・・かっこいいかどうかはともかく、これに決定!

家に帰ってネジで装着し、さっそくリビングへガラガラと移動。 自室と違い反響が多くライブな音で少々違和感があったけど、ギターのボリュームを上げていきながら弾いてみる。


ボリューム最小でクリーン・・・滑らかで重い金属音。
ちょっと上げてクランチ・・・サクサクした中に独特のツヤがあっていい感じ。
最大にしてハイゲイン・・・太く粘りがあるのに1つ1つの音が明瞭で結構いける。


以上、改めての感想。 ギターのボリュームだけでリニアに変化していく様子に、前ユーザーの恐ろしさを思い知る。 いい気分になったところで、勉強してた(と思う)下の子を呼び、リクエストにも応えながら弾きまくった。




前日の夜は上の子とフォアローゼズを空けたんだけど、その日も気が付くと宝焼酎純 25% が残り 25% ほどになってたな。(爆)








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碧いうさぎ

2009-08-08 09:13:13 | 日記

   ☆☆☆☆☆☆☆ ガラスのうさぎ像(東海道線二宮駅南口)☆☆☆☆☆☆☆




酒井法子容疑者(38)に対し覚せい剤取締法違反容疑で逮捕状が出ている。 東京都港区のマンションから覚せい剤と吸引器具が押収されたこと、夫で自称プロサーファーの高相祐一容疑者(41)が「妻も使っていた」と供述をしていることから、覚せい剤を所持していた疑いが強まったとのこと。 酒井容疑者と高相容疑者は別居していた。

酒井容疑者が北海道の美幌別診療所に住む耳と口が不自由な捨て子「倉本彩」を演じたTVドラマ「星の金貨」をよく覚えてる。 タイトル「星の金貨」はこの診療所に赴任してきた医師「永井秀一(大沢たかお)」が彩に手話で話したグリム童話で、ドラマの主題歌は酒井容疑者の「碧いうさぎ」。 秀一の弟で医師「永井拓巳(竹之内豊)」も物語のキーを握っていて、3人とも主演と言っていい配役だったと思う。

碧いうさぎ・・・少々どんくさいリズムや唐突で雰囲気ぶち壊しのエンディングは勘弁して欲しいけど、曲そのものや全体のアレンジは良く、特にブレーク部分は冬の星空を連想させ、更に歌詞には「うさぎは寂しいと死ぬらしい」という科学的根拠のない有名話を示唆する部分もありで、結構好きな曲。

実は、この「碧い」の語意からあの「ガラスのうさぎ」を連想しちゃったことで、いつからか2匹のイメージがダブったままとなってしまってます。


「ガラスのうさぎ」は実話。 著者は東京本所区(現在の墨田区)で育ち、父親はガラス工芸品の工場を営んでいた。 二人の兄は徴兵を待たず軍人を志願し、長兄は中国戦線へ赴き、次兄は海軍飛行予科練習生として三重航空隊へ入隊し、その後神風特別攻撃隊員に。

昭和20年3月10日、東京大空襲で母親と二人の妹が行方不明になってしまう。 著者は空襲に遭い焦土と化した家の敷地のあちこちを掘り、母親や妹たちの使っていたものを探したが、そこにはかつて父親が作った ガラスのうさぎ が半分溶けて転がっていた。 著者は家族が使っていた食器の欠片とともに、ガラスのうさぎ を大切に手提げに入れ、一人で神奈川県二宮町の知合いの家に疎開。

昭和20年8月5日、新潟で新しい仕事の目途がついた父親が著者を迎えに二宮駅に着いた時、米軍の艦載機P-51が飛来し、著者の目前で父親は機銃掃射を浴び亡くなった。 そしてその10日後、日本は終戦を迎えた。

二宮駅に立っているガラスのうさぎ像のたもとの碑にはこう書かれている ・・・・・・・

 太平洋戦争終結直前の昭和二十年八月五日、ここ二宮駅周辺は艦載機P51の機銃掃射を受け、幾人かの尊い命がその犠牲となりました。
 この時、目の前で父を失った十二歳の少女が、その悲しみを乗り越え、けなげに生き拭く姿を描いた戦争体験記「ガラスのうさぎ」は、国民の心に熱い感動を呼び起こし、戦争の悲惨さを強く印象づけました。
 この像は私たち二宮町民が、平和の尊さを後世に伝えるために、また少女を優しく励ました人たちの友情をたたえるために、多くの方々の援助をいただき建てたものです。
 少女が胸に抱えているのは、父の形見となったガラスのうさぎです。
 ここに平和と友情よ永遠に。


・・・・・・・ そんなこんなで酒井容疑者には特別なイメージがあったんだけどね。 ただしまだ「容疑」者だから、どうなるかわかんないけど。

碧いうさぎ、ガラスのうさぎ・・・今年も終戦記念日が近づいている。

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パパ、でんち、かえて。

2009-08-01 10:02:37 | 日記

 ☆☆☆ この表情は反則!(笑) 画像は某サイトからのいただきものです ☆☆☆



朝、某駅で急行の待合わせをする通勤電車内。 概ね僕の定位置になってる席の向かい側に最近貼られた広告シール。 クマのオモチャを抱いた女の子のフォトの横には「パパ、でんち、かえて。」というコピー。

よく見るとちょっと緊張した表情で本当に可愛らしい。 自分の子供の幼ない頃とダブって見える。

フォト下には「液もれ防止設計」の文字。 いつもセール品ばっか買ってる僕も、大切な子のオモチャには maxell の安全な電池を使いたい、と素直に思ってしまう。


もともと maxell は好きな会社。 CD や DVD は目玉品も買うけど、大切な記録には maxell を選んでしまう。 

そういや VHS も maxell 。 唯一 MD はパッケージデザインやケース出し入れのフィーリングが少々粗雑だったんで SONY のを使ってたけど。


「 カセットテープは HIFI 用になると思いますか? 」

・・・ 当時中学生だった僕の元に突然 maxell からこんな質問を含むアンケートハガキが届いた。  それは、まだカセットテープの音質が今一で「専ら会話記録を担う程度」というレベルは脱していたものの、「HIFI」と言われるまでに至らない過渡期における本気の意識調査。 既にカセットが身近な存在だった僕は、全て肯定的な回答を選択して返送。

その後、 XL シリーズが大ヒットしてしばらく経った頃、大学生になっていた僕の元に突然、試作品のカセットテープ2本が届いた。 梱包には比較評価アンケートが同封されていて、これに記入した試聴感想が後日 Audio Accessory 誌中の新製品広告として載ったことはちょっと嬉しい思い出だったりする。


かつて愛用した XLⅡ はリーダーテープ直後からリーダーテープ直前まで音飛びや音ムラ、音ユレ、巻ムラが極少。 最高域の伸びはさほどじゃなく中高域に独特のカラーはあったけど、回転系の安定性から磁性体の均一さまで信頼性の高さは他社と次元の異なるレベルだったと思う。

しかも劣化が少ないんで、一定期間使用した46分テープに Tublar Bells の A面(25分)を入れるようにしてた程。(意味わかるかなー(爆)) 年に数回だけど、当時のテープが未だ現役で遜色なく聴けるという耐久性もスゴイ。


記録媒体は、それを再生するシーン・・・「いつか訪れる未来」・・・を想像して使うもの。 家族旅行に決して軽くないビデオを持ち歩くのもこの想像力の賜物。

現在ではなく「いつか訪れる未来」を基準に考えれば、まるで西ドイツ車のような〝耐久性へのこだわり〟はもっと評価されていいと思う。


FMリスナーがメインターゲットだった時代には「ピンクのマニキュア」をシンセサイザーのプレーン音で、「秋の夕暮れ」を寂しげな楽曲で、ちょい前では「ずっとずっと。新留小学校篇」で閉校までの7日間を哀愁漂うメロディーと映像で、それぞれ表現するなど、そういやこの会社、右脳や追憶に訴えるCMセンスは抜群だ。




それにしても「パパ、でんち、かえて。」・・・maxell さん、この表情は反則でっせ。(笑)








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