脱あしたのジョー

MTオリーブフィットネスボクシングクラブのブログ

偏った報道

2015-10-25 | Weblog

この前英語で I dontと I do notの違いについて聞かれた。その違いは強調するかそうでないか、I do notと言う方がnoをはっきり表現できるので強調する時にI do notと使うことが多いと思う。例えばクリントンがかつての秘書と特別な関係を問われた時にこう言った「I do not have sexual relationship with that woman.(あの女性とは特別な関係を持ってません)」インタビューの時I DO NOTとその部分を強く言っていたが、やはりnoをはっきり言う民族はI dontと言うよりもI do notと言ったほうが強く否定できる感じがあるのだろう。

2013年ごろに北と南の南北首脳会談が公開された。実はこれはノムヒョン政権が30年間はこの記録を公表しないようにとしていたのだが、しかし議論がおこり国家情報院が保管していた対話録を公開、韓国内は騒然となった。今から約1年前におこった北と南の情報公開事件を知っている日本人はほとんどいない。実はこの情報公開が韓国の現状をあらわした事件で、このことはなぜ韓国は中国寄りでそしてメディアは反日を煽っているのかと言うことをあらわしていると思う。この対話の内容であるがノムヒョン政権がNLL(northern limt line)を譲歩する約束をしていたと言う内容で、対話は終始北のイニシアティブによって進められていたそうで、このことは政治やマスメディアがそっちより(はっきり言うと問題があるので)で韓国は北が大きな脅威となっていると言うことをあらわしている。この左翼の台頭は経済成長後にとった韓国政府のとった自由政策によるものだ、政治にも自由化を求めたことで、その自由化につけこんで拡大していったのが工作員や革命勢力の左翼でその力が政治やメディアに影響を及ぼして行ったのである。少し話はややこしくなるが左の勢力のプロパガンダはこの国は反日の勢力によって建国されたと言うことである。元来ならばこういう政策にのってはいけないのだが、しかしマスメディアが左寄りなのでどうしても半日を煽る、それは韓国の反日の実態であると思っている。現在の韓国の大統領はパククネである。彼女は非常に評判がよろしくないが、しかし消去法的でも彼女が大統領になったと言うことは正しいことでもある。なぜなら対抗していた候補者は北の傀儡とも言われていた人間で、もし彼が大統領になっていたら日韓の間に大きな軋轢を生み出すだろう。彼女が大統領になったと言うことは少なくともこの国は親日派がつくった国だということをよしとしない左寄りの人を支持することはなく新しい民主化に向けて躍動していると言ってもいいと思う。もうひとつ日本人があまり知らないことだが、彼女のお父さんであるパクチョンヒは有名だ。その彼の伝記が韓国民にひろく読まれていることを知っているだろうか。彼は歴代の大統領の中でも最も評価されている大統領の一人であって親日とも言われている大統領である。その親日でもある大統領の伝記が出版され読まれていると言うことは韓国はテレビで煽るような反日であると言うこともできない。むしろそうでない人たちもいる、少なくともこのまま左に舵をとらせるのは危険だと考えている人たちも少なくはない。その時代に立ち返ることが本当の民主化と言ってもいいだろう。私は歴史学を専攻してはいないが朝鮮半島を理解しようと思ったら、北と南の関係を軸に歴史を見なければ理解できない。日本の歴史問題も軸を間違えれば日本人はとんでもないことをしたということになってしまうが、韓国の半日も然り、ただマスコミが報道することだけを見て理解することは愚かなことかもしれない。

 

 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする