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そりゃおかしいぜ第三章

北海道根室台地、乳牛の獣医師として、この国の食料の在り方、自然保護、日本の政治、世界政治を問う

ネオニコチノイドが蔓延する日本

2014-08-13 | 政治と金

本ブログで、一度ネオニコチノイドの危険性を「ネオニコチノイドをご存知でしょうか?」で、取り上げ警告をしました。ミツバチが、原因不明の大量死(CCD)が起きていて、養蜂家たちに深刻な打撃を上げている。
ネオニコチノイドは、昆虫の神経伝達系に関与する化学薬品です。EUでは厳しく制限され禁止されているが、日本では主に水田用として害虫の駆除のために使われている。この化学薬品は、植物の細胞内に取り込まれ、継代することも解っている。いつまで経っても、昆虫を殺し続けるのです。
更には、無害と言われていた温血動物の神経伝達についても、害があると思われることも報告されています。
オランダの研究者が、ネオニコチノイド系の・イミダクロプリトが野鳥の減少に関わっていると、
報告している。オランダに導入された、1990年から、野鳥の減少が始まっていることが判明した。昆虫の減少によるものと指摘している。
又、アメリカ地質調査所(USGS)の初めての大規模調査で、米国中西部諸州のほとんどあらゆる河川が、ネオニコチノイド系殺虫剤で汚染されてることが明らになった。最大汚染濃度は、水棲生物に有害とされるレベルを大きく超えているという。

03 日本でもこの頃各地で、ミツバチの大量死が報告されている。コメ作りには、ウンカ対策として極めて重要な農薬で、多くの農家が使用している。
前記のように、この化学物質は細胞内に取り込まれ、継代する。そのため濃度の分析や影響についても解析などが、極めて困難なのである。
水田農家が夏に無人ヘリなどで空中散布するのが、ウンカ対策である。東南アジアから飛来するようで、農家は主食のコメを守るためと主張するのである。養蜂など圧倒的に微小な存在でしかなく声が届きにくい。野菜や果樹農家でも、ミツバチの減少は深刻になっている。
ネオニコチノイド系の化学薬品は、農家だけの問題ではなく、住宅のシロアリ用やガーデニング用にと、一般家庭でも普通に使用されている。
TPPによる関税などの障壁の排除は、こうしたところでも影響が大きい。身近な問題と一般の人たちも考えてもらいたいものである。

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虫媒花植物、即ち種子繁殖に昆虫の仲立ちを必要と... (MIKKO)
2014-08-14 06:09:30
虫媒花植物、即ち種子繁殖に昆虫の仲立ちを必要とする植物はたくさんあります。
植物好きの私はかねてから農薬の害を感じていました。稲は風媒花で昆虫の助けを必要としませんが、野菜など虫媒花の植物がたくさんあります。だから長い目で見れば影響があるのは養蜂業者だけでなく、もっと広範囲に広がるでしょう。もっと言えば人間が困るかどうか以前に、食物連鎖を始め生物の生態系も狂っていきます。
そう言いながらもこの一文を読むまでは危機感に乏しく鈍感でした。農薬の成分も何となく煙草のニコチンに似たものという程度で、成分名ネオニコチノイドも知りませんでした。ただニコチンは人間の神経中枢に影響を与えるので、農薬の影響も昆虫の神経に留まらないのではないかと思っていました。
今回のご指摘、大変勉強になりました。
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ネオニコチネイド、その被害を身近に感じている一... ()
2014-08-14 09:32:08
ネオニコチネイド、その被害を身近に感じている一人です。
金目にまっしぐらの人間、この地球は、自分たちだけのものと思い込んでいる人間が多すぎます。視点をかえたら、人間以外の生物たちがいつか、人間を適正に生存させようと、行動を開始するかもしれない。
返信する

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