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Mars&Jupiter

おおくぼっちの屋根裏部屋へようこそ!

ヨハン・クリストフ・バッハの「正義を、さもなくば現世に死を(Der Gerechte)」を聴く

2015-08-25 17:25:07 | バロック音楽声楽曲・合唱曲編
昨日はウォーキングを休みました。
今回取り上げるのは1642年にドイツで生まれた作曲家、
ヨハン・クリストフ・バッハが1676年に作曲したモテット、
「正義を、さもなくば現世に死を」である。
原題はDer Gerechte, ob er gleich zu zeitlich stirbtである。
今回聴いたCDはコンラート・ユングヘーネル指揮、
カントゥス・ケルンの演奏による。
合唱とオルガンによりゆったりとした歌が歌われて始まり、
そのあとは軽快なテンポでフーガ風に旋律が展開されていく。
そして、冒頭の部分と軽快な部分を繰り返し、最後は穏やかに終わる。

アンドレーアス・ハンマーシュミットの「おお、すべて心虔しき者らの御父よ」を聴く

2015-08-24 21:52:47 | バロック音楽声楽曲・合唱曲編
昨日はウォーキングを休みました。
今回取り上げるのは1611年または12年にボヘミアで生まれた作曲家、
ハンマーシュミットが作曲した「おお、すべて心虔しき者らの御父よ」である。
彼はドイツ内でオルガニストとして活躍した作曲家である。
今回聴いたCDはフレーミヒ指揮、ドレスデン聖十字架合唱団の演奏による。
オルガンの音に導かれながら、合唱が神を湛えて歌う。
そこにはポリフォニック的で、ルネサンス的な華やかさがある。

ハインリヒ・アルベルトの「一日が過ぎ去っていく(シオンの嘆き)」を聴く

2015-08-23 18:35:53 | バロック音楽声楽曲・合唱曲編
昨日はウォーキングを休みました。
今回取り上げるのは1604年に生まれた作曲家アルベルトが、
作曲した「一日が過ぎ去っていく(シオンの嘆き)」である。
今回聴いたCDはコンラート・ユングヘーネル指揮およびリュート、
カントゥス・ケルンの演奏による。
長い歌詞ではあるが、そこには花嫁と結婚する男性の、
喜びだけにとどまらない苦しみが歌われる。
深い意味を持つような詩の内容である。

サミュエル・ザイデルの「喜びの訪れを伝うる者の足は」を聴く

2015-08-22 22:19:34 | バロック音楽声楽曲・合唱曲編
昨日はウォーキングを休みました。
今回取り上げるのは1615年に生まれた作曲家、
サミュエル・ザイデルが作曲した「喜びの訪れを伝うる者の足は」である。
原題はWie lieblich sind auf den Bergenである。
サミュエル・ザイデルはテューリンゲンのハレ出身の作曲家で、
スウェーリンクに師事し、その後市の音楽監督にも就任したが、
その後その職を解任され、晩年は孤独と貧窮に苦しんだらしい。
今回聴いたCDはフレーミヒ指揮、
ドレスデン聖十字架合唱団の演奏による。
力強く神の栄光をたたえるような内容の合唱である。

フィリベール・ド・ラヴィーニュのソナタ「ラ・バルサン」を聴く

2015-08-21 07:08:24 | バロック音楽器楽曲・室内楽曲編
一昨日、昨日はウォーキングを休みました。
今回取り上げるのは1700年頃に生まれたフランスの作曲家、
フィリベール・ド・ラヴィーニュが作曲したソナタ「ラ・バルサン」である。
ラヴィーニュの生涯については1730年頃にパリのエイアン伯爵の、
音楽教師をしていたこと以外には、分かっていない。
今回聴いたCDはフランス・ブリュッヘンのリコーダー、
グスタフ・レオンハルトのパープシコード、
アンナ・ビルスマのチェロの演奏による。
第一楽章「優雅に」は、リコーダーが奏でるゆったりとした旋律で始まる。
ハープシコードとチェロに支えられて奏でられる旋律は牧歌的でもある。
第二楽章ロンド(あまり速くなく)は、舞踏的な旋律が奏でられて始まる。
リコーダーが自由な感じで生き生きとした旋律を奏でていく。
第三楽章タンブランは、舞曲風の作品である。
タンブランは南フランスの舞曲のことのようである。
その生き生きとした旋律とリズムは印象的である。
中間部はやや叙情的な感じで対照的で、
再び冒頭の舞曲風の旋律が繰り返されて終わる。