そりゃおかしいぜ第三章

北海道根室台地、乳牛の獣医師として、この国の食料の在り方、自然保護、日本の政治、世界政治を問う

平和国家コスタリカに顔向けできない日本

2022-11-26 | 平和憲法
明日ワールドサッカーで日本が対戦する中米の小国、コスタリカは日本と同じ軍隊を持たない平和国家である。4年前に当地の九条の会で、「コスタリカの奇跡」というドキュメンタリー映画の上映会をやった。
1949年国家的討論を重ね軍隊をなくすことを憲法に明記した。手本になったのは日本の憲法前文と9条である。兵士の数だけ教師を合言葉に、軍隊にかけた予算を教育と医療に回した。やがてそれらを無料にすることができた。
そして自然保護に取り組み今ではそれを観光資源として、観光立国を目指している。平和国家を目指せが攻撃などされることはないと、1983年「非武装中立」を宣言する。
1986年にアリアス大統領が就任し、アメリカの対ニカラグア強硬政策に追随に反対し、アリアス大統領によって国内の外国基地を撤去し、さらに中米紛争そのものの解決のためにも尽力し、中米和平実現のための努力に対して、アリアスには1987年にノーベル平和賞が与えられた。
今では使い捨てプラスチックの使用を禁止し、世界に先駆けてカーボンニュートラルを目指す。電力はほぼ100%再生可能自然エネルギーになっている。
日本は同じく憲法に軍隊の保持を禁止しながら、世界3位の軍事大国を目指している。安倍晋三の虚言と妄言それに、対米追従従属国家として、国外の世界最大のアメリカ軍基地をいくつも抱き、原発を抱え石油など化石燃料発電所を並べている。コスタリカに顔向けできない恥ずかしい国家に成り下がっている。

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