安倍晋三の失態が報道されない。報道されないならまだしも、NHKの安倍晋三側近の”カイセツシャ”岩田明子に至っては、事実から外れても、褒めちぎるのである。イランにボーっといって、何の成果もないどころか世界に日本総理の醜態を披瀝し、初心者外交とバカにされたばかりである。これをこともあろうか、NHKのカイセツシャ岩田明子は、ローハニ大統領もハメネイ師も、安倍晋三の忠告を重視したと国民に伝えた。視聴者を馬鹿にした、大本営発表である。
テレ朝系のニュースステーションの、安倍晋三に執拗に質問をして追い詰めたディレクターが左遷された。
〇ロシア外交の無成果と破たん
本ブルグで重ねて述べているが、ロシア外交は完全に破たんしている。プーチンに手玉に取られて決着した。安倍とプーチンが言うように、領土問題は「私たちの世代で決着」した。しかも200億円の援助も込みである。
幸いなことに、ビザ内交流で女抱きたいと騒ぎまくった男の醜態が報じられて、安倍の醜態が消された形である。
〇韓国とは破局状態
韓国政府は徴用工の問題で国家間の決め事よりも、民意に沿った保身が問題を複雑にしてしまった。拉致被害者の韓国帰還問題で問題を起こした安倍晋三が総理になって、慰安婦問題でNHKにクレームを入れたり、朝鮮総連の問題で何の対応もしなかったりとしたことが背景にある。
政権内の韓国とのパイプが消えてしまったのである。単色化された政権は、異なる意見を排除するからである。艦船の些末な出来事すら解決できずに、ひたすら拡大するのを見つめるだけであった。歴史上最悪の関係になるといえる。
〇北朝鮮とは断絶状態
北朝鮮は暴走国家であるが、侵略国家ではない。暴走を抑えるために中国が議長になって、韓国、ロシア、アメリカ、日本が問題解決に取り組んだ。この六者の協議国は、それぞれの立場から北朝鮮に多極的に取り組みを行っている。何もできずに静観するだけなのが、安倍晋三の日本である。北朝鮮には相手にもされない。
〇中国とはようやく口をきいてもらえた
習近平には握手もろくにしてもらえなかったが、経済力がついてきたことを背景にして、ようやくお話をしてもらえるようになった。経済や民間はともかくとして、政治の段階では日本をなんとも持っていない。
アメリカを動かせばついてくると、たかをくくっている。これは世界中のどの国もそう思っているだろう。
いずれにしても、外交の失態を全く報道していない。安倍晋三の会食の効果であろうがあまりにも国民を馬鹿にした報道関係の姿勢といえる。