ブルーベルだけど

君にはどうでもいいことばかりだね

適応機制を晒して生きる人達

2017-01-22 13:12:02 | 日記
週2回程度利用する近所のスーパー。 売り場には様々なひとがいる。

ゆっくり楽しそうに各コーナーを眺めているひと(カップルに多い)、なぜか忙しそうにあちこちジグザグに移動するひと(体育系男子に多い)、ただ目的のものをカゴに入れレジへ向かうひと(僕がこのタイプ)、流れに逆らって回るひと(無表情な年配女性に多い)・・・。


店の最終段階はレジ。 ここでも様々な人間模様が繰り広げられる。

黙々とスマホを操作しながら支払いを済ませるひと(結構格好いい若年男性に多い)、レジ係に話しかけるひと(僕がこのタイプ)、待ってる間にレジ周りの陳列商品をカゴに加えていくひと(お洒落な女性に多い)、レジ係に横柄な態度をとるひと(貧相な中年男性に多い)・・・。

最後のタイプは 「金持ちはひとがいい」 の逆パターンで、概ね身なりが粗末だったりする。


人間の心には、心身の緊張や不安・悩みなどを和らげ心の安定を保とうとする働きがある。 中でも 「代償」 は素人にも分り易い。

「レジ係に横柄な態度をとる」 という行為は 「社会的に恵まれていない自分の緊張や不安・悩みなどを和らげ心の安定を保とうと、 立場上 従順な役に徹さざるをえない相手に対し、 日頃叶わない 〝権力〟 を行使する」 といったところ。 勿論、無意識の行動だ。

無意識ゆえ、本人に自覚はない。 そもそも自覚があるようでは適応機制が成立しない。


レジ係などという実社会の第三者を介さずとも、心身の緊張や不安・悩みなどを和らげ心の安定を保つことは可能だ。 例えば、憧れのキャラへとなり切ってネットに埋没すること。
縁なき他人の言動を歪曲し、自分に興味があるかのように妄想することだってできるだろう。

しかし、残念ながら現実こそ全てなのだ。


コンピテンシーの視点から考えれば、虚偽と現実とが乖離した孤室に潤いはなく、あるのは焦燥感だろう。 そして、そこから脱出する方法はただ一つ ・・・ 勇気をもって現実を直視し、一歩踏み出して、足らない部分を補うための努力をすること。

ありゃ? 新入社員への訓話みたいになっちゃったぞ (笑)




さて、フォトのイケメン少年は Rod Stewart 。 5人兄弟の末っ子で、ロンドンで新聞販売業を営む両親と店の2階に住んでいた。

墓掘り等の日雇いから一転、サッカー選手になるも3週間で脱退。 その後、フォーク歌手 Wizz Jones のツアーに加わったことで Rod Stewart の音楽人生が始まる。

僕が Rod Stewart を知ったのは、海岸近くに捨てられていたシングル盤から。 まだ小学生だった僕にはジェフベックグループ 〝監獄ロック〟 の泥臭さが理解できず、また捨てた。

その後 大学2年の時、お世話になった 〝Hさん〟所有の Atlantic Crossing でノックアウト。 Da Ya Think I'm Sexy? のヒットで日本でも有名になり、People Get Ready で僕のライブラリーに加わることに。

「Rod Stewart の印象は?」 と問われれば、Rock 'n' Roll でも Hard Rock でもなく、「Pops」 と答えるだろう。  時代が創り上げたイメージやジャンルの枠にとらわれずに活躍を続けた Rod Stewart は今、72歳。







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