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ヴィンセント・パーシケッティの吹奏楽のための交響曲(交響曲第6番)を聴く

2014-04-26 07:50:54 | 古典~現代音楽北アメリカ編
昨日はウォーキングを休みました。
今回とりあげるのは、1915年生まれのパーシケッティが、
1956年に作曲した吹奏楽のための交響曲(交響曲第6番)である。
フィラデルフィアで生まれた彼は、
コムズ大学、フィラデルフィア音楽院に入学して学び、
ロイ=ハリスに作曲を、フリッツ・ライナーに指揮法を師事した。
卒業後はジュリアード音楽院などで教えるなどした。
今回聴いたCDはフレデリック・フェネル指揮、
イーストマン管楽アンサンブルによる演奏である。
第一楽章アダージョ-アレグロは、
打楽器とホルンの音で幻想的な序奏に始まる。
打楽器のみとなっていったん静まったあと、
主部に入り、木管楽器が主題を奏でる。
そして金管楽器も加わり荒々しく、力強い音楽が展開される。
最後は打楽器と金管楽器で穏やかに終わる。
第二楽章アダージョ・ソステヌートは、
木管楽器がゆったりとした旋律を奏でて始まる。
そして、トランペットなど金管楽器も加わっていく。
最後は神秘的な雰囲気で終わる。
第三楽章アレグレットは、木管楽器が舞踏風の旋律を奏でて始まる。
そして、打楽器や金管楽器も加わり、
軽快でリズミックな音楽が展開されて、
再び木管楽器が冒頭の舞踏風で素朴な旋律を奏でて終わる。
第四楽章ヴィヴァーチェは、軽快な旋律が奏でられて始まる。
打楽器と木管楽器によるこの旋律に金管楽器も加わり華やかさを加える。
そして金管楽器にコーラル風の旋律が現れたあと、
リズミックで荒々しい音楽が展開され、盛り上がったところで終わる。

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