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Mars&Jupiter

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ジュール・マスネの組曲第7番「アルザスの風景」を聴きながら、鶴ヶ峰から二俣川まで歩く

2011-01-25 05:16:51 | 古典~現代音楽フランス編
昨日は、鶴ヶ峰から二俣川まで歩きました。
途中聴いたのは、1842年生まれのマスネの作品。
ロワール県モントーで生まれ、1848年パリに一家で移り住んだ。
そのあと、パリ国立高等音楽学校へ入学し、にちに教授となった。
オペラ作品で当時人気を得たが、合唱作品や管弦楽曲も残している。
組曲第7番「アルザスの風景」は、1881年に作曲された。
アルザスの民謡やコラールを用い、ある日曜日のようすを描いた作品である。
聴いたCDは、ジョン・エリオット・ガーディナー指揮、
モンテ・カルロ国立歌劇場管弦楽団の演奏によるものである。
第1曲「日曜の朝」は、木管楽器中心に軽快に始まる。
やがて弦楽器が入り、のどかな感じの素朴な旋律が奏でられる。
中間部では弦楽器中心に優しい牧歌風の旋律が奏でられ、
再び冒頭の旋律が現れ、最後はその牧歌的な感じの中で静かに終わる。

第2曲「酒場で」は、ティンパニが最初荒々しくリズムを叩き、
そのあと弦楽器は舞踏風の旋律やリズムを奏で、
打楽器と管楽器がそれに華やかさを加えていく。
その冒頭の部分が繰り返され、中間部ではホルンの吹奏と、
オーケストラとの掛け合いが続き、山岳的な部分をみせ、
そのあと冒頭の舞踏風の旋律が再び現れて、軽快に終わる。
第3曲「菩提樹の下で」は、弦楽器が流れるようなのどかな旋律を奏で、
チェロが歌うような旋律を奏で、クラリネットがそれに応える形を繰り返す。
牧歌的で平和な感じの美しい旋律の曲で、最後は両者が絡み合って終わる。
第4曲「日曜日の夕方」は、軽快な旋律がオーケストラ全体で奏される。
金管楽器や打楽器も加わり、華やかさを加えている。
途中でトランペットと太鼓の行進風の曲が現れる。
そして、チェロが悩ましいような旋律を奏で、
繰り返し行進曲風の曲が現れ、突如第2曲の舞踏風の旋律が登場する。
最後は冒頭の旋律が現れ、盛り上がりをみせ、華々しく終わる。