そりゃおかしいぜ第三章

北海道根室台地、乳牛の獣医師として、この国の食料の在り方、自然保護、日本の政治、世界政治を問う

静かに高校生たちの勝利すら祝えない狭量な民族主義者たちは彼らの汗と笑顔を見倣うべきである

2024-08-23 | 民族
今年夏の甲子園である第106回全国高校野球選手権大会は、京都国際高校がが2-1で関東第一を破り、春夏を通じて初優勝を果たした。
私の古里京都の高校の優勝は68年ぶりであるそうだ。9回終わって0-0の好ゲームで、我々世代には馴染の薄いタイブレークを制しての勝利である。地元なのにあまり聞いたことがない名前だと思って調べたら、戦後間もなく開校した韓国系民族中学校が前身で、校歌が韓国語である。私たちの校区には普通に朝鮮人学校があって、シマチョゴリなど違和感なく幼いころから見ていた。今回優勝したことで、誹謗中傷する声があるというのである。
資格の問題を問う声非難やベストフォー四になった時には、脅迫電話などもあったというのである。
そうした違和感に、京都国際高の白承桓校長は今日は優勝した良い日だからとコメントを避け、西脇京都府知事は「差別的な投稿や誹謗中傷など、あってはならず、許されない行為だ」と差別的な投稿は厳に慎むよう呼びかけている。  韓国メディアも高い関心を示し、聯合ニュースは「民族学校が奇跡の歴史を刻んだ」と速報。尹錫悦大統領もフェイスブックに「在日同胞に誇りと勇気を与えた」と優勝を祝うメッセージを投稿している。 
こうしたことも背景のあるのだろう、皇国史観を掲げる嫌韓の人達が騒いでいるのであろうが、高校生の爽やかな汗にそうした概念を持ち込む愚かさを自覚するべきである。古里の高校生の優勝を祝いたい。

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