そりゃおかしいぜ第三章

北海道根室台地、乳牛の獣医師として、この国の食料の在り方、自然保護、日本の政治、世界政治を問う

お詫び行脚は裏目に出ていることも気が付かない裏金議員たち

2024-04-09 | 岸田文雄
何ともこの人物何もわかっちゃいない。離党勧告を受けた世耕前参院幹事長であるが、犬猿の仲の二階俊博の不出馬宣言もあって衆議院鞍替えを画策したりと、選挙民から大顰蹙をかっている。
リコール運動が起きているのを知らぬげに、家業の近畿大学理事長職については、「政治活動とは関係ありません。政治責任は取らせていただいた」と続投を表明している。そして、6日行われた入学式に登壇し、約8千人もの新入生を前に「変化の激しい社会における自分の立ち位置をしっかり把握して、、」などと挨拶、よくもまあ言えたものである。
裏金問題は党員資格を返上すれば、政治責任を取ってことになり免罪されるという感覚が、国民意識とかけ離れている。
一年間の党員資格停止の下村博文は、支援者回りのお詫び行脚をしている。これまで幾多の不祥事を繰り返してきた下村は、何処に顔出しても評判がすこぶるよくない。東京の選挙民は冷ややかである。
同じく一年間の党員停止の西村康稔も、地元で「初心にかえり、再出発」などビラ配りをやっているが、「再出発の前に、まだ説明が足りていない」という批判が上がっている。 
一年間の党役員停止の事実上お咎めなしの、萩生田光一に至っては、政倫審にも出ていない、高額の裏金を受けていながら説明不足だと、八王子市内の自民党支持者に、「よく表に出てこられるよなぁ」と、選挙民は呆れ顔である。
そもそも事実解明が全くなされていない。急遽裏金に色を付けて政策活動費に塗り替えても、疑義が張れるはずもない。5年前にかっぱらった商品を棚に戻せば、無罪になる議員特権が問われる。塩谷立のように異議申し立ての正当な反旗に、自民党は絶えられるのか。
この議員たちに反省の意志は皆無である。選挙で議席を得られれば、復党するのは既定の路線が待っている。

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