脱あしたのジョー

MTオリーブフィットネスボクシングクラブのブログ

ボクシングアロハ

2007-08-28 | Weblog
私はハワイを中心にボクシングの試合にエントリーしていたのだが、ハワイのジムはたいへんのんびりしていた。のんびりしているといってもそれは決して、そうだからレベルが低いと言うことではなく(むしろ私の時代は全米ランカーがたくさんいたが)悲壮感があまり感じられなかったということで、おそらく減量においても練習にしても誰も無理をしなかったからだろう。試合前に減量気を着た人間は見たこともないし、逆に減量気を着て練習していたら「お前何やってんねん脱げ」とコーチにいましめられたぐらいで、とにかく無理をしなかった。英語でアマチュアとはプロより劣っていることではない、私が思うプロとアマチュアの区別は、それで生活をしているか(お金を得ているか)、していないかということであり、基本的にはレベルや実力は関係ないと思っている。そしてアマチュアという根本的な言葉の意味はそのスポーツを愛しているかいないかである。ラテン語でアマチュアということばは「~を愛する者」という意味合いがあるそうだが、アマチュアとはその競技を愛する愛好者の集まりなのだ。しかしきつい減量ストイックな無理な練習でそのスポーツを本当に愛せるだろうか。やっていて楽しいのだろうか不思議である。

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