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copo do diaへの道とイヴィコフの「道」

2008-03-17 08:10:33 | 古典~現代音楽ロシア編
昨日はウォーキングを休みました。
西荻窪のから徒歩10分くらいの場所にある
copo do diaという店にボサノヴァのライブを聴きに行った。
とはいえ、店の場所が分からず、善福寺1丁目付近を歩き、
場所が違うことに気づいて駅方面に引き返し、
杉並病院、郵便局と右手に見ながら、やっとのことでたどり着いた。

昨日聴いたのは、セドイの「モスクワ郊外の夕べ」と、
アナトーリー・グリゴリエヴィチ・イヴィコフの「道」である。
ロシア民謡集のCDの中にある曲である。
ワシーリー・パヴロヴィチ・ソロヴィヨフ・セドイは、
1907年生まれで、ソ連時代に大衆のための歌を作曲した。
「モスクワ郊外の夕べ」は、1956年に作曲された。
詩はミハイル・マトゥソフスキーによるもので、
モスクワ郊外の夏の夜の情景を愛する内容である。
小学生の時に聴いた曲で、なつかしい曲である。

レフ・イワノヴィチ・オシャーリンの詩による「道」は、
1896年生まれのイヴィコフが1964年に発表した作品である。
ステップという草原地帯の中で、飛び交う弾丸、
その生々しい戦場の様子が描かれている。
つまり、ここで出てくる道は自分の記憶の中から
忘れ去ることのできない戦争を体験した道なのである。

昨日私が歩いた道はそんな道とはまったく違うが、
店になかなかたどり着けず、迷ったという
記憶に残る道である。

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