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ジャック・イベールの「2つの間奏曲」、そして横浜から星川まで歩く

2008-04-16 06:39:05 | 古典~現代音楽フランス編
昨日は横浜から星川駅まで歩きました。
昨日聴いた曲は、1890年生まれのイベールの作品。
パリ音楽院で学んだ彼は、1919年ローマ大賞を受賞している。
第一次世界大戦時には海軍士官として従軍している。
音楽家とはいえ、戦争とは無縁の時代ではない。

1946年に作曲された「2つの間奏曲」は、
フルートとヴィオラとハープのための作品で、
「Le Burlador(誘惑者の意味だそうだ)」という
スバンヌ・リラールが書いた作品への付随音楽として
作曲された作品に使われたもののようだ。
フランス音楽らしい詩的で、華やかな作品である。

第1曲のアンダンテ・エスプレーシヴォは、
ハープの伴奏にのって穏やかな音楽が奏でられる。
スタイルとしては現代的というよりは近代的である。
第2曲のアレグロ・ヴィーヴォは、
弾むリズムが印象的な軽快な曲である。
イベールらしい北アフリカを想わせる異国風の曲で、
フルートの吹く旋律が感傷的である。

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