昨日は二俣川から鶴ヶ峰駅まで歩きました。
今回取り上げるのは、1804年生まれのルイーズ・ファランク(ファラン)が、
1842年に作曲した交響曲第1番ハ短調作品32である。
彼女の略歴は以前述べたので省略する。
聴いたCDはヨハネス・ゴリツキ指揮、
ハノーファー北ドイツ放送フィルハーモニー管弦楽団の演奏による。
第一楽章アンダンテ・ソスティヌート-アレグロは、
弦楽器のみで重々しく始まり、そこにクラリネットが加わり、
やがてホルンも加わり、ベートーヴェン風の序奏である。
主部には弦楽器により暗く感傷的な第一主題が奏でられ、
その感じはシューベルトの交響曲風でもある。
対照的で木管楽器に現れる明るい感じの第二主題が奏でられ、
主部は反復されたあと、展開部に入り両主題が変形されていく。
短い展開部を経て第一主題に始まる再現部に入り、
金管楽器と打楽器とともに最後力強く終わる。
第二楽章アダージョ・カンタービレは、
弦楽器のユニゾンで始まり、やがてヴァイオリンに主題が現れる。
前楽章とは違って穏やかな感じで、木管楽器も加わり牧歌的だ。
弦楽器同士で旋律をやりとりしながら、曲は進行していく。
ベートーヴェンの交響曲第6番第二楽章などの緩徐楽章に
みられる感じに似ていて、そこからの影響を感じる。
歌うような美しい旋律が繰り返されていく。
木管楽器も絡みながら最後は穏やかに終わる。
第三楽章メヌエット(モデラート)は、
弦楽器により叙情的な旋律が奏でられて始まる。
メヌエットであるが、悲劇的な感じを抱かせる。
中間のトリオは弦楽器に絡むホルンや木管楽器の感じがいい。
そして冒頭の短調の旋律が再び現れて最後力強く終わる。
第四楽章アレグロ・アッサイは、弦楽器に主題が現れて始まる。
その悲しげな旋律が他の楽器にも引き継がれていく。
もう一つは対照的で明るい感じの主題である。
これらの主題をもとに展開されていき、
シューベルトやメンデルスゾーンを思わせるところもある。
最後は金管楽器も加わり、盛り上がったところで終わる。
ルイーズ・ファランク(ファラン)の交響曲。
こうやって聴いてみると面白く、なかなかである。
今回取り上げるのは、1804年生まれのルイーズ・ファランク(ファラン)が、
1842年に作曲した交響曲第1番ハ短調作品32である。
彼女の略歴は以前述べたので省略する。
聴いたCDはヨハネス・ゴリツキ指揮、
ハノーファー北ドイツ放送フィルハーモニー管弦楽団の演奏による。
第一楽章アンダンテ・ソスティヌート-アレグロは、
弦楽器のみで重々しく始まり、そこにクラリネットが加わり、
やがてホルンも加わり、ベートーヴェン風の序奏である。
主部には弦楽器により暗く感傷的な第一主題が奏でられ、
その感じはシューベルトの交響曲風でもある。
対照的で木管楽器に現れる明るい感じの第二主題が奏でられ、
主部は反復されたあと、展開部に入り両主題が変形されていく。
短い展開部を経て第一主題に始まる再現部に入り、
金管楽器と打楽器とともに最後力強く終わる。
第二楽章アダージョ・カンタービレは、
弦楽器のユニゾンで始まり、やがてヴァイオリンに主題が現れる。
前楽章とは違って穏やかな感じで、木管楽器も加わり牧歌的だ。
弦楽器同士で旋律をやりとりしながら、曲は進行していく。
ベートーヴェンの交響曲第6番第二楽章などの緩徐楽章に
みられる感じに似ていて、そこからの影響を感じる。
歌うような美しい旋律が繰り返されていく。
木管楽器も絡みながら最後は穏やかに終わる。
第三楽章メヌエット(モデラート)は、
弦楽器により叙情的な旋律が奏でられて始まる。
メヌエットであるが、悲劇的な感じを抱かせる。
中間のトリオは弦楽器に絡むホルンや木管楽器の感じがいい。
そして冒頭の短調の旋律が再び現れて最後力強く終わる。
第四楽章アレグロ・アッサイは、弦楽器に主題が現れて始まる。
その悲しげな旋律が他の楽器にも引き継がれていく。
もう一つは対照的で明るい感じの主題である。
これらの主題をもとに展開されていき、
シューベルトやメンデルスゾーンを思わせるところもある。
最後は金管楽器も加わり、盛り上がったところで終わる。
ルイーズ・ファランク(ファラン)の交響曲。
こうやって聴いてみると面白く、なかなかである。