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Mars&Jupiter

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ルーズ・ランゴーの交響曲第5番「草原の自然」を聴きながら、関内から横浜まで歩く

2010-09-01 06:28:16 | 古典~現代音楽デンマーク編
昨日は関内から横浜駅まで歩きました。
途中聴いたのは、1893年生まれのランゴーの作品である。
デンマークの作曲家である彼の略歴は以前触れたので省略する。
交響曲第5番「草原の自然」は、2つ版があるようで、
今回聴いた第2版は1917年から1920年の間に作曲され、1931年に改訂された。
聴いたCDはネーメ・ヤルヴィ指揮、
デンマーク国立放送交響楽団の演奏によるもの。
第一楽章「ソナタ」、レント・ミステリオーソは、
流れるような弦楽器の音に続き、金管楽器が鳴り響き、
生き生きとした旋律が弦楽器中心に奏でられていき、
低音の金管楽器が繰り返す5つの音型が時々現れ、印象的である。
金管楽器が鳴り響いたあと最後は弦楽器のみが残り、次の楽章に続く。

第二楽章フロリドは、のどかな感じの田園風の音楽である。
草原に吹く風のように弦楽器が流れるような旋律を奏で、
ロマンティックな感じの音楽で、オーボエ・ソロが入るところから、
少し曲調は影がつき変化し、金管楽器も入り、少し荒々しさを増す。
最後は弦楽器と金管楽器が残り、静かに終わる。
第三楽章ペザンテ(重々しく)は、弦楽合奏により、
フーガ的に絡み合い、やがて金管楽器と打楽器が加わり、
不安な感じを加え、第一楽章の旋律が金管楽器中心に現れる。
やがてうねるような音楽となり盛り上がり、静まってから、次の楽章に続く。
第四楽章変奏曲風「ソナタ」は、ロマンティックな音楽で、
情熱的に徐々に盛り上がりをみせ、次の楽章に続く。
第五楽章アンダンテは、オーボエとホルンが旋律を奏で、
それを弦楽器も引き継いでいき、舞踏的な北欧らしい旋律が弦楽器に現れ、
オーボエやホルンと弦楽器でそれを繰り返し、
ティンパニの一音が鳴ると、弦楽器が風を描写するような旋律を奏で、
金管楽器が鳴り響いたあと、ティンパニの音が響いて終わる。


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