Mars&Jupiter

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ドミニコ・ツィポーリの組曲ヘ長調を聴く

2015-10-17 18:28:33 | バロック音楽協奏曲・管弦楽曲編
昨日はウォーキングを休みました。
今回取り上げるのは1688年に生まれたツィポーリが、
作曲した組曲ヘ長調で、オルガン作品からの編曲のようである。
ツィポーリはフィレンツェやナポリ、ボローニャ、ローマで遊学し、
音楽の修行をし、イエズス会のオルガニストとしても活躍したが、
その後南米に渡り、アルゼンチンのコルドバで亡くなった。
今回聴いたCDはモーリス・アンドレのトランペット、
ジャン=フランソワ・パイヤール指揮、パイヤール室内管弦楽団の演奏による。
組曲はプレリュード、カンツォーネ、アリア、フィナーレから成っている。
プレリュードはオルガンと弦楽器の響きに乗ってトランペットが旋律を奏でていく。
堂々としたプレリュードに続くカンツォーネは、
各楽器が旋律を引き継ぎながらフーガ風の展開となっていく。
アリアはゆったりとしたオルガンの音に続き。
弦楽器がアリアの優しさあふれる主題を奏でていく。
独奏ヴァイオリンとオルガンの部分を経て、
弦楽器全体の合奏となったあとフィナーレに入る。
アリアで登場しなかったトランペットが入り、
軽快な旋律を奏でていき、最後華々しく終わる。

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