ブルーベルだけど

君にはどうでもいいことばかりだね

角切りステーキ

2009-09-13 06:37:50 | 日記
以前、業務提携打合せを終えての帰社途中、某駅で下車し提携相手の店舗を視察。 そのまま現地で昼食をと考え店舗を物色したけど、どこも混んでて回転も悪そう。 何軒かまわっているうちにペッパーランチへ辿り着く。

ペッパーランチも立待ち客を抱える繁盛ぶり。 が、店内に発ちこめる香ばしい匂いにいよいよ覚悟を決める。 ポスターに誘惑され「メガ角切りステーキ」の食券を買い順番待ちをしていると、ほどなく席が空いた。

ペッパーランチは初めてで、鉄板の上でパチパチジュージューと元気一杯音を上げる景色は圧巻。 既に空腹感はピークに達している上、肉は炙った程度で食す嗜好の僕に対し、丁寧に焼き方を伝授する店員。 じれったく感じつつ説明終了を待つ。

薫煙肉に近い風味と、弾力ある独特の食感。 ステーキ肉とは別物だけど結構美味い。 改めて店内を見渡し感じたのは店員の接客の良さ。 少々演じてるっぽい感じだけど、全員が笑顔で明るい。 度重なる不況を経てもなお劣悪な接客で押し通す外食業界では極めて珍しい。

そのペッパーランチがO157による食中毒を相次いで出してしまった。 角切りステーキは混合肉をブロック状に固めた人工物。 生肉一枚から成るステーキと違い菌が内部にも存在する。 事実、ステーキのどん でも同時に同様の食中毒を出した。 原料仕入先も同一じゃないか?

僕が目にした限り、店員の焼き方説明は完璧。 但し、僕のように言うことをきかない客がいるリスクは払拭できない。 調理を客に委ねる方式の限界だ。(僕は何ともなかったけどね) 頑張ってる店員さんも辛いだろう。

客が自らの手で好みの加減に焼く過程がペッパーランチの魅力。 実際、快活な接客を含む動きのある店内は楽しいし美味しさも増す。 なら、徹底した食材管理でカバーしてもらいたい。
コメント
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