ブルーベルだけど

君にはどうでもいいことばかりだね

ハウスクリーニング 2021

2021-11-27 01:19:47 | 日記
今年も N社を通じ、Nさんが担当になりました。
そして、恐れていたことが ・・・ 。

朝一番で「今年いっぱいで辞めたいと思っています」との言葉が。
昨年から特に悪化した腰は一進一退で、悩んだ末の決断らしい。


気を取り直して話しかけると、久しぶりに会った旧友のように話が弾む。
先ずはサッシとベランダから。

〝テキパキ〟という表現がピッタリだ。
勿論、今回も掃き出し窓のサッシを外すことはできない。


Nさんが清拭したガラスは、前任の方が2度洗浄しても尚「シール跡のようなものが残っていて取れない」と言っていた南側の窓が何事もなかったかのように透明になる。

その素晴らしさは直射日光が当たるとはっきり分かる。


今年も「近所の店で一緒に昼食を」と思っていたところ、「かみさんが弁当を作ってくれたのでクルマの中で」と。

「ならリビングで一緒に」と伝えたところ「昼休みは一人になりたい」そうだ。

これまで無理して付き合っていただいていたのかな? 申し訳ない。


午後は風呂から。
やや古くなった鏡もピカピカ!

気が付けば客間、リビング、寝室とエアコンのフィルターを外して洗浄中。
乾燥のためブルーシートの上に立て掛けたら、風呂、キッチン、トイレの換気口の清掃。

最後にエアコン上面を清拭。


帰り支度をしながら「こんなに綺麗にしている家は殆どありません。だから余計トイレのシンクと水栓の汚れが目立ちますね」と仰る。

その通り、シンクは黒ずんでいるし、水栓にはカルシウム結晶のようなものが付着しているけど、どう擦っても取れないので諦めていた。

「どうしたらいいんですかね?」と尋ねると「なかなか難しいんですけど」と、シンクは紙やすりで、水栓は小さなナイフでチャチャッと処理をしたところ、新品のように綺麗に!! これこそプロの技!!!


「メニューにないものまで、しかも短時間で綺麗にしていただき、感謝感激です!」と伝えると「いえいえ、こういうのを綺麗にするのは大変ですから」と嬉しそうな笑顔。

例によって道具をクルマまで運ぶのを手伝う。 「本当はこんな性格じゃないんですよ」と笑いながら。 僕はプロに対して尊敬できるひとにだけは親切にするのだ。


今年も仕事は丁寧で徹底的。
依頼した箇所はいずれもピカピカ!


別れ際に「今年で最後なんて言わず、来年もお願いします」と言うと「確約できないから『ハイ』とは言えません」との返事 。。。




ひとは誰も必ず、確実に年を取る。
腰を痛めたことで、これほどの達人技が発揮されなくなるのは惜しい。

N社社長に電話をして引き留めるようお願いしたものの、う~んどうなるか…
外は寂しい秋の風。







コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする