ブルーベルだけど

君にはどうでもいいことばかりだね

親子 3 人が選んだ教習所

2014-02-02 10:17:44 | 日記

1 年の就職浪人の末、難関を突破して希望通りの就職を決めた下の子が、遅ればせながら教習所へ通うことになった。

通いが可能なのは To… 教習所と Ta… 教習所の 2 つ。 To… 教習所は自宅最寄駅から 2 駅という近さ。 Ta… 教習所は、かつて子供達 2 人が通った近所の小学校から無料のスクールバスに乗って 30 分ほど。 でもって、下の子が選んだ教習所は後者だ。

それは大学時代の僕が通い、その後、上の子も通った教習所。 25 歳のときに転職したこと、更に馴染みのあるエリアに戻り住んだことが、親子 3 人、同じ教習所へ通う、という珍しいケースに繋がった。

久しぶりの景色。 ログハウス風に改装されたエントランスと屋内。 上の子の手続きに来たとき左手奥にあったウンターは右手奥に移設され、空いたスペースは待合ソファとトイレに。 僕の通った頃のカウンター内はマナーの悪い中年女性ばかりだったが、今は教育度の高い 20 代の女性が応対をしている。

程なく呼ばれた下の子がカウンター奥の席へ。 遠目に見る横顔は、ちょっと大人びて見える。 その後、書類が出来上がるまでの間、ふと窓外を見ると、そこには相変わらずの風景が広がっていた。

もちろん、車が違う。 僕の頃は黒塗りの車体で、コラムシフトだった。 今は赤と白 ・・・ マニュアルとオートマとで色分けしてるのかな? ルーフの番号は、何と着脱可能に。 うーん、合理的でよろしい ・・・ 陽だまりの中の 1 時間はあっという間に過ぎる。

いよいよ手続きが終わり、昼食を食べにいくことに。 僕はちょっと遠回りを提案。 教習所の最寄り駅には飲食店がほとんどないのだ。 そして大昔、僕が教習所へと通ったその道を歩き、途中、大学時代に住んでいたアパートを左手に懐かしく見ながら、S 駅へと向かった。

 

こんな、陽だまりのような日を “ 幸せ ” と言うのだろう。

 

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