時は流れた

まだ大学生の子供がいる O さん ・・・ 取り敢えず、転職できていれば良し。

清算処理での就任にも拘らず、会議やミーティングにおいて、上席 S からの叱責が続いていたそうだ。　時には部下の面前で。

H さんが辞め、U さんが辞め、僕が辞め、で会社も変わったのだ。　精神を磨り減らすより、そこそこの額で O さんらしい仕事ができればいいと思う。

販社時代、４人のスピードとアグレッシヴさで会社が一つになり、最高益を叩き出しながら、グループ企業全体を牽引した、あの頃が懐かしい。　これで、その４人全員が辞めてしまったんだな。


そんなことを考えながら、月１の記帳で各行を回るうち、つい、以前暮らした街へ。　当時と同じように、改札前の店でモーニングを注文する。

久しぶりに訪れたその店は、残念ながら〇〇〇〇〇の無料サービスが廃止されていたが、窓の外には相変わらずの景色。　この景色を眺めながら、色んなことを考えたっけ。



台風一過で一気に涼しくなった。　時は流れ、季節は移り変わる。