脱あしたのジョー

MTオリーブフィットネスボクシングクラブのブログ

ボクシングアロハ 2

2007-08-29 | Weblog
ハワイの産業は日系人の貢献が大きいが、意外とボクシングにおいても日本人は大きな貢献を残している。今でさえハワイの日系人は裕福ではあるが、その昔は貧しく過酷な労働をしなければ生きていけなかったそうである。日系人とボクシングということに関してはっきりとそれを位置づける文献や資料がないので、推測というか、私の意見としてとどめたいが、ハワイでは今80才ぐらいの人がボクシングをやっていたという話をよく聞くし、当時は優秀な選手が多かったという話もよく聞く。エディタウンゼントはハワイの出身であるし、藤猛もそうであるが、これらのことを考えても、貧しい時代にボクシングに出会い、ボクシングを始めた日系人が多かったのは事実である。そして彼らは(当時はたぶん女性はボクシングをしてなかったと思われるので)独自の方法でボクシングを学んでいった。私も実際日系の人からボクシングを教わったが、その方法は独特でパンチの打ち方は空手を思わせるようなもので、今考えればたいへん興味深い内容だった。日本的という言葉をよく使うが、私はここに来て日本的という言葉を実感できた。
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