そりゃおかしいぜ第三章

北海道根室台地、乳牛の獣医師として、この国の食料の在り方、自然保護、日本の政治、世界政治を問う

一気に面白くなった東京都知事選挙、自民党下野の始まりになればと思う

2024-05-28 | 岸田文雄

本ブログ先日24日の、いずれにしても小池百合子が再選されるした内容を訂正しなければならない。東京都知事選に立憲民主党の蓮舫氏が、無所属で立候補したのである。圧倒的に選挙に強い蓮舫の参入は都知事選に緊張感を与えた。衆議院補選と静岡知事選と、4連敗の自民党を見ての蓮舫の立候補と思われるが、廃線に何とも思っていない岸田にとって鉄槌になればいい。
蓮舫の立候補宣言の記者会見場での熱気はかつてないものがあった。一般ジャーナリストにも開放したからである。
蓮舫は会見の冒頭、「国民の声は、はっきりしていいる。裏金議員、政治と金に揺れる自民党に手を貸す小池都政、この小池都政にリセットをかける。この先頭に立つのが私の使命。反自民政治、非小池都政を掲げる」というものであった。
8年間の小池都政について「功績、実績はどうか。『7つのゼロ』公約、どこにいったのか。介護離職、残業、都電の電柱(新設)、多摩格差、満員電車、どれもゼロにはなっていない」と指摘、「『12のゼロ』も公約として掲げていた。原発ゼロ、ブラック企業ゼロ、隠蔽ゼロ。どこに行ったのか? 今は小池都知事から「ゼロ」公約の声は聞こえない。その代わりに突然思いついたかのような政策ばかりが印象に残っている」とも語った。
神宮外苑再開発やプロジェクションマッピングなど不評のもの見直しなどを掲げている。
東京オリンピックなど負の遺産についての言及や、大企業におもねる様な開発がお好みの小池百合子は、自民党の遺物を抱き込んだ都政を続けてきたといえる。
安芸高田市の市長石丸が、東京一極集中反対を掲げて立候補している。小児の痴話げんかのようなやり取りをユーチューブにアップして、名の売れた石丸であるが、都知事選への立候補は矛盾している。ならば地方で戦えと言いたい。維新が支持を検討しているようではあるが、石丸が受けるかどうかは不明である。
候補者が20人ほど乱立するようではあるが、結局は蓮舫と小池百合子の与野党対決の一騎打ち構図には変わらない。
小池にはボロボロでも自民党が支援するかであろうが、小池は拒否するかもしれない。岸田が応援に来ては困るであろう。かつて二重国籍問題を突っ込まれた蓮舫が、小池の経歴詐称を突っ込むとは思えない。蓮舫が勝利する可能性が高いであろうが、岸田が自民党の政治と金の問題を変えるとは思えない。岸田にそんな度量などありもしない。都知事選が自民党下野の始まりになればと思う。

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