アメリカはたった一人の、武漢帰りの中国系アメリカ人の発病者が35名に感染させたが、一月も経たないうちに感染者が1万人を超えた。イラン、スペイン、ドイツ、フランスも1万人を超えている。イタリアでは死者が中国を上回り、3405人になった。日本とドイツが死亡者が少ないのは、医療体制が充実しているからであるが、異常に少ない低さ数である。
今回の新コロナウイルス(COVID-19)の特徴は、発病までが長いことである。2週間もしくはそれ以上あって、しかも80%もしくはそれ以上が軽症か無症状であることが解ってきている。
更には、日本では感染源が不明の感染者が日を追って増えている。専門家会議の指摘するクラスターと呼ぶ、特定の集まりなどからの新たな感染者は行政の指導もあって激減している。
その一方で孤発例はこれから増えるであろう。発病者が分散しているような状況になるが、そうした例に対しては防疫の基本的な対策は全く取り組むことができない。唯一可能な方法は可能な限りの検査をすることである。現状では、PCR検査しかなく積極的に行うべきである。このことについて明確な説明をしてくれる、政治家も医療関係者もいない。
未だに1万件に満たないし、韓国の23万件を見るとりつ然たる思いがする。日本では感染ピークは今後とも現れることがなく、何時までも孤発例が続くことになる。
日本は極端な消極的検査で感染者の実数不明なかでの死亡率は2.95%。
これだけでもドイツと日本の力量の差が分かるが二国間の医療情報を見ると日本だけが異常なのだろう。
オリンピックに関してはドイツのバッハも狂っているが日本の国内はさらに狂っていて誰も中止や延期を言い出せない恐怖政治状態。
日本のコロナウィルス対策は成り行き任せで情報は何故か脚色されているかに見える。
自然淘汰 弱肉強食 優勢主義 免疫力期待型か?これは高齢者や弱者は切り捨てて、免疫をつけたものだけが生き残る社会を目指していると受け取れる。
毎日4000人の作業者を投入している現状のなかで被曝リスクと感染リスクを抱える事を指摘しておきたい。