明日から7月、もう夏である。
夏となると怪談話であるが、ハワイにはそういう怪談話が多い。
むこうにいた頃はとにかくそういう話を数多く聞いたのだが、UH(ハワイ大)のキャンパスの絵の近くに幽霊があらわれるという噂を聞いて夜、いやいやながらにつれていかれたこともあったし、某ホテルの赤いドレスの女なんていうのは、観光客の間でも結構有名な話である。
そして特に有名なのはヌアヌパリという崖のようなところがあって、ここはむかしカメハメハの時代に戦いがあってここから多くの兵士がおとされたそうだが、この付近を豚肉をもって通るとかならず幽霊があらわれるそうで、地元の人間はそこを通る時はポークサンドウイッチさえももたないという。
なぜ豚肉かというと、当時はこの豚肉が神聖なるもので、それは男性しか食べることができなかったそうである。
もし女性がこれを食べれば死罪にあたるほど、それは神聖で高価なもので、その豚肉を持って通ると、むかしそこでなくなった兵士たちがその豚肉を求めて集まってくるそうであるが、最近にわかに出て来たゴースト研究家のグラント博士なども、その著書ハワイアンゴーストストーリーなどでとりあげているほど、こういったハワイのゴーストストーリーは有名で、実際目撃談も多い。
私がある人に頼まれて、観光案内をしたことがある。
二人組の名古屋から来た女性であるが、滞在中世話をしてやってほしいということで、お世話をしたのだが、来て一日目は時差があって十分に寝ていないので、その日からどこかに連れて行くのは、少ししんどいので、今日はゆっくり休んで明日、どこかのビーチに行きましょうということになった。
でその次の日私は友達のピーターの車で、待ち合わせていたホテルのロビーに行ったのだが、彼女たちの様子が疲れているようであった。
昨日寝たのかと聞くと、かえってきた返事は寝ていないということであったのだが、昨日あれだけ疲れていたのに寝てないのというのは不思議である。
昨日昼食を食べた時に、しんどくて食事もほとんど残していたのに、何かへんだと思いながらも、ピーターお得意のビーチへと車を走らせた。
しばらくするとその女性の一人が私に声をかけて来た「あのう実は昨日寝れなかったんですよ」と、一瞬ぎょっとしたが、話を聞いてみると、昨日の夜彼女たちはたいへんおそろしい体験をしたそうである。
どういう体験かと言うと、その日は二人ともかなり疲れていたようで、だいたい10時過ぎにはベットに入ったそうである。
そしてしばらく話していたのだが、時差ぼけと旅の疲れもあり、うとうととして眠ってしまったのだが、しかし突然二人はある異様な音で目を覚ましたそうである。
どういう音かははっきりおぼえてはいないが、閃光がきらめくような音が、ラナイからバチバチバチと聞こえたそうであるが、しかしここは地上何十メートルの高い場所、一体何事と思いきやラナイをおそるおそるのぞいたが、そこには誰もいないし何もない。
不思議に思ったのだが、明日のこともあるので再びベッドに入ったのだが、その時再びラナイからバチバチという音が聞こえ、しかも今度はそのバチバチという音の後に、女性の笑い声のようなものが聞こえたそうで、そこから恐ろしくなって寝ることができなかったそうである。
実はこのホテル過去に人が死んだそうで、その幽霊か赤いドレスの女かはわからないが、このホテル付近では度々目撃談があると言う。
彼女たちはもうホテルの戻りたくないというので、ある日系人の人に話をして、滞在中はそこに泊っていたのだが、ハワイにはこういう不思議な話が多く、私自身体験はしていないし、半信半疑ではあるが、こういう話をたくさん聞いた。
夏となると怪談話であるが、ハワイにはそういう怪談話が多い。
むこうにいた頃はとにかくそういう話を数多く聞いたのだが、UH(ハワイ大)のキャンパスの絵の近くに幽霊があらわれるという噂を聞いて夜、いやいやながらにつれていかれたこともあったし、某ホテルの赤いドレスの女なんていうのは、観光客の間でも結構有名な話である。
そして特に有名なのはヌアヌパリという崖のようなところがあって、ここはむかしカメハメハの時代に戦いがあってここから多くの兵士がおとされたそうだが、この付近を豚肉をもって通るとかならず幽霊があらわれるそうで、地元の人間はそこを通る時はポークサンドウイッチさえももたないという。
なぜ豚肉かというと、当時はこの豚肉が神聖なるもので、それは男性しか食べることができなかったそうである。
もし女性がこれを食べれば死罪にあたるほど、それは神聖で高価なもので、その豚肉を持って通ると、むかしそこでなくなった兵士たちがその豚肉を求めて集まってくるそうであるが、最近にわかに出て来たゴースト研究家のグラント博士なども、その著書ハワイアンゴーストストーリーなどでとりあげているほど、こういったハワイのゴーストストーリーは有名で、実際目撃談も多い。
私がある人に頼まれて、観光案内をしたことがある。
二人組の名古屋から来た女性であるが、滞在中世話をしてやってほしいということで、お世話をしたのだが、来て一日目は時差があって十分に寝ていないので、その日からどこかに連れて行くのは、少ししんどいので、今日はゆっくり休んで明日、どこかのビーチに行きましょうということになった。
でその次の日私は友達のピーターの車で、待ち合わせていたホテルのロビーに行ったのだが、彼女たちの様子が疲れているようであった。
昨日寝たのかと聞くと、かえってきた返事は寝ていないということであったのだが、昨日あれだけ疲れていたのに寝てないのというのは不思議である。
昨日昼食を食べた時に、しんどくて食事もほとんど残していたのに、何かへんだと思いながらも、ピーターお得意のビーチへと車を走らせた。
しばらくするとその女性の一人が私に声をかけて来た「あのう実は昨日寝れなかったんですよ」と、一瞬ぎょっとしたが、話を聞いてみると、昨日の夜彼女たちはたいへんおそろしい体験をしたそうである。
どういう体験かと言うと、その日は二人ともかなり疲れていたようで、だいたい10時過ぎにはベットに入ったそうである。
そしてしばらく話していたのだが、時差ぼけと旅の疲れもあり、うとうととして眠ってしまったのだが、しかし突然二人はある異様な音で目を覚ましたそうである。
どういう音かははっきりおぼえてはいないが、閃光がきらめくような音が、ラナイからバチバチバチと聞こえたそうであるが、しかしここは地上何十メートルの高い場所、一体何事と思いきやラナイをおそるおそるのぞいたが、そこには誰もいないし何もない。
不思議に思ったのだが、明日のこともあるので再びベッドに入ったのだが、その時再びラナイからバチバチという音が聞こえ、しかも今度はそのバチバチという音の後に、女性の笑い声のようなものが聞こえたそうで、そこから恐ろしくなって寝ることができなかったそうである。
実はこのホテル過去に人が死んだそうで、その幽霊か赤いドレスの女かはわからないが、このホテル付近では度々目撃談があると言う。
彼女たちはもうホテルの戻りたくないというので、ある日系人の人に話をして、滞在中はそこに泊っていたのだが、ハワイにはこういう不思議な話が多く、私自身体験はしていないし、半信半疑ではあるが、こういう話をたくさん聞いた。