ブルーベルだけど

君にはどうでもいいことばかりだね

夏の葉山

2019-07-28 00:12:11 | 日記

“出没!アド街ック天国” でやっていました。  よく行きましたね、以前は。
結構距離があったから、早朝に出て午後早々には帰途に就く、といったパターン。

まだ太陽が昇りきらない曇った空。 まだ冷たい海水。 砂浜にシートを敷いてオイルを塗って。 そして最盛となった頃には退散 。。。


シャワーを浴びて着替えたら、バスに乗って逗子へ。  クルマを買った後の記憶は、ドアを開けた際の突き刺す熱気、焼けたハンドル、画面が真っ黒になった液晶時計(笑)  カセット(古い!) にお気に入りの曲を収め、逗葉新道を通って。

吉田拓郎さんの “夕立ち” や Camel の “The Great Marsh” 、Peter, Paul and Mary “Gone The Rainbow” 、Robert Plant “Like I've Never Been Gone” 、大瀧詠一 “雨のウェンズデイ” 、Van Halen “Jamie's Cryin'” 、Focus “Eruption(ドラムソロ後)” 。

それに、Scorpions “In Trance” 、Mike Oldfield “Taurus Ⅱ” 、松田聖子 “夏の扉” 、Rainbow “Stone Cold” 、TOTO “Turn Back” 、UFO “Doctor Doctor” 、甲斐バンド “港からやって来た女” 、Dave Valentin “Legends” 、Doors “Wishful Sinful” 、なんかを聞きながら。


当時のイメージでは、家族連れの森戸、恋人同士の一色といったところ。
でも森戸が落ち着くんだよね、浜も広いし。


そうそう、なんと言っても付き合っていた女性が作ってくれる弁当が美味かった♪

Tさんが作ってくれた卵焼きや焼き肉とトマトを挟んだサンドイッチ、 Kさんが作ってくれたおにぎりとウインナーやピーマンの炒め物が美味くて美味くて。

特に後者の狂おしいほどの美味しさは、シンプルながらどうやっても再現できない。 まー、若くて食欲旺盛だったからなんだろうけど。


ある日、いつもの海の家で水着に着替えて入口に戻ると、カウンターの女性から 「〇〇さんですよね?」 と名前を呼ばれた。

よく見れば、それは Yさん!  長い髪は明るい色になり(当時、男女ともヘアカラーは珍しかった)、肌はコパトーンのモデルのような小麦色で、付き合っていた大学1年生の頃の清楚なイメージから激変。

Yさんのアパートへ行ったり一緒に街を歩いたりしていた頃は学生らしい風貌だった僕だって、既に背中まで伸びた髪を赤く染めていたから、「〇〇さんですよね?」 も決して意地悪じゃない。 僕は笑顔で場を繕いつつ、女の子と一緒にそそくさと浜辺へ。

以上が、2016年5月21日に 〝時の流れに Ⅸ〟 というタイトルで書いた 「 訳 」 の全容。 兎に角、女の子に対して不器用だった。


当時住んでいた下宿は(代替わりはしているだろうけど)オーナー変わらずワンルームマンションになり、その後、大学卒業まで住んだアパートは高速までのバイパス建設でなくなったと思っていたのに皮一枚でギリギリ奇跡的に残っているなんて!! ・・・ こんなことが本当に嬉しい。

夏っていいね。




長男も次男も連れて行ったけど、覚えてるかなー?








コメント
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