知り合いの S 君が所有する Gemini handling by LOTUS はオーディオがウィークポイント。
以前書いたけど、カーステ本体のみ新品交換された一方、スピーカーは前オーナーが使用していた年代物がリアに鎮座。 コーン紙やダンパー、エッジの劣化でハイエンド、ローエンドとも著しく減衰して、中音も張りが失せ、無味乾燥な音になっていたところ、イコライザで補正すると結構瑞々しい音に変貌。 但し、元々十分なストロークを想定していないウーファーゆえ、適度な音量へ達する前にボイスコイルからビビリ音が発生する。 既にエッジは破れた状態だ。
この正月、いよいよ我慢できなくなった S 君から相談を受けた僕は、現在のスピーカーに４ｃｍ程度以上の足を付けて浮かせた上でハイパスをかませ、この下部にトランクという広大な容積を活かした形でウーファーを増設するプランを提案した。
さっそく実車の取付け穴径を測ったところ、結構小さい。 正月の早朝から行ったネット検索の結果、フォトのユニットがジャストフィットであることが判明。 クロスオーバー設定、ネットワーク設計と、トントン拍子に話が進む。
このプラン ・・・ 唯一の不安は、ほぼハンダ付け初体験の S 君が取付けをすること。 そんな心配をよそに、昨日作業をやり遂げた S 君から感謝の電話をもらった。
訊けば音は素晴らしく、電話をもらう前に Twitter で確認した「よろこび」コメント通り、期待以上の低音再生能力に感激して、思わずドライブに行ってきたそうな。
Gemini handling by LOTUS の中でも SE は今や超希少車。 加えて内外装とも程度が良く、更に特別なオーディオ装備となると、ますます手放せなくなったんじゃないかな？
