ブルーベルだけど

君にはどうでもいいことばかりだね

弔事を台無しにした愚兄

2009-09-18 00:00:01 | 日記
一昨日は親族の弔事を身内で執り行いました。 受付から喪主挨拶まで何とか滞りなく。 なのに葬儀の後・・・酔いの回った兄が連発する愚かな振舞いで台無しにされました、とほほ。

忌中払いの席で全員に自己紹介を強いた段階までは許せる。 但し、宴会でもないのに盛り上げようとするのはカンベンしてくれ。 その上、あろうことか「理屈っぽいのは決して悪いことではない」とか「今後はそちらの家にも期待したい」だと? 前者は故人の性格に対する中傷、後者は故人家の人間関係に対する中傷だったりするから始末が悪い。

更に、喪主の希望に応えてわざわざ残ってくれた故人の親友が困惑する質問を執拗に繰り返す。 返答に窮する悲痛な表情を無視し更に追い討ちをかける。 しまいにゃ「僕は子供の頃成績がよく要領も良かったので、弟には嫌な思いをさせた」と真顔で自慢する始末。 僕が嫌な思いをしてるのは今なんだけどね。(笑)

弔事は概ね喪主と僕を中心に運営した形。 いつもあまり役に立たない変わり者の兄だけど、「愛すべき変人」程度に思っていた。 でも大切な席で家の恥となる言動を重ねるような愚兄では、いよいよ見下し遠ざけるしかない。 まー兄が相当強いコンプレックス持ちだということだけは明確になったけど。

「劣等感」と誤訳されてしまったコンプレックス。 正しくは「受入れ難い現実から逃避するため、虚偽の認識を構築する無意識の行動」。 ちなみに劣等感の強いひとはオドオドしてるけど、劣等コンプレックスの強いひとは堂々としている。 だから適度な劣等感は努力・成長の原動力になるけど、劣等コンプレックスで成長することはない。 そして強くなったコンプレックスは自分の心中だけでは制御できなくなり、「現実逃避のための虚偽認識」を暴露し、周りも巻き込まないと収まらなくなる。

確かに兄は小学時代「とびきりの優等生」だったと母から聞いている。 中学時代には「普通に優秀な生徒」になり、普通に優秀な高校へ入学。 高校時代に希望し準備を進めていたホームステイ渡米は成績不良を理由に学校側から許可されず断念。 さして難易度が高くないごく普通の大学の受験にも失敗した。

ところで、年老いた父母も、一杯一杯の喪主もこの醜態をほぼ覚えていません。 苦々しい表情、困惑した表情で固まっていたのは相手家族と故人の親友だけ。 うーん、罪深い。(爆)
コメント
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