Mars&Jupiter

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アントン・ドヴォルザークの歌曲集「聖書の歌」作品99を聴きながら、片倉町から横浜まで歩く

2011-07-06 06:19:05 | アントニン・ドヴォルザークの作品
昨日は片倉町から横浜駅まで歩きました。
途中聴いたのは、1841年生まれのドヴォルザークの作品。
歌曲集「聖書の歌」作品99は、1894年に作曲された。
原曲は10曲あるようだが、そのうちの最初の五曲が、
このCDでは管弦楽つきの歌曲となっている。
今回聴いたCDは、インドジフ・インドラークのバリトン、
ヴァーツラフ・スメターチェク指揮、プラハ交響楽団の演奏である。
歌詞はCDの英訳をもとに訳してみたので、
不正確な部分はあるかもしれません。
第一曲「主の周りに雲と暗闇がたちこめ」は、
劇的な管弦楽の始まりに続きバリトンが歌う。
ワグナーの楽劇の一場面を聴いているかのようである。
第二曲「主よ、わが盾、そしてわが隠れ家よ」は、
フルートなど木管楽器とバリトンによりやさしく歌われる。
弦楽器も加わるが、フルートとバリトンの絡みが美しく、
途中で曲調が変わり、劇的な感じでそのまま終わる。

第三曲「神なる主よ、わが祈りを聞き給え」は、
弦楽器のゆったりとした伴奏に乗り、バリトンが歌う。
木管楽器が途中で絡み、牧歌的な雰囲気を醸し出す。
情熱をこめてバリトンが歌い、劇的な感じの展開となる。
第四曲「おお、わが羊飼いは主」は、ホルンの吹奏に続き、
バリトンが歌い、その掛け合いが続き、フルートと弦楽器が入る。
木管楽器が加わり、やさしくバリトンを支えていく。
バリトンは叙情的な旋律を歌い、最後は弦楽器により静かに終わる。
第五曲「喜びの歌を、われはなんじに歌わん」は、
管弦楽全体により民謡風で舞曲風の旋律を軽快に奏でて始まる。
続いてバリトンが歌い、管弦楽全体の部分とバリトンが歌う部分が、
交互に現れて繰り返され、最後はおだやかな感じで静かに終わる。
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