そりゃおかしいぜ第三章

北海道根室台地、乳牛の獣医師として、この国の食料の在り方、自然保護、日本の政治、世界政治を問う

記者会見を嫌ってどうするのだろう

2021-01-17 | 民主主義

何とも恥ずかしい記者会見と40日前に書いたが、いよいよれが激しくな厳しくってきている。緊急事態宣言後の記者会見はたった52分であった。質問者を特定したり、事前のメールなどの紹介を強要している。
何よりも追加質問を認めないのは、言いたい放題にさせてくれ、回答の内容はまるで神聖にして侵すべからずと言った姿勢である。質問に間違いがなかったか、はぐらかすような内容であっても、そのことは受け付けないということである。
官房長官時代に東京新聞の女性記者の質問に、答えなかったりはぐらかしたり噓を付いたりした経験がこうさせたのだろう。ついには困って菅は、あなたの質問に答える義務はないとまで言ってのけた。職務放棄である。
それに、会見会場には数少ない新聞社記者しか入れないばかりか、気に食わない新聞社の質問は受け付けることがない。そういえば前代未聞の二度目の弾劾を受けたトランプ大統領が、記者の質問を直接断ったり出て行けと怒鳴っていた。トランプのように明るくはなく、ちゃんとやっているように見せ変えるなど菅義偉のやり口は陰湿である。菅はトランプのようにおれがやりたいことに反対する奴の話は聞かないというだけの度量がない。
政治はある意味選択であるといえる。一方的に正しいことは少ない。言い換えれば常時ガラス張りで、検証をし批判されながらも行われるものである。それをやらないにはファショ体制といえるが、批判に耐えられる度量がなくてはならないが、このショボイ首相のそんなことはできない。結果選択した記者会見の方式が、指名制と短時間で追加は許さないというものである。
記者会見が嫌なのは、表情を見ていれば良く判る。民主主義の根幹が後手後手首相によって蔑ろにされてしまう。

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