そりゃおかしいぜ第三章

北海道根室台地、乳牛の獣医師として、この国の食料の在り方、自然保護、日本の政治、世界政治を問う

「民進党」ねぇ~、なんとダサい名前であるか

2016-03-15 | 立憲民主党
民主党が維新の党会と合併して、新党名を「民進党」とした。なんとダサいネーミングか。国民が記憶にとどめて選挙で書いてもらうためには、7月の参議院選挙(たぶん衆参同時選挙になる)は近すぎる。
実質的には出戻りが半分の維新の会を吸収したにも拘らず、党名を変更することこそ奇異である。維新の会こそ、太陽の党(立ち枯れとか日本をよくする何とかとか)が出て行ったり、みんなの党(結の党だったか)が入ってきたり、おおさか維新の会(橋下徹の親安倍政党)が出て行ったりと、もともと政策も立場も異なる烏合の集団で、バラバラな党である。これを仮にも政権を担った党が呼び込んだのである。しかも党首をはじめとして半分は民主党から出た人たちである。
岡田代表は礼を尽くそうとした律義な面はあるとは言うものの、吸収された側の行き場のなくなってしまった党の、民主党という名をなくせという言い分に道理があるわけでもない。国民に広く知られた名前を捨て去る理由には十分ではない。
民進党であるが政治漫画に出てきそうな、苔が生えたようないかにも古めかしい名前である。台湾の民進党(民主進歩党の略)は同名の党が増えて喜んでいるようであるが、これで夏の選挙の、「民進党」の敗北は鮮明になった。
もっとセンスのある人間が民主党にいなかったのか。それより先に、民主党の本分を貫くようなブレインすらいなかったのか。野党第一党がこんなことでこけるのは見るに忍びない、政党名の改変劇である。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。