Mars&Jupiter

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ジュゼッペ・タルティーニのヴァイオリン・ソナタト短調作品1の10「見捨てられたティド」を聴く

2015-10-14 06:20:57 | バロック音楽器楽曲・室内楽曲編
昨日はウォーキングを休みました。
今回取り上げるのは1692年に生まれたタルティーニが作曲した、
ヴァイオリン・ソナタト短調作品1の10「見捨てられたティド」である。
今回聴いたCDはファビオ・ビオンディのヴァイオリン、
リナルド・アレッサンドリーニのチェンバロ、
マウリツィオ・ナッデオのチェロ、
パスカル・モンテイエのテオルボの演奏による。
第一楽章アフェットゥオーゾ(やさしく、愛情持って)は、
ヴァイオリンの奏でる甘い切ない主題で始まる。
その主題をもとに展開されていく楽章である。
カルタゴの女王ディドの物語をもとにした作品で、
ディドがアエネアスを想う気持ちが描かれているようで、
やるせない想いが伝わってくる感じである。
第二楽章アレグロ・アフェットゥオーゾは、
激しい想いがあらわされた感じの音楽である。
力強く、そして心に秘めた気持ちが伝わってくる。
第三楽章アレグロは、穏やかな感じの旋律で始まる。
しかし、ヴァイオリンには秘めた想いが込められている。
最後は穏やかな感じで終わる。

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