Mars&Jupiter

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ウィリアム・シューマンのニューイングランド三部作を聴く

2014-04-27 22:12:11 | 古典~現代音楽北アメリカ編
昨日はウォーキングを休みました。
今回とりあげるのは、1910年生まれのウィリアム・シューマンが、
1956年に作曲したニューイングランド三部作である。
今回聴いたCDはハワード・ハンソン指揮、
イーストマン=ロチェスター管弦楽団による演奏である。
第一曲「喜びあれ、アメリカ」は、ティンパニの音で始まる。
この部分は荒野の世界を感じさせる乾ききった感じである。
その弦楽器と打楽器により力強い旋律が現れる。
フーガ風の展開も見せながら、再びティンパニの音だけとなり、
弦楽器の奏でる旋律によるフーガ風な展開が始まり、
金管楽器も加わり盛り上がり、最後は力強く終わる。
第二曲「イエス、涙を流したもう時」は、
小太鼓のトリルに乗って、木管楽器が旋律を奏でて始まる。
ファゴットとオーボエが旋律を絡ませていくところがいい。
やがて、弦楽器のみの部分となり穏やかに旋律が奏でられていく。
それは宗教的で素朴な響きを持ち、それに木管楽器も絡んでいく。
美しい旋律が木管楽器に現れた後、小太鼓のトリルが加わる。
そして再び弦楽器のみの部分となり、小太鼓の音が響く中、最後静かに終わる。
第三曲「チェスター」は、木管楽器で優しい穏やかな旋律が奏でられて始まる。
そのあと金管楽器が加わり、木管楽器が軽快な旋律を奏でていく。
そして、金管楽器が民謡風の旋律を奏でていく。
そして打楽器とともに盛り上がりをみせて最後終わる。

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