脱あしたのジョー

MTオリーブフィットネスボクシングクラブのブログ

IABAの公式ホームページを見て

2023-04-04 | Weblog
IABAの公式ホームページに競技者の食事管理について次のように書かれていた。「As boxing is a weight-making sport, the right nutrition is vital for athletes on the GB Boxing programme. At Ireland’s Boxing’s HQ in Dublin, each elite boxers diet needs to monitored and carefully controlled in order to provide enough energy and nutrients to fuel hard training and promote rapid recovery whilst maintaining body weight within safe boundaries for health and performance.」おおまかに訳すと「ボクシングは体重を区別するスポーツであるため、GBボクシングのプログラムに参加するアスリートにとって、適切な栄養摂取は不可欠です。ダブリンにあるアイルランド・ボクシングの本部では、各エリートボクサーの食事はモニターして慎重に管理し、ハードなトレーニングに必要なエネルギーと栄養素を供給し、迅速な回復を促す一方で、健康とパフォーマンスのために体重を安全な範囲に維持する必要がある。」とのことだが、この文を見て私は2年ぐらい前に甲子園の予選で連投した投手を使わなかったことで試合にまけたことが話題になっていたことを思い出した。元プロ野球選手などは勝負がかかっているのだから、投げさせるべきだと息巻いていたが、しかしアマチュアスポーツの目的とプロは違う、大きなけがや故障させないためにも適切に休息させることも指導者の責任だと思う。無理な減量はパフォーマンスがさがるし、ダメージが残って危険である。それを有利だと勘違いするのは大きな間違いである。さらに体を小さくして出場するなんてはっきり言って情けない話だ、それだったらウエイトトレーニングをして体を大きくして大きい相手に向かっていくほうが勇敢だと思うし、無理な減量をするのだったらウエイトをあげるほうが正しい選択であると思う。ボクシングは危険なスポーツである。だから医師や医療関係者の協力なくては競技自体が安全であり、健全なものにはならないと思っているが、向こうでは練習試合はほとんどナチュラルウエイトだったし、公式も2、3キロぐらいしか減量したことがない、体重が増えれば階級をあげたし、実際にそのほうが調子が良かったことは確かであった。日本人の場合よくありがちなのは減量が目的になってしまっていることだ。人によってはこれもひとつの通らなくてはいけない壁だと勘違いするが、しかし目的は競技でベストパフォーマンスを実行すること、そしてかつけがやダメージをのこさないこと、それがアマチュアスポーツで競技する上でのカテゴリーだと思う。
参照
Irish Athletic Boxing Association website
”Importance of Nutrition to the Athletes”

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