
プーチンの思想的拠り所と言われる、極右翼の思想家アレクサンドル・ドゥーギン が、ロシアのウクライナ侵略について、当初は短期間で終わると予測していたと述べている。キーウィの奪還と大統領のすげ替えが目的であったことを暗に示していた。
更に、「これはロシアの勝利か、人類の滅亡しかない。第三のシナリオは存在しない」と述べている。これはウクライナが攻勢になって、ロシアが撤退しなければなくなると、つまり戦闘で敗北が続けば、核兵器を使うぞ西側に脅しをかけているのである。あるいはプーチンに念を押しているのである。
もう二週間で、ロシアがウクライナに侵略をしてから一年になる。今日社会主義国は記念日が好きである。侵略記念日前後に攻勢をかける可能性が高い。それを目前にゼレンスキーは、アメリカに続きEU各国を飛びまわっている。戦車の支援はなんとか頂いた、戦闘機と弾薬をお願いししている。ロシアも武器製造に拍車をかけている
ウクライナは1991年からの領土を減らす気がない。そんな交渉は停戦案はないという。ロシアは議会で東部4州をロシア領土決めている。この二国が和平は無理としても、停戦すら合意点は難しいだろう。
程なくロシアが攻勢を仕掛けてくるであろが、西側からの支援でウクライナが春には反撃を強める押し戻すことが考えられる。あまりウクライナの攻勢が強いと、ロシアは核をチラつかせながら、この戦争は泥沼に入ることになる。下手をすれば数年は続くであろう。
ドゥーギンは、太陽のプーチンがいなくなってもプーチンはいくらでもいると述べている。この戦争を仲介できる人物も機関もない。プーチンはメルケルの引退を見計らいコメディアンが大統領になるの見て、侵略を開始した。メリケルにその可能性がったかも知れない。中国は不介入であるし、国連は機能していない。本来なら、平和国家日本の出番であるが、へいっを日本は放棄し、アメリカ支援に暇がない。
この戦争はプーチンが消えることでしか終結はない。プーチンが自ら撤退するか、テロルによるか、議会が下すかであるが、その可能性も少ない。

しかも鉄道や橋などは一切攻撃しない態度なのですからアメリカNATOのユーゴ空爆とかイラク侵攻とは大違いで「長期戦」を狙っているのか、それとも勝つ気が無いのか。どちらか。
そもそもウクライナ紛争はロシア系市民の自治権を認める2014年ミンスク合意、翌2015年ミンスク合意2しか解決方法がありません。これは米軍制服組トップのミリー統合参謀本部議長も良く知っていて「停戦」を主張しているがウクライナ国粋主義バンデラ派や米国務省など一部が反対している模様。しかし紆余曲折はあるが1年経過して、そろそろミンスク合意3が結ばれる停戦する心算なのでしょう。38度線の朝鮮戦争と同じ解決策です。